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まいぱん日記

身近なあれこれ、植物のことなど

庭の木々は葉を落としています

2021年11月23日 | ダーチャ

中央高速道沿いの山々では紅葉真っ盛りでしたが、北杜市の家の木々は葉を落としていて、今回は右側に甲斐駒ケ岳がよく見えます。写真を撮りたいって思うのは、やっぱりこの風景です。   

真ん中が遠く雪の北岳、その左側の二つ目の平たい山、地蔵が岳のオベリスクがかすかに点になって見えます?

少しカメラをずらせて、甲斐駒を中央に・・・・   

                             日が沈むのはもっと右側です。

 

庭は落ち葉におおわれていました。   

キングサリに花が咲いていると夫がいうので見上げると、何か所かに小さな黄色い花房が見えます。

    

2枝ほど切って、家のテーブルに飾ったら、いい香りがしました。   

花ではなくて、クスサンのさなぎ(スカシダワラっていうそうです)が、ここに5個もついていました。10月には羽化するそうですから、もう羽化したのかしら?   

そういえば、栗の木にリスが一匹きました。見ていたら、隣のカラマツの木に飛び移って見えなくなりました。

花、ありました、ありました。地面にはりつくようにして咲いているノコンギク。(ヨメナとそっくりなんだそうですね。)   

私はこれを17,8年以前から「地獄のノコンギク」って呼んでます。散歩できれいな薄紫色の花を一枝、根つきでとってきて庭に植えました。そしたら1,2年(正確なところは忘れましたがほんとに驚くばかりに短い期間に)8畳間くらいの広さの庭をおおいつくしてしまったんです。そしてさらにその区画を越えて生えてる!! ほんと、地獄のノコンギク!

あとはルナリアの苗があちこちに生えてます。夫によれば、春までにはほとんどがかれてしまうそうですが、でも毎年咲きますから生き残るのもあるということですね。   

お隣のI家の奥さんが欲しいというので苗を掘ってあげたら、フェンネルのおおきな株をお返しにくれました。フェンネルはうちにもあるんですが、うれしい! ちなみにIさんによれば、いつまでも茎を切らずにいると、下からあたらしい芽がでづらいんだそうです。それで家のをちょんぎりました。 

新聞に「自然ぐすり」という記事があって、なにかうちにもあったらいいなって思って、フェンネルは種をとってきて、家に持ち帰りました。いい香り!

 

庭を始めたころは小さなロシアの植物の庭を目指したのですが、通えなくなって挫折しました。

いえ、それ以前に挫折していました。これだけを植えるというのはよほど固い信念をもっていないとできませんね。私にはそんな信念はありませんでした~

そのころ植えたロシアの森のヨーロッパトウヒです。

     

ロシアの針葉樹の森はこのイエーリでおおわれています。小さな苗木ヨールカをクリスマスツリーにします。昔はクリスマス近くにヨールカ市がたったそうです。

でもね、おなじころ、すでに夫がいい木だぞーとフウの木を植えたのでした。

     

そして、はやくもロシアの植物だけの庭の夢はついえたのでありました~

 

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ラベージとアンジェリカを蒔いてきました

2021年11月02日 | ダーチャ

久しぶりに北杜市の家に行ってきました。

朝夕にベランダから眺める風景。

真ん中のかすかに見える白い山は北岳です。

向かって左側の高い山の真ん中の山頂に突き出ているもの(見えない?)が地蔵岳のオベリスクなんですって。

だから地蔵岳はすぐに覚えました。

 

久しぶりに行って草取りをするつもりだったのですが、枯草の中に無数にちらばっている

栗のいが拾いを半日以上。それでも終わりませんでした。

うちの庭の真ん中にこの一本の大きな山栗の木が生えていて、今年は大豊作でした。

栗の実って落ちたらすぐに拾って、食べてしまわないとだめなんです。だから庭に敷き詰めたように

落ちていても、大半が虫食いです。それでも夫が虫食いのない実をたくさん拾ってきたので、ネットで調べて

生のまま冷凍してあります。ときどき取り出してゆでて、食べてます。

 

