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季節の花と言葉の花束

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季節の花の紹介と言葉の花束を書いています。

季節の花「鶏頭 (けいとう」)

2020-08-06 04:36:15 | 暮らし
人生日訓(424)

「泥中(でいちゅう)に白蓮は生ぜん」

法句経の五十八番に「都大路にすてられし塵芥(ちりあくた)の堆(つみ)の中にも、

げに香高き白蓮は生ぜん」とある。どうして、こんな汚い所から色麗しい白蓮が咲き

出ることであろうか。いろいろと理由もあるであろうが、そういう所にこそ、肥料分が

沢山有るからであろう。「水清ければ魚すまず」という通り、あまり清浄で、澄み切っ

た水の中には魚類が好む飼料がないのであろう。食べ物がなくては、どんな河の水

がきれいでも生き物である魚類は生きることが出来ない。それと同じように、学校で

成績のいい、首席をしめている人々だけが、社会に出て成功するとは限らない。学

校の成績は悪くても、その家庭は見苦しくともむしろそうした逆境に育った連中の方

が抵抗力もあり、スタミナも強いことが有る。温室育ちの坊やたちでは、一旦世間に

出ると、すぐ病毒に感染してしまう。免疫性が自分の体内に少ない殻であろう。

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8月から咲く花 「鶏頭 (けいとう」)」

開花時期は、 8/10 ~ 12/10頃。 ・熱帯アジアなどの原産。  日本には万葉時代には  すでに渡来していた。 ・花が鶏の鶏冠(とさか)状に  見えるのでこの名前になった。  英語でも  「cocks-comb」(鶏のとさか)。  この花は、  世界中のどの人が見ても  「鶏のとさか」に見えるのだろう。 ・花が丸くなって咲くものや、  槍のようにとがるものなど、  いろいろある。  色は赤いものがほとんど。  だいだい色のものもある。 ・昔は草染めの原料として利用された。 ・薬効   下痢、止血 ・薬用部位 花穂 ・生薬名 「鶏冠花(けいかんか)」 ・薬効   婦人病 ・薬用部位 タネ ・生薬名 「鶏冠子(けいかんし)」 ・別名  「鶏冠花」(けいかんか)、  「韓藍」(からあい)。 ・8月19日の誕生花(鶏冠鶏頭)  9月3日の誕生花(槍鶏頭) ・花言葉は「おしゃれ」(鶏冠鶏頭)      「個性」(槍鶏頭) ・「わが屋戸に   韓藍(からあい)   蒔(ま)き生(おほ)し   枯れぬれど   懲りずてまたも   蒔かむとそ思ふ」    万葉集 山部赤人  「秋さらば 写(うつし)もせむと   わが蒔(ま)きし   韓藍(からあい)の花を   誰(たれ)か採(つ)みけむ    万葉集 作者不詳  「秋風の   吹きのこしてや 鶏頭花」    与謝蕪村

(季節の花300より)


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