季節の花と言葉の花束

写真付きで季節の花や言葉の意味をを書くならgooブログ

季節の花の紹介と言葉の花束を書いています。

長崎街道⑤

2007-08-31 06:52:45 | インポート

山家宿と内野宿の間には、「九州の箱根」と言われた冷水峠がある。この冷水峠越えの道は、整備改修させたものであるが、その裏には「長崎奉行や参勤交代の諸大名が博多の町を通らないように」と言う意味もあった。



月より咲いていた花「珊瑚樹」

開花時期は、  6/15頃~  6/  末頃。
・葉っぱは虫に食われて穴があいていることが
  多い。虫にはおいしい葉なのかな?       
・真夏7月から8月頃に赤い実をつける。   
・丸く多数密生した赤い実を「サンゴ」に   
  見立てて名づけられた。   

(季節の花300より) 


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長崎街道④

2007-08-30 07:12:05 | インポート

 山家には「郡屋土蔵」も残っている。「郡屋」とは村役人の集会所のことで、その部屋に付属する土蔵には、長崎奉行や参勤交代の大名が宿泊する際に必要な品々を納めていた。
山家は街道の分岐点であった。

宿場の追分石には「太宰府、長崎、久留米」などの文字が書かれ、いくつかの道がここを分岐していたことがわかる。


 6ガうより咲いていた花「アベリア」

開花時期は、  6/10頃~11/  末頃。
・夏から秋まで長く咲き続ける。           
・車道の脇によく植えられている。         
・甘い香り。                             
・別名  「花園衝羽根空木」               
          (はなぞのつくばねうつぎ)。 

(季節の花300より)

 


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長崎街道③

2007-08-29 07:33:16 | インポート

ケンペル達が昼休みをとったと記されている宿場が、山家宿である。因みに、ケンペルの一行に限らず、長崎奉行もここで昼休みをとるのが慣例になっていたと言う。

かっての山家宿の入口があった場所には、堅固な土塀が築かれた「西構口」の跡が残っている。
「構え」とは争乱や非常時に対しての備えを意味し、ここはその非常時に備えて、宿場入口を警戒・防御するための施設であった。また、ここに残る恵比寿の石神は、江戸初期の寛永年間に造られたもので、慶長十六(1611年)年に山家宿が設けられた由来が刻まれている。



6月より咲いていた花「夾竹桃」

・開花時期は、  6/10頃~10/15頃。
・葉が竹の葉のように細く、花が桃の花に   
  似ているところから、この名に。         
・インド原産。インド北部の河原に生え、   
  乾燥、洪水、猛暑、寒風に鍛えられた。   
  江戸時代に中国経由で渡来。             
・江戸時代から広く庭園に植えられた。     
・日本では暖かい地域の方が育ちがよい。   
・ピンク色が鮮やか。白もある。           
  もっとも多いのはピンク色で八重のもの。  
            
・夏じゅう咲き続ける。                   
・見た目きれいだけど有毒植物です。       
・大気汚染に強いので、道路沿いの並木や   
  公園樹としてよく植えられる。 (季節の花300より)           


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長崎街道②

2007-08-28 06:14:11 | インポート

この道は長崎奉行や、長崎出島のオタンダ商館長、いわゆる「カピタン」が、江戸往来の際に使っていた道で、オランダ商館付きの医師だったケンペルも元禄四年、カピタンに随行してこの「長崎街道」を旅している。

ケンペルはその旅の模様を「江戸参府旅行日記」に記しており、当時の「長崎街道」の情景を偲ぶことが出来る。



 

 

6月より咲いていた花「アメリカデイゴ」

開花時期は、  6/10頃~  9/15頃。
  7月に入ると一時的に花が途絶えるが     
  8月から再び少し咲き出す。             
・南アメリカ原産で江戸時代末期に渡来した。
  アルゼンチンとウルグアイの国花。       
・夏らしい、真っ赤な花。                 
・暖かい地方に植えられる。               
・メキシコでは、花をサラダや煮物などに   
  利用する。                             

・別名  「海紅豆」 (かいこうず)。      
    海紅豆 → 海外から来た赤い豆、の意。 
・鹿児島県の県の木(海紅豆)。           
  ちなみに沖縄県の県花は                 
          「梯梧(でいご)」。           
  (アメリカ梯梧に似ていますが、葉の出る 
    前に開花する点と、寒さに弱い点などが 
    アメリカ梯梧とちょっと違います)

(季節の花300より)

 


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長崎街道

2007-08-27 06:36:41 | インポート

鎖国をしいていた江戸時代に、唯一、世界に向けて開かrていた天領長崎と、筑前小倉を結ぶ道。幾多の著名人が往来し、海外の文明を全国に伝えた「文明の道」である。

「長崎街道」は、長崎と小倉を結ぶ道である。
その「長崎街道」のうち、筑前・福岡県北部を通る道筋には、「筑前六宿」と呼ばれる六つの宿場が置かれていた。
長崎側から
順に、原田、山家、内野、飯塚、木屋瀬(こやのせ)黒崎で、その先は小倉である。


6月より咲いていた花「桔梗」

開花時期は、  6/10頃~  8/10頃。 
・秋の七草のひとつ。                       
・漢名の「桔梗」を音読みしたら「ききょう」。
・別名  「桔梗」(きちこう)。             
・紫または白の、美しい花。                 
・漢方では太い根を干してせきやのどの薬     
  にする。また、この薬用成分のサポニンと   
  いうものは昆虫にとっては有毒なため、     
  昆虫からの食害から自らを守っている。     
  (キキョウサポニンと呼ばれる)           
・昔から武士に好まれたようで、家紋に取り入れ
  られたり、江戸城には「ききょうの間」や   
  「桔梗門」の名前がある。ご存知明智光秀の紋どころが桔梗。

(季節の花300より)


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