いが拾いをして、枯草をとって、耕したところに種を撒いてきました。

何の種かというと、ラベージとアンジェリカです。

ラベージって、ロシアではリュビーストクというのですが、ラベージもリュビーストクも

私は聞き覚えのない名でちょっと調べたところでは謎の草だったのでずっと調べてました。

それがね、謎のはずです。ロシア(ウクライナ)では娘が愛する若者のハートをゲットする惚れ草だったんですよ。

実際にどんな草なのか見たく 知りたくなって、種を注文しました。

    

蒔いてきました。手前の名札が立ててある方です。

                           向こうはルバーブ。

ここもいが拾いをして枯草を引き抜いて、耕して蒔きました。

育ったら、UPしますね。ロシアよりはウクライナでごくふつうに庭に植えられているそうです。

アンジェリカはラベージと似ているんですが、こっちの方がロシアでは知られています。

        

レンガを置いて、白い名札が立っているところに蒔きました。 

   

手前はバーバスカム(ビロウドモウズイカ)です。ロシアでは毛の生えた葉から「クマの耳」ともいいます。

たしか、19世紀には「魔女のろうそく」ともいったかな。穂茎にそって咲く花を見立てなんでしょうね。

一時たくさんふえて庭中に生えて、わが家の庭のシンボルフラワーだったのですが、だんだんに

なくなってしまったので、当時を夫と懐かしんで去年私が苗を注文しました。

夫は木を切ったり、畑に鹿よけだといってネットを張っていましたが、鹿よけになりますかどうか?

どこへもいかず 散歩にもでかけないで、ずっと数日庭仕事をして 帰ってきました。

ラベージもアンジェリカも来年春に芽が出て、育っていくのが楽しみ!

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今年もキングサリ咲く

2021年05月23日 | ダーチャ

 北杜市の庭で咲いているキングサリを夫が持ち帰りました。

  

ガーデニングという言葉が流行ったころ、英国の庭で植えられている園芸植物が日本の市場に出回りました。

八王子でもキングサリを見たことがあるのですが、日本の蒸し暑さには合わないのかいつの間にか

見かけなくなりました。

ダーチャには2本植えられていて、毎年咲いています。

キングサリという名は英語の golden chain の翻訳でしょう。golden rain ともよばれます。こっちの方が

ロマンティックで私は好きです。でも訳すとしたら キンノアメもキンイロノアメも変というか落ち着きが

わるいですから、キングサリになったのでしょうね。

ロシアはザラトイ・ドーシチ(金色の雨)です。庭木ですが、ネットを見ると種で売られています。

種から育てるのが好きで楽しみーーロシア人ってそういうところがあります。私にもそれはあって

共感する部分でもあります。

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山々がよく見える季節です

2020年12月05日 | ダーチャ

北杜市の家に行ってました。

今は澄み渡った空気の向こうに山々の連なりがくっきりと見える 気持のいい季節です。

真正面で雪をかぶっているのは北岳。

朝日はこのずっと左からでるのですが、そのときは朝日を背に富士山が浮かび上がります。

夕日の沈む右側には甲斐駒ヶ岳があります。

夕日が甲斐駒の向こうに沈んでしばらくたちました。甲斐駒は右側よりのごつんとした高い山です。

このところ同じ姿勢をとりつづけたり、少し張り切って体を動かすと翌日手足が痛くなるので、散歩をしたり、庭をまわったり、あとはレース編みをしたり、家の中ですごしました。

     

          掃除はこのネズミたちの部屋をしただけ。

     

以前近所から掘ってきて植えた、私たちふたりで勝手に八ヶ岳トウヒとよんでいる木(夫が刈り込んだらしく かっこうわるいです)と

     

赤い実をつけたクリスマスホーリーの枝をお隣(今はこちらに定住)にあげたら奥さんがあっという間にクリスマスリースをうちの分もつくってくれました。

     

