季節の花と言葉の花束

写真付きで季節の花や言葉の意味をを書くならgooブログ

季節の花の紹介と言葉の花束を書いています。

大山道③

2007-06-30 06:29:27 | インポート
南側から望む大山は、地肌をあらわにむき出す荒々しい山容で、西から望む優しい姿とは一変する。
所々崩壊した山肌の岩が沢となって麓まで続いている。そのようすがあたかも霊界の賽の河原を連想させる所から、備中地方の村々では「大山は死霊の赴く山である」という信仰が今も伝わる。
こうした信仰から「大山道」には備中の人々が造立した石地藏が点々と存在する。


5月より咲いていた花「針槐(えんじゅ)」
開花時期は、 5/ 5頃~ 5/25頃。 ・北アメリカ原産、明治中頃に渡来。 ・夜になると葉を閉じる。 ・槐(えんじゅ)に似た木で、とげをもつこと から「針槐」になった。 ・別名 「ニセアカシア」。 アカシア(房(ふさ)アカシア)と よく間違われるところから。 気の毒な名前だけど、こちらの方が とおりがいいですね。 (季節の花300より )

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大山道②

2007-06-29 07:41:42 | インポート
農業神としての大山信仰は古く、伊勢参りの前に身を清めるため、出雲大社、美保神社と共に大山寺を参詣する事を「奧参り」と呼んだ。
そして、各方面から大山を目指す道が出来た。これ等の街を総称して「大山道」と呼び、大山中腹の大山寺へと続いていた。
「大山道」の一つ、瀬戸内側から大山寺へと向う参道として主要な役割をしたのが「横手道」
小柳別れの道標から溝口別れの道標の間に旧状を良くとどめた古道が残っている。


大山は見る角度によって様々な表情を浮かべる。
5月より咲いていた花「バラ」
開花時期は、 5/ 1頃~11/25頃。 ・とげのある木の総称である「うばら」または 「いばら」(茨)が、「ばら」に略された。 (「茨」は”とげのある、つる草”を総称したもの) ・つぎつぎに咲く。開花期間は長く書きましたが、 春(5~6月)と秋(9~11月)に咲くものが 多いようです(いろいろ種類がある)。 夏は暑いのでひと休み。 ・甘い香り。香水の材料にも使われる。 ・草丈が20~30cmで、花の大きさが3cmぐらいの 小さい薔薇を一般に「ミニ薔薇」と呼ぶ。 たくさん花をつける。 (季節の花300より )

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大山道

2007-06-28 06:57:02 | インポート
秀麗な山容から、中国地方屈指の名山と言われ、古代から信仰の対象となった山・大山 この山に思いを寄せる、多くの人々を導いた道が、「大山道」である。
中国地方にある標高1729mの伯耆富士・大山。
かって中国地方、特に瀬戸内海の農民の間で、「大山参り」は「伊勢参り」と共に最も重んじられた行事だった。

5月より咲いていた花「庭ゼキショウ」
開花時期は、 5/ 1頃~ 6/ 末頃。 ・北アメリカ原産。1890年頃に渡来。 ・色は白か紅紫。小さい花だがきれい。 ・葉が石菖(せきしょう)というサトイモ科の 植物に似ていて、また、庭によく生える ところから、庭石菖の名になった。 ・別名 「南京文目」(なんきんあやめ)。 (季節の花300より )

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柳生街道⑤

2007-06-27 07:43:18 | インポート
静かな山里の風景が広がる大柳生はこの先の柳生地区と共に、昔から「柳生の里」の中心地であった。
大柳生から柳生に通じる阪原峠には、石畳の敷かれた風格のある道が通っている。
柳生街道の終点である柳生には、家老屋敷、陣屋敷、柳生新陰流の道場、柳生家の菩提寺、芳徳襌寺など、剣の聖地にふさわしい数々の歴史的遺物がある。
最寄の駅=JR関西本線・奈良駅、笠置駅。

5月に咲いていた花「浜梨」
開花時期は、 5/ 1頃~ 6/15頃。 ・海岸近くに植えられる。 ・葉や枝にこまかいとげがいっぱいある。 ・よい香りの花。 ・夏に、ミニトマトのような形の だいだい色の実がなる(すごく固い)。 ・甘酸っぱい味の実を梨にたとえて、 「浜の梨」の意で名づけられた「はまなし」が 東北弁でなまって「はまなす」になった。 ・北海道の道花(浜梨) 「♪ 知床の岬に~ はまなすの咲く頃~」 (知床旅情) ・アイヌの人々は魔よけのために戸口に立てて、 実は食用、種子をイヨマンテの祭りに用いた。

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柳生街道④

2007-06-25 08:06:27 | インポート
峠の近くには、その春日石を切り出した跡が幾つかある。春日山石窟仏は、採掘の終った洞窟の壁に石仏を彫ったもので、平安末期の作と言われている。
地獄谷石窟仏 は、同じく採掘後の洞窟を使ったものであるが、こちらは彫刻ではなく、線画で描かれ、彩色が施されている。
制作期は、東大寺の大仏と同じ奈良時代後期と見られている。


5月より咲いていた花「唐種招霊」 開花時期は、 5/ 1頃~ 6/10頃。 ・中国原産(「唐種」の語源)。 ・香りがじつに特徴的。 バナナのガムの香りがする(本当だよ♪)。 ・「おがたま」は「招霊(おきたま)」から きている。 神社などにも植えられることがある。 ・「唐種小賀玉」とも書く。 ・原産国の中国名を「含笑花」と書く。 (季節の花300より)

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