季節の花と言葉の花束

写真付きで季節の花や言葉の意味をを書くならgooブログ

季節の花の紹介と言葉の花束を書いています。

季節の花「秋桜 (コスモス)」

2021-08-31 04:38:19 | 暮らし
人生日訓(780)

「夫れ事は独り断ずべからず」

聖徳太子の言葉。何事もひとり決めしないで、万事、みんなで相談して取り決

める方が真理に近いと考えられたのであろう。もとより、「小事はこれ軽し、

必ずしも衆とすべからず」と但し書きをそえ、「ただ大事を論ずるに及びて

は」とアクセントをつけられている。国民全体に関わる公事については決して

一人二人の独断で事を極めるべきではなく、多勢の人々の「衆意」に耳を傾け

るべきである。この言葉は民主主義の今日においてこそ、いよいよ深く噛みし

めるべきであると思う。

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8月に咲いている花「秋桜 (コスモス)」

開花時期は、 7/25 ~ 12/10頃。 ・原産地メキシコ。  イタリアの芸術家が  1876年頃にメキシコから  日本に持ち込んだのが最初、  との説がある。  ・秋の代表花だが、  早いものは夏のあいだから  咲き始めている。  早咲き遅咲きあり。 ・外来品種だが、  日本の風景に合っている。 ・「秋桜」の字は、  主に秋に咲き、花弁の形が   桜に似ているところからの和名。 ・”コスモス(cosmos)”の語源は、  ギリシャ語の  「秩序」「飾り」「美しい」  という意味の    「Kosmos, Cosmos」の言葉に  由来する。     このことから、  星がきれいにそろう宇宙のことを  cosmosと呼び、  また、花びらが  整然と並ぶこの花も  cosmosと呼ばれるようになった。 ・葉は線のように細いが、  台風などで倒されても  茎の途中から根を出し、  また立ち上がって花をつける  というほど強い。  (見た目とは、   だいぶ違うようです) ・7月16日、8月14日、  10月5日の誕生花 ・花言葉「乙女のまごころ、      愛情、たおやかさ」

(花図鑑より)


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季節の花「薮蘭 (やぶらん)」

2021-08-30 04:43:15 | 暮らし
人生日訓(779)

「笑顔とやさしい言葉」

仏教では「和顔愛語」ということをいう。肩に力を入れて威張ったり、とげと

げしい、威張った言葉を使うのは相手を粗略に考えるからである。相手の人格

を平等に尊敬すること、誰も軽んじないこと、これが法華経に出る「常不軽」

ではあるまいか。この人間崇拝の精神が分かってくれば自然顔も和らぎ、言葉

も親切になって来るのである。とにかく、男女老若を選ばず、相手の人間性を

心から尊敬するすることが根本である。

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8月に咲いている花「薮蘭 (やぶらん)」

開花時期は、 7/25 ~ 10/末頃。 ・日陰に生える。 ・葉が斑入り(ふいり)  のものもある。 ・実(タネ)は黒い丸形。 ・薬効   せきどめ、去痰、利尿 ・薬用部位 根 ・生薬名   「大葉麦門冬    (だいようばくもんどう)、    土麦冬(どばくとう)」 ・別名  「山菅」(やますげ)。    ちなみに、    万葉集で「山菅」    として歌われたのは     竜の髭(りゅうのひげ)    のこと。    万葉集では    薮蘭は登場しないようだ。 ・10月26日の誕生花(薮蘭) ・花言葉は「謙遜」(薮蘭)

(季節の花300より)


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季節ん花「秋海棠 (しゅうかいどう)」

2021-08-29 04:35:01 | 暮らし
人生日訓(778)

「一句を持するにしかず」

良寛の漢詩に出る言葉。良寛が「一句を持するにしかず」と言っているのも、

このことで、何も沢山読んだり、覚えたりすることはない。一句一行を自分の

ものにし、完全に理解し、これを自分の身につけること、つまり、その一句を

自分の生活に実践することである。今日の教育は、この「一句の奉持」という

ことが、大きくかけていわしまいか。

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8月に咲いている花「秋海棠 (しゅうかいどう)」

開花時期は、 7/25 ~ 10/25頃。 ・中国原産。 ・中国名が「秋海棠」で、  その音読みで  「しゅうかいどう」。  いかにも”秋到来”  という感じの名前。 ・晩夏から秋にかけて咲く。  真ん中の黄色い花弁がいい。  なぜか、やや下向きに咲く。 ・ベゴニアに似ているが、  ベゴニアより花の枝が長い。 ・別名  「瓔珞草(ようらくそう)」 ・「秋海棠   西瓜(すいか)の色に   咲きにけり」    松尾芭蕉

(花図鑑より)


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季節の花[臭木 (くさぎ)]

2021-08-28 04:51:00 | 暮らし
人生日訓(777)

「善いと思ったらすぐやりはじめる」

「思い立ったが吉日」という諺がある。とかく頭のいい人は考え過ぎて何もし

ないし、足早の人は考えないでやってしまう。ピーンと自分の良心に来たら、

さっさと手足を上げること、実行することである。子供でもないかぎり人間は

自分が何をなすべきかを直感で知っているはずである。

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8月に咲いている花「臭木 (くさぎ)」

開花時期は、 7/25 ~ 8/末頃。 ・木や葉の薬品臭から  臭木の名がついたが、    花自体はとっても甘い香り。 ・実は瑠璃色でよく目立つ。  秋に実る。  鳥の好物らしく、  鳥がよく来る木の実は  すぐなくなってしまう。  (青く丸いのは「タネ」らしい)

(花図鑑より)


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季節の花「蔓荊 (はまごう)」

2021-08-27 04:21:37 | 暮らし
人生日訓(776)

「一尺を説得するは一寸を行取するに若かず」

道元がある先師からヒンrトを受けて述べた言葉。ことに、中国に発達した禅

宗には「不立文字」という立看板をかけながら、実際には閑葛藤の議論が多い

のである。道元の禅風にはきわめて強い実践性が見受けられる。頭の禅、口の

禅であるよりは手の禅、足の禅ということが強調されている。今日でも曹洞禅

の人々の方が実行力が強いように見受けられる。その祖風によるものであろう

か。「一寸の行取」ということは今日の一般社会についても言えることではあ

るまいか。

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8月に咲いている花「蔓荊 (はまごう)」

開花時期は、 7/20 ~ 9/10頃。 ・海岸の砂地を這ってのびる。 ・漢字はぎょうぎょうしいが、  想像とは違って、  青紫色のきれいな花。  葉っぱを燃やして  香煙を仏にささげた「浜香」が  語源になっているらしい。 ・薬効   神経痛(入浴剤) ・薬用部位 茎葉 ・薬効   頭痛、解熱 ・薬用部位 実 ・生薬名 「蔓荊子(まんけいし)」

(花図鑑より)


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