Cape Fear、in JAPAN

ひとの襟首つかんで「読め!」という、映画偏愛家のサイト。

『Cape Fear』…恐怖の岬、の意。

シネマしりとり「薀蓄篇」(248)

2018-05-16 00:10:00 | コラム
ぶんか「つ」→「つ」ばさ

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♪ この大空に翼を広げ、飛んでいきたいよ

悲しみのない、自由な空へ 翼、はためかせ いきたい ♪

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ロマンのある歌、よねぇ。

でもたぶん、空にだって悲しみはあるのだろうけれど。。。


ヒトがこれ以上の進化を遂げないと断定したとすれば、翼を獲得することは出来なかったわけだ。

それでも空を飛んでみたいという強い思いが、飛行機などの発明につながっていったのだろうね。


空を飛びたいという思いは、自分にもある。

ただ翼の魅力というものは「飛べる」だけではなく、あのフォルムも関係しているのでしょう。

構造的には傘と同じだよね、ふだんはまとまっていて、飛翔時に全体像が見えると。


映画のなかの翼、飛行機と鳥類を除けば「ほぼ天使」(翼というか羽のイメージかな)となってしまうのはしょうがない。

だからこそ天使が、特別なものに映るのだろうし。


以下、印象に残る「映画のなかの翼」5選。

(1)『ツイン・ピークス/ローラ・パーマー最期の7日間』(92…トップ画像)

映画の出来としては「なかなかに厳しかった」が、エンディングに登場する天使と、ローラの「泣き笑い」が映画史上に輝くほど美しく、完成度なんかどうだっていいや! と思わせるほどなのだった。

(2)『ピアノレッスン』(93)

遊戯? としての翼。



(3)『未来世紀ブラジル』(85)

中世と、近未来のイメージが融合。



(4)『未来は今』(94)

天使には見えない、というか、そう信じたくない中年の小太り「天使の」おっさんが降臨。

(5)『ベルリン・天使の詩』(87)



画面のあちらこちらに、翼のイメージを散りばめている。




次回のしりとりは・・・

つば「さ」→「さ」いたま。

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明日のコラムは・・・

『また流行する日まで』
コメント (2)
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