以前 小さなプランターに植えてある親株の花の種がこぼれて子株も生えてきた雪割草(ミスミソウ)*を
大事に育てていました★
ところがその雪割草に栄養をつけてあげようとお米のとぎ汁をせっせとやった結果、枯らしてしまったのでした。
愛着があったので、自分の無知からだめにしてしまい、ひどく落ち込み、もう一度育ててみようという気には
なかなかなれませんでした。
それが去年 生協のカタログに雪割草の苗がのっているのを見て、ダーチャでは前に植えた雪割草が元気に育って
はいるのですが なかなかふえないので また植えてみようかなと買いました。
ダーチャにいくまでに間があったので、とりあえず鉢に仮り植えしました。
雨つづきで鉢も土もすっかり湿ってしまい、なかなか乾かずにいるうちに雪割草はすっかり元気をなくして
しまいました。雪割草と私は相性がわるいんだ、もう買うのはやめようと鉢を庭の隅の方において、忘れていました。
それが今日、夏日のあたたかさに誘われて庭を少しかたづけているとき、雪割草に花が咲いているのを発見!

元気とはいえませんが、新しいぴかぴかの葉も出ています。
うれしい!! シラー・シベリカの鉢とならべました。
どちらもロシアで昔から親しまれてきた春告げ花ポド(発音パト)スネージニクです。
ともに「青色の」あるいは「空色の」雪割草とよばれます。
空色の 清らかな
雪割草の花
かたわらに透きとおった
なごりの淡雪 (A・マイコフ)
チャイコフスキイの「四季」の春に使われているこの詩は、ときにシラー・シベリカをときにセイヨウミスミソウ(西洋雪割草)をうたった詩として紹介されます。
*葉の先がとがって葉が三角形になっているのをミスミソウといいますが、
これは丸くなっています。それで雪割草としました。