Cape Fear、in JAPAN

ひとの襟首つかんで「読め!」という、映画偏愛家のサイト。

『Cape Fear』…恐怖の岬、の意。

入場はアゲアゲだ。

2018-05-20 00:10:00 | コラム
リングアナのコールと、ファイターの個性にがっちりハマった入場曲、ほとんど自己陶酔気味の実況。

この3つがスウィングすると、こんな風に、至高の空間が生まれる。




つまり入場とは、アゲアゲだ。

ある意味で試合そのものよりも興奮する時間。
(トップ画像は、KINGレイナの入場曲を担当する「DROP DOLL」)


さて那須川天心という、
将棋に例えれば藤井聡太七段みたいな10代の天才が居る。

父親の影響だろう、入場曲はこの世代らしくない永ちゃんだ。



うん悪くない、世代間ギャップも手伝って、それが面白い効果を生んでいると思う。

ファイター本人からしてみれば、受け手のことも考えていないわけではないが「自身をアゲる」ことを最優先にしているのだろうし。

だからこそ、内藤大助は(まさかの)C-C-Bだったわけで。


逆に封印したはずの入場曲を復活させ、お客さんの気持ちに応えたのが、去年大晦日の五味隆典だった。




格闘技ファンのあいだで、よく会話をするのが「自分がファイターだったとしたら、何の曲を選ぶ?」というもの。

自分は、東京事変の『閃光少女』と答える。

「少女」じゃないけどさ、寝技って「ひらめき」「一瞬」の芸術だと思っているので「閃光」っていいな! と思って。



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明日のコラムは・・・

『映画監督別10傑(15)是枝裕和』
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