Cape Fear、in JAPAN

ひとの襟首つかんで「読め!」という、映画偏愛家のサイト。

『Cape Fear』…恐怖の岬、の意。

初体験 リッジモント・ハイ(263)

2018-05-23 00:10:00 | コラム
「生まれて初めて買った写真集」の話だが、まずは、「写真」を主題とした映画の5選を展開してみよう。


(1)『スモーク』(95…トップ画像)

ウェイン・ワンによる、とっても素敵な群像劇。

煙草屋の店長オーギー(ハーベイ・カイテル)は、14年間「毎朝」「同じ時刻」に「同じ場所」(煙草屋の前)を撮影している。

同じように見えて、まったくちがう―ゆく河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず、、、ということでしょう。

(2)『地雷を踏んだらサヨウナラ』(2006)



報道写真家・一ノ瀬泰造を、浅野忠信が熱演。

(3)『欲望』(67)

不条理映画作家、ミケランジェロ・アントニオーニのパルムドール受賞作。

このショットは、あまりにも有名ですな。



(4)『アイズ』(78)

フェイ・ダナウェイがカメラマン役を好演するサスペンス。

脚本を手がけたのが、ジョン・カーペンターであることに注目。

(5)『I love ペッカー』(98)

変人監督、ジョン・ウォーターズの「半」自伝的映画。

カメラ小僧によるエッジな作品の数々と、それがもとで起こる町の騒動をユーモラスに描いた。


ケータイのおかげで誰もがカメラマンになれる時代だが、自分には、つくづくその世界の才能はないなぁ、、、と痛感させられる。

ふだんはエラソーに「映画は、光と影のゲージツだ!」なんていっているけれど、
シャッター押すときに光と影なんか計算することが出来ないし! 
被写体ばかりに目がいってしまい、背景のことなんか考えられないし!!


自分の感性に正直になってみると・・・

篠山紀信は、まぁ上手なんでしょうけど響くことはない。
むしろ、加納典明のように「勃起しなきゃ、ヌードの意味はない」とか極端なことをいってしまうひとの作品が見たい。

そして、アラーキーの写真はすごいと思う。



水原希子の告白により、性差別問題が起こりそうなひとではあるが、その作品は、やっぱり迫力がありますよ。


さて結論? そのものは早く終わるからと、だらだら記してしまったけれど、「生まれて初めて買った写真集」は、斉藤由貴の3冊目となる写真集だった。

『風のめざめ 斉藤由貴写真集 漂流姫』(ポニカ出版)



当時、最も好きなアイドルだったから。

えぇそうですよ、オカズにしていましたが、なにか??


由貴さんは、現在も女優として好き。

スキャンダル女優?

それがどうした? と思うし、本人もそう思っている(ように見える)ところが素晴らしい。

それでこそ、自分が青春を捧げたおんなだ! と、エラソーに褒めたくなるのであった―。


おわり。



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明日のコラムは・・・

『グンマーでいこう』
コメント (1)
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