季節の花と言葉の花束

写真付きで季節の花や言葉の意味をを書くならgooブログ

季節の花の紹介と言葉の花束を書いています。

季節の花「壇香梅 (だんこうばい)」

2019-02-28 04:39:32 | 暮らし
名言名句(578)

「過てば則ち改むるに憚(はばか)ることなかれ」『論語・学而篇』

本当の過ちとはどんなものなのか。同じ『論語』の衛霊公第十五に、

「過って改めざる、これを過ちという」という言葉があります。

過って改めないこと、これは正しく過ちである、ということですが、

過ちは改めてこそ過ちとしてのミスは相殺されるのです。改めない

ままで、そのまま過ごすことによって、過ちは過ちとしての存在を

強めます。ミスについては、ミスであることを素直に認めなさい、

というのですが、過失についても、人間らしさを忘れない事、

というのです。過失について素直になれない人間の性格を戒めても

いる言葉と言えるでしょう。

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2月に咲いている花「壇香梅 (だんこうばい」

3月頃、黄色の花をつける。
・名前がなんとなく
 奥ゆかしくていい♪
 語源は 白檀 を参考。
・秋には葉っぱは真黄色になる。

・別名
 「鬱金花(うこんばな)」
   黄色の花にちなむ。



(季節の花300より)



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季節の花「節分草」

2019-02-27 04:26:04 | 暮らし
名言名句(547)

「徳は孤ならず、必ず隣あり」『論語・里仁篇』


徳は人間らしい人間をあらわします。人間らしさを表す徳は一見孤独

に見えますが、人間らしさは、人間らしさを求めている多くの人々を

ひきつけずにはおきません。徳は、いうなれば、人間をひきつける

誘蛾灯のようなもので、たとえ徳のある人が客観的に孤立している

ように見えても、人のための暖かな誘蛾灯は、黙っていても多くの人

を引き寄せ、感化するものです。今は二児の母親となっていますが、

徳子という名の女性がいました。「人間らしさのある女性になるって、

父がつけてくれました」名前の由来を語るとき、彼女は、そう答えて

いました。彼女の父は、旧制中学で国語と漢文を教えていました。

その徳子という女性は、父親の願い通り、幸せな家庭生活を送って

います。職場で求めている理想的人間像は、人間性に限って言えば、

徳のある人、しなわち、人間らしさの、ある人格者ということになり

ます。それは、普通の生活の中でもいえることでしょう。

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2月頃に咲く山野草「節分草」

 節分の頃から咲き始めるので
 この名前になったと思われるが、
 東京では少しあとの
 2月中旬頃から
 開花することが多い。
・白い小さな5弁花。

・石灰岩地で多く咲くらしい。
 関東だと、秩父の武甲山あたり。

・片栗と同じように、
 林の中が明るい(木々の葉っぱが
 まだ茂っていない)春の短期間
 にだけ姿をあらわす「春植物」♪
 花のあとで実をつけ、
 4~5月頃には
 地下部を残して
 地上からは姿を消す。



★<節分の豆まきの由来、その他>
    節分=2月3日

 平安時代の宇多天皇の頃、
 京の都に乱入しようとした
 「鞍馬山の鬼神」を、
 三石三斗の豆を煎って投げて、
 目をつぶして追い払った
 という話があった。
 このことから、
 家中の厄を払い
 福を呼び入れるために
 豆まきをするという風習が
 広まった。
 (豆は、ふつう大豆を使う)


「鬼は外♪ 福は内♪」

 ・「年の数だけまいて食べる」
      という風習もある。

 ・豆のかわりに、
  カラつきのピーナッツを投げて
  投げ終わったら
  カラをむいて食べる、
  という方法もある(汚れない)。

 ・節分(2月3日)の日の夜に、
  「恵方(えほう:その年の
   めでたい方向のこと。
   年神様(としがみさま)
   または
   歳徳神(としとくじん)の
   つかさどる方角)」
  の方角に向かって
  太巻き寿司を食べると、
  福を呼べるらしい。
  ”恵方巻き(えほうまき)”
  ”恵方寿司(えほうずし)”
  (巻き寿司 → 福を巻き込む)

 ・柊(ひいらぎ)の枝、

  扉(とべら)の枝、

  の風習もある。


 ちなみに
 「立春(りっしゅん)」は
 節分の翌日(2月4日)♪


(季節の花300より)


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季節の花「スノードロップ」

2019-02-26 04:31:36 | 暮らし
名言名句(546)

