季節の花と言葉の花束

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季節の花の紹介と言葉の花束を書いています。

季節の花「パンジー」

2021-01-31 04:51:35 | 暮らし
人生日訓(571)

「苦労があって深い人生がわかる」

失敗したり、病気をしたり、いろいろな避けがたい人生の苦労をしてこそ、か

えって深く人生の味がわかってくるものである。また、苦労というものは、何

年か経ってみると、みんな楽しい思い出になって来る。苦労というものは、ま

さに瞬間的な苦痛である。勿論ただ無駄な苦労をせぬことだけは心がけるべき

ではなかろうか。

マイフレさんとの思いで

モーリさんの切り絵.wmv 



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10月から咲いている花「パンジー」

開花時期は、10/10 ~ 翌 7/10頃。 ・ヨーロッパまたはアジア西部原産。 ・19世紀以降欧米各国で  改良が進んでいる。     日本へは江戸時代に  渡来した。 ・「パンジー色」■   → 色 いろいろ へ ・菫(すみれ)の園芸品種。 ・いろいろな種類がある。 ・秋から翌春にかけて長く咲き続け、  花壇の主役として利用される。  寒さに強い。 ・ポーランドの国花。 ・「パンジー」は  フランス語の「パンセ(考える)」  という意味で、  つぼみが下を向く形が、  人が頭を垂れ物思う姿に  似ているところから命名。 ・パンジーに似た品種に  「ビオラ」がある。  花の直径が3~5cm以上のものを  「パンジー」、  それより小さいものを  「ビオラ」と、   区分けして呼ぶことがあるそうだ。  「ビオラ」の名は、  属名 Viola から。   ・別名  「三色菫」(さんしきすみれ)。    三色って、黄、紫、黒かな? ・1月9日、2月8日の  誕生花(パンジー)。 ・花言葉は「思慮深い」

(季節の花300より) 

          

季節の花「山茶花(さざんか)」

2021-01-30 04:37:09 | 暮らし
人生日訓(570)

「和して同ぜず」

違ったもののいくつかを一本にまとめ上げてゆくのが「和」である。ベニア板

のように木目の違った板をつぎ合わせてこそ、堅い合板が出来るのである。違

った能力、性質を大きくまとめ上げて行くのが「和」である。それだけに、同

ずることはやさしいが、和することは、なかなか難しいのである。異人種をま

とめ上げて出来上がった日本民族を「和国」というのも決して偶然ではあるま

い。

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10月から咲いている花「山茶花(さざんか)」

開花時期は、10/10 ~ 翌 2/10頃。 ・花の少ない晩秋から  初冬にかけて咲き出す。  長い間咲き、  正月を過ぎても楽しめる。 ・椿(つばき)の  漢名(中国名)の  「山茶花」が、     いつの頃からか  このサザンカの名前として  間違って定着した。  読みは「山茶花(さんさか)」    →「茶山花(ささんか)」    →「さざんか」  というぐあいに変化したらしい。  上記から、  「山茶花」の漢字名も  本当は誤用。  (どこかで椿とサザンカが   混同されたのでしょう。   こういうのって、   一度定着したら軌道修正は   ほとんど不可能ですね。   みんな、その間違ってる方   を本物と思ってしまうから) ・日本が原産地。  江戸時代に長崎の出島の  オランダ商館に来ていた  医師ツンベルクさんが  ヨーロッパに持ち帰り、  西欧で広まった。  学名も英名もサザンカ       (Sasanqua)。 ・花はとてもよい香り。 ・花びらは1枚ずつ散る  (「薮椿」は花ごと散る)。  開花時期は、  薮椿は春になってから、  山茶花は秋から冬咲き、  と異なる。  また、寒椿とは、  葉っぱも花も開花時期も  ほぼ同じで  なかなか見分けがつかないが、  背丈でおおよそ区別できる。   → 寒椿  (ただ、寒椿の中でも   背の高い「獅子頭」   などとは    なかなか区別しにくいです) ・11月3日、12月4日の  誕生花(山茶花) ・花言葉は「困難に打ち勝つ、     ひたむきさ」(山茶花) ・「山茶花を   雀のこぼす 日和かな」    正岡子規    「山茶花の   花や葉の上に 散り映えり」    高浜虚子 

(季節の花300より)


        

季節の花「寒木瓜(かんぼけ)」

2021-01-29 04:45:32 | 暮らし
人生日訓(569)