     うしろの木がクリスマスツリーに使うドイツトウヒです。やっぱり姿がいいです。

リースはお隣の庭のブドウの蔓です。     

奥さんが新しく子猫がきているからいらっしゃいよというので、おじゃましてぱちり。

子猫はちっちゃくてしなやかで、愛らしくていいですね。

 

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もう10月も終わり

2020年10月29日 | ダーチャ

12年ぶりに泊まりで行ってきたのが9月の終わり。

1か月ぶりに2泊してきました。1月前には緑色だった庭も大分黄色くなっていました。家の前に建築中のドームハウスもよく見えます。電気工事をしているみたいです。

夫は12年間ひとりで通っていたわけですが、それにしては家の中でひどくよごれているところはなくて、感心します。でも、やっぱり行き届かない箇所はたくさんあります。今回は台所回りの掃除で終わりました。(腕の痛いのがぶり返しました。)

秋は進んでいます。

庭の真ん中にあるこの大きな栗の木もそろそろ葉っぱが黄色くなりだしました。今年は実のなり年でした。山栗なので実は小さいのですが、おいしいので、たくさん拾って、茹でて食べました。

黄葉した木のうしろに青く見えるのは南アルプスです。これからは空気が冷えて、山のよく見える季節がきます。

なかなか長くは泊まれない生活ができてしまっているので、しばらくは2、3泊がつづくかもしれませんね。

 

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カリーナ(カンボク)とハート型の種

2020年10月25日 | ダーチャ

夫が持ち帰ったきれいに実のついたカリーナ(カンボク)の枝とハヤトウリです。

    

カリーナの実のなかには平たいハート型の種が入っています。

不思議で、本当にハートの形だったかしら?って、ときどきつぶして確かめます。

           

やっぱりハート型です。なぜこんな形をしているのでしょうね。

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ダリアのドライフラワー

2020年10月18日 | ダーチャ

今年ダーチャから夫が初めて持ち帰ったダリアを途中花びんから引き抜いて、リビングでさかさに吊るしておきました。

そしたら、こんなドライフラワーができました。

      

ダリアでドライフラワーをつくろうとする人はあまりいないかもしれませんが、かんたんにできます。

これは2年くらい前のものです。

        

5月から7月はじめまでずっとPCに座り切りで、以前なら無茶しても大丈夫と自信があったのですが、今回はすっかり体が固まってしまいました。

それに両腕の上の方と両足の膝うらの上が痛くなりました。直ったと思ってもジュリアのときとか、またまたPCに座り切りのときとかのあとはすぐぶり返します。

レース編みをすると、右腕のおなじ場所が痛くなります。

無茶が自分で思うほどきかなくなる、これが年をとったということなのかと実感するようになった2020年です。

でもやることができれば、そのときはきっと後さき考えずに私は無茶すると思う。

われながら心配ではありますが、無茶できる分、がんばれるってことかな?

 

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久しぶりのダーチャに行ってきました

2020年10月01日 | ダーチャ

ダーチャに行ってきました。泊まるのは12年ぶりです。

木々が大きくなっているのに驚きました。

夫が通いつづけていたので道はついてます。野菜畑はそれなりにちゃんとしてるのですが、撮ってきませんでした。

大きな石とずっと前に近所で買った小さなとうろうは苔におおわれています。

赤い実のなっているカリーナ(カンボク)もこんなに大きくなってます。そろそろ紅葉がはじまりだしたようです。

 

朝、夫がまだ眠っている時間に散歩に行きました。12年前までデラ、マイやパンジー、ららちゃんたちと近隣をずい分と歩き回ったので、私にとってなつかしいなじみの散歩道です。みんないなくなってしまって、私も年をとってしまったとしみじみ感じるのでした。

家の中からは木々が大きくなったので見えなくなった甲斐駒(右のほうのどっしりした山)や南アルプスの北岳(左寄りの富士山のような形の山)も散歩道からは望めます。

反対側には八ヶ岳が見えるのですが、電線や拡声器がない場所と思っているうちに撮り忘れました。そうそう以前個人の畑だった場所はソーラーパネルで埋め尽くされていました。道との境には木々が隙間なく植えられているので、見苦しくはないのですが・・・。

あるじの通わなくなった別荘は思っていたよりも少なくて、新しい別荘もふえていました。テレワークでの勤務がふえたこともあるのでしょうか、働き盛りの年代の方たちが多いような?

