人生日訓(427)
「人の生くるはパンのみに由るにあらず」
イエスが荒野をさまよい、四十日、四十夜断食をしたので、すっかり飢えてしまった
時、ある男が彼を試みようとして、「きれらの石をパンとならしめよ」と迫った時、「人
の生くるはパンのみに由るにあらず、神の口より出すべての言(ことば)に由る」と答
えている。私には素人の悲しさで、この一句を正しく説明することが出来ないけれど
も、何か、この一句が私には聞き捨てられない、ある迫って来るものを感じられる、
「神の口より出すべての言」ということがどんなキリスト教風の解釈があるか知らな
いけれども。胃袋に邪いるパンだけでは生きられない精神的なものであるに違いな
いと我流に受け取らせていただく。「その日の三度の食事が間に合えばいい」と言
うものではない。人間の生活はパンだけで支えられているいるものでhない。もぅと、
パン以外なもの、物質ではないもの、精神的なものによって支えられている。
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8月から咲く花「大弁慶草(おおべんけいそう)」
開花時期は、 8/15 ~ 11/20頃。 ・葉は楕円形で肉質。 ・切り取って数日おいても枯れないほど 強いことを、弁慶にたとえた。 「弁慶」→ 鎌倉時代初期の法師。 源義経の忠臣として活躍。 平泉の衣川で”立往生”。 ・ふつうの弁慶草と似ているが、 大弁慶草の方が花の色がやや濃く、 こちらの方がよく知られている。 ・別名 「活草」(いきぐさ)。
(季節の花300より)