笑う社会人の生活

笑う学生の生活 改め
主に、映画やドラマ、小説、音楽などの私的な趣味のことや日々の出来事を綴っています。

たどり着かぬコーヒー1杯

2014年04月04日 | 2014年 映画 レビュー
25日のことですが、映画「コーヒーをめぐる冒険」を鑑賞しました。

2年前に大学を中退して、ぶらぶらと暮らしているニコ
ある朝、小さないさかいの末に恋人と別れた揚げ句コーヒーを飲み損ねてしまい・・・

言ってしまえば 青年ニコの不運な1日といえばそれまでなのだが 
この雰囲気、ベルリンという街、そしてクセのある登場人物たち!

なんか良いんですよね~

適性診断室では免許証を返却してもらえなかったり、お金を下ろそうとしたらカードが機械に吸い込まれてしまったり
大学中退が親にばれてしまったり・・・

他愛のないついてない出来事、それが事を転がし
そしてさまざまな出会いを生んでいって

キーとなる小学校時代のクラスメイトとの遭遇、そして・・・

ここからニコの成長劇というほどではなく
しかし、何か感じるものがあり

モノクロ映像もまた味があり、音楽もジャズというのもシャレている

内容というか、ストーリー的には大きくないので
好み分かれる作品だとは思うけど

とはいえ、デビュー作という監督のセンス、主演トム・シリングの存在感
雰囲気映画だけでは片付けられないものがありました

パンフレット:600円
       内容もしっかりあり
       表紙の感じもいいね

私的評価:4
    この感じがドイツらしいのかな
    予想外に偏愛作品になりそうな、けっこう好みでした

ある種、コーヒーが飲めるまでの1日といえ 日本語題が良いね


それでは、また




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