ずっと空き地だったうちの南側にもすてきなドームハウスが建築中でした。大工さんがひとりで作られていたので、おしゃべりしたついでに「おいくつぐらいの方たちが住まれるんですか」ってきいたら、「4、50代かな」とのこと。

 

庭ではそこここに夫が10数年(?もっとかな)植えているダリアが咲いてます。

     

     この支え棒は夫のお得意らしく 庭のあちこちに突っ立ってます。

これはゴボウ。こんなに背が高くなります

     

コルチカムはいつこんなに殖えたんでしょう?

 

草取りも少しはしたのですが、庭で一番やったことは栗拾いです。山栗で小さいのですが、おいしいので、たくさん拾って、持ち帰りました。

行ってまずやったのは12年間使わなかった自分の部屋の掃除でした。今回はこれをやりに来ました。ベッドにかかっていたものをたたいたり、干したり、洗ったり、カーテンも洗いました。

ぜんぜん充分とはいえませんが、どうにか寝ることができる状態にして、2泊してきました。

左側の窓から見える道路をへだてた空き地はけっこう広く、文字通り一面ススキにおおわれていました。朝日や夕陽に染まって風にゆれるススキはいろんな表情を見せてくれていました。

  

今日は十五夜ですね。月は出たでしょうか。

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カリンカの花

2020年06月03日 | ダーチャ

これが カーリンカ、カリンカ、カリンカ マヤ(私の)♪ のカリンカの花です。

本当は歌のカリーナはセイヨウカンボクで、これはカンボク。

内側のぽちぽちしたのが花で、それを取り囲んでいる花に見えるのは装飾花だそうです。

それが紫陽花よりうすくてはかなげで、好ましいです。

まあるいボールのように花だけの園芸種テマリカンボク(スノーボールとも)は、全部装飾花なので赤く美しい実がなりません。

ロシアのカリーナ(セイヨウカンボク)は花も秋の赤い実もみんなに愛されています。

画像一覧

(実がたくさんなるように改良された種類が多いです。やっぱり森のカリーナがすてき。)

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オトギリソウは干し草のにおい

2019年08月14日 | ダーチャ

ダーチャから夫が帰ってきました。

持ち帰ったのはたくさんのオトギリソウと鈴虫用のクズの葉。                         。

オトギリソウは英語でセント・ジョーンズ・ワート(聖ヨハネの草)といい、聖ヨハネの日(旧暦6月24日 新暦7月7日)の朝に摘んだ草は強力な魔よけの力があるとされ、ドアや窓に吊るされました。

ずい分前になりますが、6月24日の昼休みに友人たちと多摩川に採りに行っていたことがあります。毎年行っていたのですが、だんだん行かなくなって、何年かぶりでひとりで行ってみたら、行けども行けどもオトギリソウがないのです。どうやら、なくなってしまったようなのでした。

ダーチャの庭づくりをはじめたころ、まず、近所のハーブ園で買ってセイヨウオトギリを植えました。それはだんだんにふえて、一時は2畳間くらいの場所に群生していました。6月末から7月初めに黄色い花を咲かせ、それを折り取って、テーブルにひろげて、乾燥させました。そのとき、オトギリソウは香ばしい干草のようなにおいがするのです。このにおいが大好き。

ところが、何年かしたら、突然群生していたオトギリソウがきえてしまったのです。すっかり消えたわけではなく、小さなのが庭のあちこちに生えている状態がつづいていました。

今年、夫がこんなに立派なオトギリソウを持ち帰ってくれて、うれしいです。

今も大きく息を吸い込むと、干草のにおいがします。

 

ダリアの季節がきたようです。昔植えたグラジオラスもまだ咲いてくれているようです。

 

 ジュリちゃん、車にのれるようにならないかな~。

「おうちがだいすきでーす」(ジュリア) 

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