Cape Fear、in JAPAN

ひとの襟首つかんで「読め!」という、映画偏愛家のサイト。

『Cape Fear』…恐怖の岬、の意。

『拝啓、〇〇様』(9)

2019-01-18 00:10:00 | コラム
~中森明菜の巻~

第一夜:中森明菜のキャリアを我流紹介
第二夜:中森明菜への手紙

きょうは、その第一夜。


東京都出身の53歳、職業は歌手。
このことばは個人的に好きではないのだけれども、もし誰かひとりをそう呼べといわれたら、自分はこのひとを「歌姫」と呼ぶ。

よく親が許したな―と思ったのは、デビュー当時の「ちょっとエッチな美新人娘(ミルキーっこ)」というフレーズ。

そんな売り出しかたは正解ではないと思うものの、性への目覚めを迎えつつある自分世代の少年は、これにピンときたわけだ。
(ということは、「大」正解だったのかも)


オーディション番組『スター誕生!』(日本テレビ)に合格し、ワーナー・パイオニアとレコード契約を結ぶ。

82年、『スローモーション』で歌手デビューを果たし瞬く間にスターへ。

数々のヒット曲は挙げるまでもないと思われるので、個人的に好きな5曲を・・・。(順不同)

『DESIRE -情熱-』(86)

『TATOO』(88)


『Fin』(86)

『難破船』(87)

『二人静』(91)




85年、近藤真彦と共演した映画『愛・旅立ち』が公開される。

マッチファンも明菜ファンも悲鳴をあげたのが、このポスターだった。




殺すんなら、オレを殺せ!!・・・観にいったはずなのに、なにひとつ覚えていなかったり




89年7月11日―。
マッチが住むマンションで手首を切り自殺未遂騒動を起こす。

自分はテレビの速報テロップでそれを知り、晩飯の途中だったが居間を出て部屋に引きこもった。

同年大晦日、マッチとともに謝罪(?)会見を開く。

※ビートたけしの暴行事件のときもそうだったけれど、当時のマスコミのほうが(現在より)品がなかったよ。いろいろ、ずけずけと。



「マッチとは無関係」を強調していたが、手首切ったのはマッチの部屋だったわけで・・・高校生だった自分は、頭のなかでアーデモナイコーデモナイと考えていた。

ネットがない時代で、よかったのかもしれない。
真実と嘘の両方を目にすることになるので。
(今回のNGT48の件は、ネットがあるから知れた真実も多いだろうけれど…)


騒動が沈静化したのち、ゆっくり歌手活動を再開していく。

2002年大晦日、久し振りに『紅白』に出演。
2010年には体調不良により活動を休止、2014年の『紅白』にサプライズ出演して活動再開するなど、(会見を含め)なにかと大晦日に縁があるひとのよう。

近年は主にディナーショーで活躍。
といっても、去年は開催されなかったのだとか?

ゆえに、ここ1~2年の活動はよく分かっていない。

ファンにしてみれば、生きてくれているだけで安心しているのだが。。。

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明日のコラムは・・・

『『拝啓、〇〇様』(10)』
コメント (1)
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