写真は、実家で大事にされているもも。右にある
シルバーの入れ物には、尻尾の骨と犬歯が入っています。
ももの初盆でした。
ももが亡くなった時、市に問い合わせたら、「一般ゴミとして焼却処分になります。嫌な場合は、自分の土地に土葬するか、民間の葬儀屋で火葬して下さい。」とのことでした。
(「土葬」についての注意点は
、「わんこの健康・病気」をご参照下さい)
ももは、葬儀屋さんで火葬をお願いしました。
遺骨を拾い終わってから、葬儀屋さんが「ご家族の心情とは別に他人の感じ方は様々ですから」と遺骨についての注意を書いた紙を下さいました。
そこには、次のようなことが書いてありました。
家に置く場合の注意
・先祖の仏壇に置かないこと
・玄関、客間など、来客の目にとまる所に置かないこと
・日向には置かないこと(火葬してても腐敗する場合があります)
・頻繁に置く場所を変えないこと
土に返す場合
・他人の土地には、埋葬しないこと
・庭に埋葬する場合は、人が踏まないように工夫をすること
・散骨する場合は、遺骨を細かく粉砕すること
(遺骨の粉砕は、葬儀屋さんでしてくれるところもあります)
私は、居間にいる時間が多いので、ももの遺骨は居間においています。
葬儀屋さんの注意事項にもあったのですが、「遺骨を目につく場所に置くなんて・」と言われたことがあります。
実家では、「もものお墓をどうしようか」と話になりましたが、皆が気軽に行ける場所がなく、結局、決められませんでした。
お墓の話をしながら、荒地に住んでいる人々が、羊や牛が亡くなると、荒地に埋葬し、その上に苗木を1本植え、「緑の土地になるように」と願うことを思い出しました。
ももにも、こういう埋葬が似合ったかもしれませんね。