季節の花と言葉の花束

写真付きで季節の花や言葉の意味をを書くならgooブログ

季節の花の紹介と言葉の花束を書いています。

季節の花「臭木(くさぎ)」

2012-08-31 05:10:44 | インポート

一日一言

甲羅を経る 

何事によらず年功を積んで老練になる

という場合のたとえに用いる。

★長年の経営者生活で、財を築き甲羅

を経るとしたたかな男になるものだ。

類語:①劫﨟を経る    ②亀の甲より年の劫

   :③甲羅が生える   ④劫量を経る


7月から咲いている花「臭木(くさぎ)」
・開花時期は、  7/25頃~  8/  末頃。 
・木や葉の薬品臭から臭木の名がついたが、   
  花自体はとっても甘い香り。               
・実は瑠璃色でよく目立つ。秋に実る。       
  鳥の好物らしく、                         
  鳥がよく来る木の実はすぐなくなってしまう。
  (青く丸いのは「タネ」らしい) 

   熊葛(くまつづら)科。
・学名 Clerodendron trichotomum
Clerodendron : クサギ属
(または Clerodendrum)
trichotomum : 三分岐の、三叉の
Clerodendron(クレロデンドロン)は、
ギリシャ語の
「cleros(運命)+ dendron(樹木)」が語源
(季節の花300より)

       


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季節の花「蔓荊 (はまごう)」

2012-08-30 05:10:19 | インポート

一日一言

甲羅が生える

「甲羅」は、「劫(こう)」に掛けて、年の功の意味。

長い間経験を重ねて物事に対して老練になるこ

と、又、年をとってずる賢く成る様子などを表す場

合に用いる。

★私もこの歳になると甲羅が生えてきたという反省

もある。

類語:①甲羅を経る       ②亀の甲より年の劫(こう)

   :③公﨟(こうろう)を経る ④劫量(こうりょう)を経る


7月から咲いている花「蔓荊 (はまごう)」

・開花時期は、  7/20頃~  9/10頃。
・海岸の砂地を這ってのびる。             
・漢字はぎょうぎょうしいが、             
  想像とは違って、青紫色のきれいな花。   
  葉っぱを燃やして香煙を仏にささげた     
  「浜香」が語源になっているらしい。     

熊葛(くまつづら)科。
・学名 Vitex rotundifolia
Vitex : ハマゴウ属
rotundifolia : 円形の葉をもつ
Vitex(ビテックス)は、ラテン語の
「vieo(結ぶ)」が語源。
この属の植物の枝で
篭(かご)を編んだことから。
(季節の花300より)

 


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季節の花「黄槿 (はまぼう)」

2012-08-29 05:30:17 | インポート

一日一言

膏薬(こうやく)張り

破損した個所を、膏薬を貼るように紙や

布切れで張って一時的に繕うという意味

から、一時しのぎの姑息な善後処置の

たとえに用いる。

★事故を起こした企業が、抜本的な対策

を講じないで、膏薬張りのような善後策で

は、再発が危ぶまれる。


7月から咲いている花「黄槿 (はまぼう)」

開花時期は、  7/20頃~  8/  5頃。  
・海岸に生える。                            
・黄色のとても爽やかな花。                  
・浜に生える” 朴の木(ほおのき)”で       
  「はまほう」、次第に「はまぼう」になった。
  漢字だと「浜朴」。「黄槿」の漢字は        
  なんとなく当て字っぽい。                  
葵(あおい)科。
・学名 Hibiscus hamabo
Hibiscus : フヨウ(ハイビスカス)属
hamabo : ハマボウ(日本名)

(季節の花300より)





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季節の花「犬蓼(いぬたで)」

2012-08-28 04:45:17 | インポート

一日一言

毫毛斧柯(ごうもうふか)

邪魔になる木は芽生えのうちに摘まないと

大きく育って斧を使わなければならなくなる

という意味から、災いは小さいうちに除いて

しまうべきであるということのたとえに用いる。

★反政府運動は、たとえ小さくても毫毛斧柯

のたとえにあるように慎重に抑えていくべきだ。

類語:①二葉にして絶たざれば斧を用ゆるに至る。

   :②涓涓(けんけん)塞がざれば終には江河となる。


7月から咲いている花「犬蓼(いぬたで)」

開花時期は、  7/15頃~10/25頃。     
・辛味がなく食べられない蓼、の意味。           
  「犬」がつくものには食用にならない、の       
  意味をもつものが多い。                       
      犬胡麻(いぬごま)、犬芥子(いぬがらし)、
      犬薺(いぬなずな)、犬稗(いぬひえ)、   
      犬蕨(いぬわらび)、など。               
・ことわざ「蓼食う虫も好きずき」               
・別名  「赤まんま」(赤飯)。                 
      まさにそのとおり。つぶつぶの花です。     


・「わが屋戸の  穂蓼(ほたで)古幹(ふるから) 
      摘み生(おほ)し  実になるまでに         
        君をし待たむ」  万葉集  作者不詳       
(季節の花300より)



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季節の花「百日紅 (さるすべり)」

2012-08-27 04:57:20 | インポート

 一日一言

公明正大

心が公明で全く私心がないという意味で、

少しも心にやましいところがないさまを表

す場合に用いる。

★政治家に求められる資質は、全てに

公明正大であることであろう。


7月から咲いている花「百日紅 (さるすべり)」

開花時期は、  7/15頃~10/15頃。   
・中国原産。                                 
・「約100日間、ピンクの花を咲かせる。」のが
  名前の由来。                               
  約3ヶ月間、夏から秋まで咲き続ける。       
  実際には、一度咲いた枝先から再度芽が出てきて
  花をつけるため、咲き続けているように見える。
  花はしわしわの形。白い花もある。           
・「猿滑」とも書く。                         
  ”幹がスベスベで、猿も登れない”ところから。
・秋になると、けっこう早めに落葉する。       
  ・夾竹桃(きょうちくとう)と同じような時期に咲く。

(季節の花300より)


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