人生日訓(439)
「人みな心あり」
聖徳太子十七条憲法の第十条に出ている言葉である。今日は、とかく、人間の
平等ということをやかましく言うが、今一つ大切なことは人間がみんな違って
いること、差別た区別のあることを忘れがちである。世間で、「十人十色」と
言う通り、人間は顔がみんな違っている通り、銘々みんな違った考え方を持っ
ている。自分の思うとおりに部下や同僚に要求しようとしても、それは無理で
ある。
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8月に咲いている花「酢漿草 (かたばみ)」
道端でしょっちゅう見かける。 ・クローバーのような 3枚葉と小さな黄色い花。 葉っぱは、雨が降ったり 夜になると閉じる。 花は春から夏にかけて咲く。 ・茎や葉には 「蓚酸(しゅうさん)」 (無色無臭の結晶。 化学式は「(COOH)2」) というものを含んでいる。 これが名前の由来かも。 かむとすっぱいらしい。 昔は真鍮で作った仏具や 鉄製の鏡をこれで 磨いていた。 ・オキザリスにそっくりだが、 「かたばみ」は オキザリスに比べて花が小さく、 実の形が特殊なので 別ページにしました。 ・「カタバミ紋(もん)」は 古くから家紋とされ、 100種類以上ある。 ・「傍食」「片喰」「片食」 とも書く。 「かたばみ」の名の由来 (諸説あり)。 1.葉が、 何かに食べられたように 欠けているところから。 2.「片葉三」 片葉が3つなところから。 3.葉が、 茎の上の方にだけ伸びて、 下の方には 伸びないことから。 ・ロケット形のこの実の ”さや”を指でさわると バッとタネが 飛び散ることがある。 何かに書いてあったので 試したら本当だった♪ こうやって種子を 拡散させているんですね。 (タネツケバナと同じ仕組み。 爆(は)ぜるところは、 カラスのエンドウに似ている) ・葉っぱが赤紫色のものは 「赤酢漿草(あかかたばみ)」 と呼ぶ。 ・別名 「雀の袴(すずめのはかま)」。 夜になると 葉を小さくたたむことから。
(季節の花300より)