季節の花と言葉の花束

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季節の花の紹介と言葉の花束を書いています。

季節の花「令法 (りょうぶ)」

2016-08-31 04:15:53 | 暮らし
愛と励ましの言葉(渡辺和子著より)

「素敵な出会い」

私と出会ったがゆえに、相手の人が以前より悪い人と

なることがないように、以前よりその純粋さ、誠実さ、

優しさ、魂の気高さを失うことがないように、むしろ、

心豊かに生きることが出来る出会いを積み重ねながら

生きてゆきたい。


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7月に咲いていた花「令法 (りょうぶ)」

開花時期は、 7/ 1 ~ 7/20頃。
・枝先に白い小花をいっぱいつける。
 遊歩道などでときどき見かける。

・若葉と花は揚げたりゆでたりして
 食べられる。

(季節の花300より)



季節の花「唐鼠黐 (とうねずみもち)」

2016-08-30 04:22:28 | 暮らし
愛と励ましの言葉(渡辺和子著より)

「愛をつかむ」

愛のない生活が地獄のようなものであるのに反し、愛の

漲(みなぎ)る生活は人間を生き生きとさせる。生活に

は張りを、すること、なすこと全てに意味を与えてくれ

る。その人にとってつまらないものはなくなる。


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7月に咲いていた花「唐鼠黐 (とうねずみもち)」

開花時期は、 7/ 1 ~ 7/20頃。
・中国原産。明治初期に渡来。

・鼠黐より背丈も花も大きい。
 花が咲く時期が
 鼠黐より1ヶ月ほど遅いので
 花の時期から区別できる。
 葉っぱは鼠黐より少し薄め。

・花はびっしり咲き、
 実もびっしりつける。
 実は表面が
 少しだけ白く粉っぽい。
 ちょっとぶどうに似てて鳥の好物。


(季節の花300より)



季節の花「白粉花 (おしろいばな)」

2016-08-29 03:40:04 | 暮らし

愛と励ましの言葉(渡辺和子著より)

「人間としてどう生きるか」

苦しいから死んでしまおうでなくて、苦しいからもう

ちょっと生きてみよう。なぜならば、その苦しさは必

ずどこかで薄らぐからです。その苦しさは、必ず後ろ

に、自分の背後に行きます。


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6月から咲いている花「白粉花 (おしろいばな)」


開花時期は、 6/25 ~ 10/末頃。
・メキシコ原産。江戸時代に渡来。
 (ペルー原産、との説もある)
・ラッパ型の花。
 町中に野生化している。

・「お寺の鐘」のような形の、
 熟した黒いタネをつぶすと
 白粉(おしろい)のような
 ”白い粉”が出てくる。
 名前の由来はそこから。
 名づけ親は
 江戸時代の博物学者、貝原益軒。
 黒いタネは、お寺の鐘の形。
 白い粉は、
 蕎麦(そば)の実の粉に似ている。

・夕方頃に活動する昆虫に対しては、
 花の多彩な色で引きつけ、
 夜に活動する昆虫には、
 その香りで引きつける。

・色は赤、白、黄。
 英語では、1本の草から
 異なる花の色が咲くことから
 「marvel of Peru
  (ペルーの驚異)」
 といわれる。
・少しだけ香る。


・別名
 「夕化粧」(ゆうげしょう)。
   名のとおり、夕方から咲く。
   午後4時ごろから
   開花することが多いようだ。 
   ちなみに
   午後3時ごろから咲くのは
   爆蘭(はぜらん)。

・9月20日の誕生花(白粉花)
・花言葉は
 「不思議な、慎重」(白粉花)


(季節の花300より)



季節の花「木槿 (むくげ)

2016-08-28 04:41:51 | 暮らし
愛と励ましの言葉(渡辺和子著より)

「目に見えないけれど大切なもの」

許すということは易しいことではない。しかし、許す

ことによって、私たちは相手の支配から自由になり、

自立を勝ち得るのだ。かけがえのない自分の時間を、

他人の支配に任せていては、もったいない。時間の使

い方は生命の使い方なのだから。


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6月から咲いている花「木槿 (むくげ)

開花時期は、 6/25 ~ 10/15頃。
・中国原産。平安時代に渡来。

・中国名を
 「木槿(ムージン)」と呼ぶ。
 漢字はこの字があてられている。
 漢名の「木槿」の
 音読み「もくきん」が
 変化して「むくげ」となったとも、
 韓国の呼び方
 「無窮花(ムグンファ)」または
 「ムキュウゲ」が変化して
 「むくげ」となった、
 ともいわれる。

 韓国では
 国の繁栄を意味する花として
 国花になっている。


・朝方3時頃に開花した花は
 夕方にはしぼんでしまう、
 「一日花」で、
 「槿花一朝
  (きんかいっちょう)の夢」
  (人の世ははかない、の意)に
 例えられているが、
 次々に別の花が咲くため
 長く咲くように見える。


・強い木で、
 枝を切って地面に刺しておくと
 いつの間にか根づくらしい。

・8月28日の誕生花(木槿)
・花言葉は「信念」(木槿)


・「道のべの
  木槿は馬に 食はれけり」
   野ざらし紀行
   松尾芭蕉

 「それがしも
  其(そ)の日暮らしぞ
  花木槿」
   小林一茶

(季節の花300より)



季節の花「凌霄花 (のうぜんかずら)」

2016-08-27 05:21:05 | 暮らし
愛と励ましの言葉(渡辺和子著より)

「人間としてどう生きるか」

やり直しの効かない人生ですから、失敗しないように生きる

ことも大切です。できるだけ無駄なことに時間を使わない

ように生きることも大切ですけれども、失敗してしまった時

に、その失敗から立ち上がって、やり直しをしているかの

ように生きることもとても大切だと思います。


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6月から咲いている花「凌霄花 (のうぜんかずら)」

開花時期は、 6/25 ~ 9/15頃。
・中国原産。
 古くから薬として使われていた。
 日本には平安時代の
 9世紀頃に渡来。

・オレンジ色の派手な花。
・つるでどんどん伸びていく。
 いろいろからみつく。


・とても寿命の長い木で、
 豊臣秀吉が朝鮮半島
 から持ち帰ったといわれるものが
 金沢市にまだ健在らしい。
   (樹齢400年以上・・・)

・古名の「のせう」が変化して
 「のうぜん」になったとも、
 「凌霄」の音読みの
 ”りょうしょう”が変じて
 「のしょう」になったとも
 いわれる。
 「凌霄花」は漢名からで、
 「凌」は”しのぐ”、
 「霄」は”そら”の意味で、
 つるが木にまといつき
 天空を凌ぐほど高く登る
 ところから、この名がついた。

・茎、花が甘いらしく、
 よく蟻(あり)が
 うろうろしている。


・江戸時代の貝原益軒さんが
 「花上の露、目に入れば
  目暗くなる」と記述し
 いかにも有毒の花、
 というイメージがついているが、
 実際には毒はない。

・「凌霄花に
  秋の通ふか 風見ゆる」
   恒丸

(季節の花300より)