学校教育を考える

混迷する教育現場で,
日々奮闘していらっしゃる
真面目な先生方への
応援の意味を込めて書いています。

公立義務教育学校の不平等

2010-10-26 | 教育
最近とくに目につくようになったことだが,
公立の小学校や中学校で,
自治体によっては,
すばらしく立派な施設をもつ校舎が建てられる場合がある。
単に校舎が古い,新しいというのではなく,
古い校舎の学校との差がありすぎるのである。

どの学校に通うかが,学区制によって原則的に定められ,
学校選択制を導入していたとしても,
すべての希望がかなうわけでもない公立学校のシステムの中で,
この学校施設の差というのは,
本当は大問題なのではないか。

すべての校舎,施設を平等に保つ努力をするか,
もしくは,
老朽化した校舎に通わざるを得ない地域と,
すばらしい校舎に通う地域とで,
税負担に差があってしかるべきではないか,とさえ思うのである。


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1 Comments

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ボロも味なもの (tsuguo-kodera)
2015-11-23 14:58:56
 難しいテーマだと思いました。ぼろい校舎も良いものでした。私も団塊の世代の直上でしたので、卒業すると新校舎がたちました。高3のときだけ新校舎でした。
 今となると新校舎時代より、ボロ校舎にまつわる思い出がたくさん懐かしく思い出されます。食事を床に落とし、床下と下の教室の天井の間に蛆が湧いたこともありました。えらく怒られたことも今となれば楽しい思い出です。
 そういえば貧乏ゆすりを悪ガキが示し合わせてすると女子が地震だ地震だと騒いで先生が慌てたことも懐かしい思い出です。箱物などぼろいほど思い出に残ります。
 次は今は30代半ばの息子の話です。だから20年ほどですので、私に比べたら最近と言えるかも。でもクーラーなし。私の時代にあったストーブの暖房もなし、床は土の土間。オーバーも可の寒さ。その校舎に息子は中高と通いました。
 新校舎設立計画ができ、父兄は全員、かなりの金額の寄付を求められました。私もして、息子が高校を卒業したら高校が新校舎設立になりました。中学も同じでした。でも不公平とは思いませんでした。人生我慢と妥協が大事だと学べた息子は幸せだと私は思いました。
 息子の教育では私立の高い月謝と高い寄付、おまけに休みだらけの学校なのです。でもかだからか、東大受験合格者数が全国一。
 息子の代は中でも最高に近い合格数でした。先生は普通、授業も普通。要するに偏差値の高い生徒が集まっているだけかも。
 まとめです。先生は我慢と妥協の文字が苦手な人が多いのかも。命令に従うのが好きな人、逆に従うのが嫌いな人。要するに妥協も中庸も下手な人が多いのかも。
 この記事も不思議です。世の中の本質が分かっているだろう管理人様が書く文章とは思えませんでした。
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