季節の花と言葉の花束

写真付きで季節の花や言葉の意味をを書くならgooブログ

季節の花の紹介と言葉の花束を書いています。

季節の花「キミガヨラン(ユッカ) [君が代蘭]」

2022-10-31 04:48:23 | 暮らし
一日一名言(48)

二国間の交渉には多少の差異は止むを得ない。問題は差異に

こだわって、大筋を見失ってはなたないことである。

椎名悦三郎外相が訪韓した。13年間という異例の長期にわたる日韓国交

正常化交渉をまとめるためだった。

冒頭の一文はそのさい、丁一権(チョウイチゴン)・韓国国務総理が産経新聞

に送った書簡にある。「両国とも正しい姿勢で共同の繁栄を求めて前進した

い」とも記されている。しかし、「二国の差異」は今なお残る。

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10月に咲いている花「キミガヨラン(ユッカ) [君が代蘭]」

花の特徴 茎先に円錐花序(下のほうになるほど枝分かれする回数が多く、全体をみると円錐形になる)を出し、花径5~6センチの淡いクリーム色をした鐘形の花をたくさんつける。

葉の特徴 根際から生える葉は剣形で分厚く、先が鋭く尖る。 葉は少し垂れ下がり気味になる。

実の特徴 日本では結実をしない。

その他 和名の由来は、花が数多く咲き続け、いつまでも栄えるというところからきている。 属名の Yucca はハイチでの現地語からきている。 種小名の recurvifolia は「反り返った葉の」という意味である。 別名ユッカランと呼ばれることもある。 

(花図鑑より)
       


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季節の花「キバナコスモス [黄花コスモス]」

2022-10-30 04:51:32 | 暮らし
一日一名言(47)

願はくは花のしたにて春死なむ そのきさらぎの望月の頃

「願わくば春、桜の下で死を迎えたい。お釈迦様が入滅(死去)した二月

(如月)十五日、望月(満月)のころに」という冒頭の歌の通りとなった。

西行法師は河内国の弘川寺で1190年没した。

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10月に咲いている花「キバナコスモス [黄花コスモス]」

花の特徴 花茎の先に花径6センチくらいの花(頭花)を1輪つける。 花の色はオレンジ色ないし黄色である。 周りにつく舌状花は普通は8枚で、先が3つに切れ込む。

葉の特徴 葉はコスモスよりも切れ込み方が粗く、裂片の幅が広い。

実の特徴 花の後にできる実はそう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見えるもの)である。

その他 矮性種もある。 属名の Cosmos はギリシャ語の「cosmos(飾り)」からきている。 種小名の sulphureus は「黄色の」という意味である。 

(花図鑑より)
       


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季節の花「キツネノマゴ [狐の孫]」

2022-10-29 05:13:43 | 暮らし
一日一名言(46)

法師(自分)のあとは、跡なきを跡とす。跡をとどむるとは

いかなる事ぞ。われしらず

法然(浄土宗)や親鸞(浄土真宗)、日蓮(日蓮・法華宗)と並び、一遍

を祖とする時宗は「鎌倉六宗」の一つ。

一遍は死を覚悟した時、冒頭の言葉通り、彼は所持品を焼き捨てた。しかし、

弟子たちがその法話を「一遍上人語録」として耕世に伝えた。

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10月に咲いている花「キツネノマゴ [狐の孫]」

花の特徴 茎先に穂状花序(柄のない花が花茎に均等につく)を出し、淡い紅紫色の唇形をした花をつける。 花の真ん中には白い星形の模様が入っている。

葉の特徴 葉は長めの楕円形で、向かい合って生える(対生)。

実の特徴 花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。

その他 名の由来は、花穂の形を孫狐のしっぽに見立てたものといわれるが、花が孫狐の顔に似ているからなど諸説があるらしい。 乾燥させると腰痛、風邪などに薬効があるとされており、清の時代には目薬としても利用されたという。 属名の Justicia はスコットランドの植物学者「ジャスティス(J. Justice)さん」の名からきている。 種小名の procumbens は「這った」という意味である。 

(花図鑑より)
       


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季節の花 「キチジョウソウ [吉祥草]」

2022-10-28 04:45:01 | 暮らし
一日一名言(45)

自分の行いを省みると恥ばかり多く、どうやって面目を

施そうかと考えるばかり。この心情、お察し頂ければ幸いです

軍記物語の祖となる「将門記」。「新王」を称して関東を支配した将門

最後の場面である。「天罰でありう、新皇(将門)を乗せた名馬が歩みを

止めた。そこに「神の一矢」が命中。新皇は激戦の末に反逆の地に滅んだ」

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10月に咲いている花「キチジョウソウ [吉祥草]」

花の特徴 淡い紅紫色の花が穂状につく。 花は下から上へと咲き上がっていく。 花びら(花被片)は6枚あり、まくれるように反り返る。 花びらの外側は濃い紅紫色、内側は淡い紅紫色である。 6本の雄しべと1本の雌しべが花の外に突き出している。 花は葉より低いところにつくので、なかなか見つけにくい。

葉の特徴 根際から生える葉の形は広めの線形である。 ジャノヒゲ(蛇の髭)に似ているが、葉の幅がそれより広く、明るい緑色をしている。

実の特徴 花の後につく液果(果皮が肉質で液汁が多い実)は赤紫に熟し、動物に食べられて広がる。

その他 和名の由来は、吉事があると開花するという伝説からきている。 属名の Reineckea はベルリンの園芸家「ライネッケ(H. J. Reinecke)さん」の名からきている。 種小名の carnea は「肉色の」という意味である。 

(花図鑑より)
       


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季節の花「 キクイモモドキ(ヒメヒマワリ) [菊芋擬き]」

2022-10-27 04:45:08 | 暮らし
一日一名言(44)

ことさら天き(気)も能成(よくなり)候、かなしく候

かなしく候、かしく

冒頭は千利休最後の書状の結びである、

利休は「わび茶」の大成者、更に色彩感覚や料理、住宅意匠など耕世の生活

文化に変革と豊かさを与えた巨人だった。また、秀吉政権下では

「内々のことは利休」と称された権力者であった。

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10月に咲いている花「 キクイモモドキ(ヒメヒマワリ) [菊芋擬き]」

花の特徴黄 色または橙黄色の花(頭花)をいっぱい咲かせる。 花径は5~6センチあり、八重咲きのものもある。 舌状花は8~15枚である。

葉の特徴 葉は卵形で、向かい合って生える(対生)。 茎や葉には短くて固い毛が生えている。

実の特徴 花の後にできる実はそう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見えるもの)である。

その他 ヒマワリ属のキクイモ(菊芋)によく似た花を咲かせることからこの名がついた。 別名をヒメヒマワリ(姫向日葵)という。 属名のヘリオプシス(Heliopsis)の名でも流通している。 属名の Heliopsis はギリシャ語の「helios(太陽)+opsis(似た)」からきている。頭花の形からつけられた名である。 種小名の helianthoides は「ヒマワリのような花の」という意味である。

(花図鑑より)
       


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