季節の花と言葉の花束

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季節の花の紹介と言葉の花束を書いています。

季節の花「枇杷(びわ)」

2015-10-31 03:34:07 | 暮らし
言葉の花束

「賢い人 愚かな人」

かしこいひとは

善いことを思い

善いことを語り

善いことを行い

善い人生をおくります

おろかな人は

悪いことを思い

悪いことを語り

悪いことを行い

悪い人生を送ります。

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11月から咲く花「枇杷(びわ)」

開花時期は、11/ 5 ~ 12/25頃。
・中国、日本原産。
・葉の形が楽器の琵琶(びわ)に
 似ているところ
 から名づけられた。
 「枇杷」の字は漢名から。

・花は白い地味なもので
 気づきにくい。
・翌年5月頃に実がなる。
 店頭に並ぶのは5月と6月頃。
 すごく甘い。タネがでかい。 
 種類としては長崎市の
 「茂木(もぎ)枇杷」と、
 「田中枇杷」の2種類が多い。
 「茂木」は実がやや長めで
 「田中」は丸い。 


・「桃栗3年、柿8年」
 ということわざがあるが
 さらに「ビワは9年でなりかねる」
 ということわざもあるらしい。
 (実はできにくいらしいです)

・葉は厚くて固く、薬用になる。
 関節の痛みによく効くらしい。
 また、ビワの葉を2枚、
 産毛のあるほう(裏)を
 こすり合わせて
 患部に貼るのも
 効き目があるらしい。
・材は粘り強いので
 木刀、杖、くし、印材などに
 使われる。

・「比波」と書くこともある。


(季節の花300より)


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季節の花「八手(やつで)」

2015-10-30 04:11:04 | 暮らし
言葉の花束

「あらゆるものに感謝する」

感謝しましょう あなたの友人に

あなたの家族に あなたの仕事に

あなたの上司に あなたの食事に

あなたの家に  あなたの着るものに

あなたの人生に 

あなたを取り巻く全てのものに

一見いらないような

苦しみや悲しみすら

そして何より

あなたの自身の存在に

感謝しましょう。

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11月から咲く花八手(やつで)」

開花時期は、11/ 5 ~ 12/10頃。
・日陰でもよく育つ。
・掌状に7~11裂する葉を
 「手」に見立てた。  
 実際には7裂または9裂
 するものが多いようだ。 
 「八」は、”数が多い”という
 意味からの命名。

・別名
 「天狗の羽団扇」
  (てんぐのはうちわ)。
 でかい葉っぱに、
 魔物を追い払う力があると
 考えられてこの別名がついた。

(季節の花300より)



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季節の花「柊(ひいらぎ)」

2015-10-29 04:04:24 | 暮らし
言葉の花束

「使命に生きる人間となろう」

みんなの幸せのために

生きている人は、美しい

自分の事だけしか考えない人は

心が狭く、寂しい

仏さまは、すべての人が

幸せになる道をさとされた

人のために、社会の為に生きる

それが私たちの尊い使命

与えられた力をもって

誠実に、勇気をもぅって

精いっぱい、働こう

使命に生きる人間となろう。

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11月から咲く花「柊(ひいらぎ)」

開花時期は、11/ 1 ~ 12/20頃。
 金木犀や柊木犀の花のあと、
 11月になってから咲く。

・葉は固くてギザギザ
   (さわると痛い)。
 さわると「ひいらぐ
   (疼く。ひりひり痛む)」
 ことから、
 「ひいらぎぎ(疼木)」となり、
 次第に「ひいらぎ」になった。
 老木になると
 この刺がなくなり葉も丸くなる。
 (板橋区の神社で
  実際に見たことがある)
 角(かど)がとれる、
 ということでしょうか。
 (それを
  人生になぞらえる向きもある)

・葉には光沢あり。ぴかぴか。
・よい香りの白い花
 (目立たないけど)。
 花弁は強く反り返る。


★古くからその鋭いトゲによって
 邪気を払う木とされ、
 庭に植える習慣があった。
 また、鬼が目を突かれて
 退散したという伝説 
 (「鬼の目突(おにのめつき)」)
 から、
 2月の節分(せつぶん)には、
  ・柊の枝葉を戸口に立てて、
   その葉っぱの 
   とんがりで鬼を追い払う。
  ・イワシの頭を
   柊の枝の先端に刺して
   その匂いで鬼を退散させる。
  ・豆がらをたくさん巻き付けて、
   ガラガラ音を鳴らして
   鬼を退散させる。 
 という厄除けの習慣が
 現在も残っている。

