Cape Fear、in JAPAN

ひとの襟首つかんで「読め!」という、映画偏愛家のサイト。

『Cape Fear』…恐怖の岬、の意。

来訪者

2014-09-09 08:43:27 | コラム
センスのいい、行き届いたオモテナシが出来るわけでもないのに、自宅が呑み会の場―主に二次会―になることが多い。

その理由は、なんとなく分かるけど。

理由その壱。
ムダに広いから。

8畳2Kの襖を取っており、16畳ワンルームみたいなものだし。

理由その弐。
家庭持ち、実家暮らしの友人が多く、ひとり暮らしが少ないから。


基本が寂しがりだからね、まぁうれしいよ。
5人以上の酔いどれがワンサカやってくるのも楽しい、けれども、呑んだ帰りか仕事の帰りか風俗の帰りかは分からんが、ひとりでふらりと寄ってくれる来訪者っていうのも意外性があって好きだ。

申し訳なさそうに、小さくノックをするもの。
(大抵は鍵を閉めていないので)いきなりドアを開け、「神奈川県警です」といって入ってくるもの。
真夜中だというのに大きくノックをしながら「借金取りでーーす。牧野さん、居るんでしょ?」というもの。

ときどき、ほんとうに、ときどき・・・ではあるものの、女子がやってきてくれることもある。

いろんな来訪者が居るが、ここを憩いの場と解釈しているのであろうと捉え、快く招き入れる。
(自慰の最中であれば、ドアを叩かれても無視するけど!!)


前アパートでも来訪者を迎えるほうだった。
6畳の「なんちゃってフローリング」に、最大17人を招き入れた。
もうこうなると足の踏み場さえなく、主人であるはずの自分なんか便所を定位置? にして、そこからみんなに話しかけていたっけ。

そうなんだ、来訪者の立場になることが極端に少ない。

繰り返すが、(ビールかコーヒーくらいしか出さないので)感心されるようなオモテナシを用意出来ているわけでもないのに。


関係ないがオモテナシの滝川クリステル嬢は、個人的には「あんまり…」だ。
「お高くとまっている」感が強いからで、夏目三久嬢のほうがぜんぜんいいけど、このトップ画像のクリステル嬢は悪くないねー。


『ジョジョの奇妙な冒険』で知られる漫画家・荒木飛呂彦の作品に『バオー来訪者』(84~85)というのがあったが、来訪者ということばはこれで覚えた。
とくに少年期はことばを(教科書ではなく)漫画やアニメーションで覚えることが多く、自分が記憶しているかぎりでは・・・

「荒療治」は『機動戦士ガンダム』(79~80)で、「優柔不断」は『きまぐれオレンジロード』(84~87)で、「けだもの」は『ブラック・エンジェルズ』(81~85)で覚えたはず。

「荒療治」を「荒治療」と書いちゃったり読んじゃったりするひとも多いけれど、きっと「ガンダム好き」は間違えないはずだ。


話を戻す。
オモテナシ云々と書いたものの、じつは招き入れるほうより来訪者そのもののほうが気を使うと思う。
お邪魔するほうだしね。

なにを持っていったらいいのだろうとか。
帰るタイミングだとか。
どのくらいの音量で喋ったらいいのかとか。
自分のような喫煙者は、「吸える場所の確認」も必要になってくるし。

そういう意味では自分のポジション/自宅は「案外ちょうどいい」のかもしれない、、、などとも思うのであった。


※ガンダムの曲では、やっぱりこれがいちばんだ!




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明日のコラムは・・・

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コメント (2)
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