名言名句(713)
「生き物は背信に耐えてそして生き抜いて行く動物である。」『光 秋』
このやりきれない言葉の面白さを、胸に呑み込んで生きる強さが
必要なのです。人間の生臭さを拒否することなく、両腕に抱き込
むことが大切なのです。そうすることによって、逞しい人間とな
っていきます。平凡な言い方ですが、世間の荒波を乗り越えてい
けるのです。この言葉は、光秋氏の散文集で、五冊目の詩集に当
たる『菊のわかれ』の中の「背信抄」という作品の中の詩です。
少年の頃、可愛がっていた子牛に腹部を蹴られた体験をテーマに
した詩で、子牛のおもいもかけなかった背信が、それからの人生
の人間関係の背信を考えさせてくれるということを描いたもので
す。背信の目覚め、そして耐えて生きて行くことを考えさせて
くれるきっかけは案外、身近な小動物から教えられることがある
ものです。
====================
8月に咲いている花「大毛蓼 (おおけたで)」
東南アジア原産。
・濃いピンクの花がきれい。
夏から秋にかけて開花。
・犬蓼の大型版。
茎が太く、全体に毛が多いのが
名の由来。
・江戸時代には、葉っぱをもんで
害虫にさされたときの
解毒に使った。
(季節の花300より)
「生き物は背信に耐えてそして生き抜いて行く動物である。」『光 秋』
このやりきれない言葉の面白さを、胸に呑み込んで生きる強さが
必要なのです。人間の生臭さを拒否することなく、両腕に抱き込
むことが大切なのです。そうすることによって、逞しい人間とな
っていきます。平凡な言い方ですが、世間の荒波を乗り越えてい
けるのです。この言葉は、光秋氏の散文集で、五冊目の詩集に当
たる『菊のわかれ』の中の「背信抄」という作品の中の詩です。
少年の頃、可愛がっていた子牛に腹部を蹴られた体験をテーマに
した詩で、子牛のおもいもかけなかった背信が、それからの人生
の人間関係の背信を考えさせてくれるということを描いたもので
す。背信の目覚め、そして耐えて生きて行くことを考えさせて
くれるきっかけは案外、身近な小動物から教えられることがある
ものです。
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8月に咲いている花「大毛蓼 (おおけたで)」
東南アジア原産。
・濃いピンクの花がきれい。
夏から秋にかけて開花。
・犬蓼の大型版。
茎が太く、全体に毛が多いのが
名の由来。
・江戸時代には、葉っぱをもんで
害虫にさされたときの
解毒に使った。
(季節の花300より)