 また、ネズミが通り抜けるような
 ところへ  
 柊の枝葉を立てておくと、
 ネズミもトゲを恐れて
 通らなくなる、という
 ”効き目”もあったらしい。

 また、中国では
 鬼を爆竹の音で追い払う慣習が
 あるが、
 ヒイラギも葉をくべると
 葉が膨張してはぜるので、
 その音で鬼は逃げていく、
 という話もある。


・12月24日の誕生花(柊)
・花言葉は「先見の明」(柊)

・クリスマスの飾りでよく使うのは
 この「柊」ではなく、
 柊黐(ひいらぎもち)。
 (赤い実。
  葉っぱのとげの形も違う)


・「柊の
  葉の間より 花こぼれ」
   高浜虚子 

(季節の花300より)


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季節の花「女郎花(おみなえし)」

2015-10-28 04:37:53 | 暮らし
葉の花束

「可もなし不可もなし」

晴れたら 晴れた日を喜び

降ったら 雨の風情を楽しみ

雪が降ったら

雪を理解して

やろうではないか

自分を離れ

こだわりを離れれば

日々可もなし 不可もなし。

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秋の七草「女郎花(おみなえし)」

開花時期は、 7/ 5 ~ 10/10頃。
・黄色い清楚な5弁花。
 山野に生える。

・「おみな」は「女」の意、
 「えし」は古語の
 「へし(圧)」で、
 美女を圧倒する美しさから
 名づけられた。

 また、もち米でたく
 ごはん(おこわ)のことを
 「男飯」といったのに対し、
 「粟(あわ)ごはん」
 のことを「女飯」といっていたが、
 花が粟つぶのように
 黄色くつぶつぶしていることから
 「女飯」→「おみなめし」
     →「おみなえし」
 となった、
 との説もある。

・漢字で「女郎花」と
 書くようになったのは
 平安時代のなかば頃から、
 と言われている。


・根は漢方薬になる。

・「男郎花(おとこえし)」
 という花もあり、
 こちらは白い花。
 形はそっくりだが
 女郎花より
 「力強く」見えるとのこと。


・別名
 「粟花」(あわばな)、
   黄色い花が
   粟に似ているから。

 「思い草」(おもいぐさ)。


・8月16日の誕生花(女郎花)
・花言葉は
 「約束を守る」(女郎花)


・「手にとれば
  袖(そで)さへ匂ふ 女郎花
  この白露に 散らまく惜しも」
   万葉集 作者不詳

 「女郎花 秋萩凌ぎ さを鹿の
  露分け鳴かむ
  高円(たかまど)の野そ」
   万葉集 大伴家持

 「さを鹿の
  己が棲む野の 女郎花
  花にあかずと
  音をや鳴くらむ」
   金槐和歌集 源実朝

 「ひょろひょろと
  猶(なお)露けしや 女郎花」
   松尾芭蕉


・秋の七草のひとつ。

(季節の花300より)


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季節の花「藤袴(ふじばかま)」

2015-10-27 04:39:12 | 暮らし
言葉の花束

「響きあう」

天然自然と

響きあう

世の人々と

響きあう

仲間と響きあう

家族と響きあう

仕事と響きあう

打てば響く

お前と私。

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秋の七草「藤袴(ふじばかま)」

開花時期は、10/ 1 ~ 11/25頃。
・小さいピンク色の花が
 たくさん咲く。
・花の色が藤(ふじ)色で、
 花弁の形が袴(はかま)のようで
 あることから、この名前に。

・全体に桜餅のような香りがする。
・平安時代の女性は、
 これを干した茎や
 葉っぱを水につけて髪を洗った。
 また、防虫剤、芳香剤、
 お茶などにも利用した。
・葉が3深裂するのが特徴。
 ほとんど
 別の葉っぱのように見えて、
 元は一つの葉っぱ。

・秋の七草のひとつ。


・「藤袴
  きて脱ぎかけし 主や誰
  問へどこたへず
  野辺(のべ)の秋風」
   金槐和歌集 源実朝

(季節の花300より)


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