「人間は考える葦である」『パスカル』

宇宙の無限に比べると人間はあまりにも卑小ですが、人間は考える葦

としての偉大さを持つというのです。考えることによる人間性の自覚

が、宇宙の無限と対比したときの卑小感の矛盾これを救うのが、

キリスト教にいたる道であると説いています。確かに、人間は、宇宙

と対比して見ると小さすぎます。そのため、自己の存在が不安になっ

てきます。人間を殺そうとするのに、宇宙は武装するまでもなく、一

滴の水をもってして殺すことが出来るからです。しかし、人間は、死

を知っているし、宇宙はそのことを知りません。そこで、人間の思考

は宇宙よりも勝る偉大性を持つ、ともいうのです。


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2月に咲いている花「スノードロップ」

ヨーロッパ地方原産。
・早春の頃、
 変わった形の花が咲く。
 3枚の白い花弁と
 真ん中に緑色の芯。
・球根草。

・アダムとイブの2人が
 楽園を追い出されて 
 困っていたとき、
 降ってきた雪を、天使が
 このスノードロップの花に
 変えたらしい。 
 「スノードロップ」
   =「雪のしずく」

・1月16日の誕生花。
・花言葉は
 「希望、慰め、楽しい予告」

・別名
 「待雪草(まつゆきそう)」
 「雪の花(ゆきのはな)」
 「ガランサス」

(季節の花300より)




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季節の花「ストック」

2019-02-25 05:36:23 | 暮らし
名言名句(545)

「人をさばくな」『新約聖書・マタイ伝』

則場の中で人間関係をスムーズなものにしたいと心がけるなら、

まず、人をさばく威圧的な態度をみせないことです。自分が

さばかれることを考えたいものです。その心構えで仕事に取り組

んでいる以上、円満な職場の人間関係が保たれることでしょう。

気を付けたいのは、人の噂話です。人の噂話をするよりも、

お色気話のほうが罪がない、ともっぱら酒席などでお色気話に

専念している男性がいますが、彼のその主義はなかなか立派です。

人を裁かないことを、生き方のモットーとしているといえるで

しょう。

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2月に咲いている花「ストック」

春の南房総で
 たくさん見かける。
 2月、3月が
 切り花出荷のピークらしい。
・地中海地方原産。
 ギリシャ時代から栽培。
 古代ギリシャやローマ時代では
 薬草として利用されていた。

・「ストック」は英語名で
 「幹」や「茎」を意味し、
 しっかりした茎を持つことに
 由来する。
 (そういえばスキーにも
  「ストック」がある♪)

・別名
 「紫羅欄花(あらせいとう)」
   葉が、
   ラセイタ
   (毛織物の一種(raxa))。
    ポルトガル語
    ではラセイタと呼ぶ)
   に似ており、
   そこから「葉ラセイタ」
      →「アラセイタ」
      →「アラセイトウ」
   に変化した。


・1月25日、2月24日、
 12月21日の誕生花
・花言葉は
 「未来を見つめる、
  努力、思いやり」


(季節の花300より)



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季節の花「サイネリア」

2019-02-24 04:37:58 | 暮らし
名言名句(544)

「天網恢恢疎にして漏らさず」『老子』

この言葉は、現代では、そろそろ使われなくなった言葉の

うちに入るのかもしれません。格調高い余韻が、なんとなく

敬遠させるのでしょうか。ただ、どのような行為であっても、

どこかで監視しているに違いない良識の眼光を、いつも頭に

叩き込んでおくことが大切です。とくに、悪事ついては、誰

かがどこかで必ず見張っているものであることを知っておく

ことです。それを知っておけば、行いは自然と悪事を避けて

通ることになります。

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2月に咲いている花「サイネリア」

アフリカのモロッコ沖の
 カナリヤ諸島原産。
 明治初期に渡来した。
・12月~4月頃に、
 いろんな色の花が咲く。
・葉はハート形。

・夏越しは難しいとされる。
 暑さに弱いのかな。


・正式な名前は
 「シネラリア」だが、
 花屋さんでは
 「シネラリア」より
 語感の良い
 「サイネリア」の名で
 売られていることが多い。

 また、「サイネリア」と
 同じくくりの品種で
 「セネシオ・シルキー」という
 園芸品種もよく見かける。

  セネシオ・シルキー
  学名 Senecio hybrid


・別名
 「富貴菊(ふうきぎく)」
   蕗(ふき)のような
   葉っぱなところから、
   ふき→ふうき、で
   「富貴」の字が
   あてられたと思われる。

・1月17日、
 12月5日の誕生花
・花言葉は「元気」「常に快活」


(季節の花300より)



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