季節の花と言葉の花束

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季節の花の紹介と言葉の花束を書いています。

季節の花「葛(くず)」

2020-08-07 04:31:08 | 暮らし
人生日訓(425)

「人生は与えることだ」

今日の店の経営が成り立っているのは何十人、何百人科の店に出入りする客人の

お陰である。生かして貰っているのだ。五人の家庭が食わせて貰っているのだ。して

見れば客筋に借りがあるわけだ。これをいかにして償って行くかと言うことが人生

の営みである。商売と言う形式を通じて、大恩ある人々に御恩の一分をお返しする

ことだ。これは子を育てることだってその通りだ。晩年に世話になるために子女を生

み、育てるのではない。「親の恩は子に返し」ているのみだ。


歳時記

立秋


8月7日。および処暑までの期間。

太陽黄径135度。大暑から数えて15日目ごろ。

朝夕が涼しくなり、秋の気配が立つころ。

立春からちょうど半年が経過し、この日から立冬の前日までが秋。

暦の上では秋になりますが、日中はまだ残暑が厳しく1年で最も気温が

高くなる時期です。

この頃は、月遅れのお盆を前に各地で夏祭りが開催されます。

まだまだ夏のレジャーを楽しむ頃ですが、よく観察してみると秋の気配を感じることが

できます。夏の風と秋の涼やかな風が混在し始めます。空を見上げると、巻雲など秋の

雲も見えますよ。

この日から、残暑見舞いになります。 ※残暑が厳しくても、出すのは8月末までに。

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8月kら咲く花「葛(くず)」

開花時期は、 8/15 ~ 9/末頃。 ・秋の七草の一つ。 ・まわりの木々を  つるでおおってしまう程の生命力。  ひと夏で10mぐらい生長する。 ・花は下の方から咲いていく。 ・大和の国(奈良県)の  国栖(くず)というところが  葛粉の産地であったところ  からの命名。  漢字の「葛」は漢名から。 ・つるの繊維部分は  「葛布(くずふ)」の原料。    (静岡県掛川市特産) ・根には、多量のでんぷんを含み、  葛粉(くずこ)もとれる。     → 葛餅(くずもち) ・薬効   解熱、せきどめ、風邪 ・薬用部位 根 ・生薬名 「葛根(かっこん)」 ・別名  「裏見草(うらみぐさ)」。   葉が風にひるがえると   裏の白さが   目立つことから。   平安時代には「裏見」を   「恨み」に掛けた和歌も   多く詠まれた。   ・「ま葛原   なびく秋風 吹くごとに   阿太(あた)の大野の   萩の花散る」       万葉集 作者不詳   「梨棗(なつめ)   黍(きび)に   粟(あは)つぎ   延(は)ふ葛の   後も逢はむと 葵花咲く」    万葉集 作者不詳   「葛の風   吹き返したる 裏葉かな」    高浜虚子

(季節の花300より)


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