アリスの変化

6日のことですが、映画「アリスのままで」を鑑賞しました。

50歳の言語学者アリスは大学の講義中に言葉が思い出せなくなったり、ジョギング中 ルートがわからなくなるなどの異変が起こる
若年性アルツハイマーと診断され 家族からサポートを受けるも記憶が薄れていく。ある日アリスはビデオメッセージを発見し・・・

アルツハイマー病を扱った作品は今までもあったけど
そこまで多くはないし、ここまでフューチャーされたのもなかったかも

オスカー受賞というのも大きいね

内容だけにもっと 劇的に 感動作にも出来ただろうけど
割と静に淡々と描かれ　展開もスローというか

物足りなさを感じけど、逆に誠実な　リアルさを感じられ!　

時の流れや病の進行を描写や演技で見せる巧みさ
アルツハイマーという 病気の恐ろしさも伝わり

ストーリー的にはもっとという気もするけど
何より ここは出演者の演技は見所で

何より やはりここは主演 ジュリアン・ムーアがもっていくね
静かに 確かに アリスの変化が伝わるね

パンフレット:720円
　　　　　　内容はそれなりに
　　　　　　表紙のぼやけ具合がまさにアリスを表してるかのような

私的評価:３+
　　　　もっと家族との関係とか 掘下げが弱い所も感じたけど
　　　　全体として誠実に そしてアリスの変化が感じられたのは◯

やっとジュリアン・ムーアがオスカー、好きな女優さんだけに嬉しいね


それでは、また