「自分ひとりの道をきりひらく」

自分の天性、生まれ、環境、職業、こうしたものをよく見つめ、自分がどうい

うことに十八番であるか、何が好きかということを考えてみると、他人のこと

に気をとられず、たった自分ひとりに用意していたような独自の道をつき進ん

で行くのが正しいと思う。先人の糟粕をなめず、先人未踏の天地を切り開いて

ゆきたいものである。これが、いわゆる開拓精神とでもいうべきものであろ

う。

ある日の思い出

耕太郎さんの世界・美人画.wmv 



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11月から咲いている花「寒木瓜(かんぼけ)」

開花時期は、11/25 ~ 翌 4/15頃。  11月頃から咲き出す花は  春に開花するものと区別するために  「寒木瓜(かんぼけ)」と  呼ばれることがある。 ・中国原産。 ・実が瓜のような形  であるところから「木瓜」。  「木瓜」を  「もっけ」と呼んでいたのが  次第に  「もけ」→「ぼけ」になった。  (「ぼっくわ」→「ぼけ」         の説もある) ・花の色は赤、白、ピンクなど。 ・枝にトゲがある場合と  ない場合がある。 <木瓜と草木瓜のちがい> 【木瓜(ぼけ)】   ・背が高い。   ・枝のトゲはあまり目立たない。   ・実は草木瓜の実よりも    大きくて、色は黄色。    縦に「彫り」が入っている。 【草木瓜(くさぼけ)】   ・背は木瓜より低い。   ・枝にトゲがいっぱいある。   ・実はボケよりは小さく、    色は黄色。    縦に「彫り」は入っておらず、    表面はつるつる。 ・1月21日、2月19日の誕生花。 ・花言葉は「指導者、先駆者」。

(季節の花300より)


         

季節の花「寒椿」

2021-01-28 04:31:55 | 暮らし
人生日訓(568)

「世尊(せそん)我が名を知り玉う」

お客の名前を覚えるということは、相手の人柄を尊敬する精神から出てくるの

である。誰が自分の恩人や恋人の名前を忘れるであろうか。お客を大切にすれ

ば、自然、その名前を本気で覚えて来るのである。数多いお客のことである。

うっかりすると忘れてしまうことがある。そこで寺では玄関に記念帳というも

のを置いて、地方から来る人々に記念のために署名していただくようにしてい

る。玄関に一歩足を入れたとき、偶然、私がそこに居合わせて「沢田君、遠方

からよくやって来てくれましたね」という一句だけで、先方はもう胸一杯にな

ってくれる。

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11月から咲いている花「寒椿」

・開花時期は、11/25 ~ 翌 2/10頃。 ・濃い紅色が鮮やか。八重咲き。 ・花びらは1枚ずつ散る。 ・公害に強い。  道路と歩道の間の植え込みなどに  よく植えられる。   ・山茶花とは、  葉っぱも花も開花時期もほぼ同じで  なかなか見分けがつかない。    (学名的にもほとんど同じ)  【寒椿】   ・枝が横方向に伸びるので    背丈が高くならない。    せいぜい高さ1mぐらい。    ただし、    「獅子頭(ししがしら)または     立寒椿(たちかんつばき)」    と呼ばれる品種は    背丈が高くなるので、    山茶花と区別がつきにくい。    (この品種は寒椿でなく     山茶花の一種として     紹介されることもある)   ・花びらの数は多く、    14枚以上。   ・花びらはあまり    しわしわにならない。  【山茶花(さざんか)】   ・背が高い。   ・花びらの数は少なく、    5~10枚。     (ただし数の多い品種も     あるようだ)   ・花びらは    しわしわになるものが多い。

(季節の花300より) 

         

季節の花「アロエ」

2021-01-27 05:03:25 | 暮らし
人生日訓(567)

「今日の境遇に安心せぬ」

調子がよければ、いよいよ、工夫して百尺竿頭、さらに一歩を進めるという気

魄。日に新たにして日に日に新たなえう工夫を続けていってこそ、この競争の

激しい時世に処してゆけるのである。どんなによかろうと、今日の境遇に安易

なみこしをすえ、あぐらをかいてはいけない。それはすでに一歩の退却である

り、遅れをとっているのである。


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11月から咲いている花「アロエ」

開花時期は、11/15 ~ 2/10頃。   (夏咲きの品種もある)。 ・アフリカ原産。 ・花が咲くものと  咲かないものがある。  鉢植えしているものは  咲きにくいようだ。 ・橙色の花。 ・薬効   胃もたれ、便秘、       切り傷、やけど ・薬用部位 葉 ・葉は肉質でギザギザ。  薬用にはなるが、すごく苦い。  別名「医者いらず」。  (私も子どもの頃、   病気になると   食べさせられました。   効いたっけ?) ・日本で栽培されるのは、  ほとんどが  「木立(きだち)アロエ」  という種類。  「木立蘆薈(きだちろかい)」  の名前もある。  ”蘆薈(ろかい)”は、  「aloe」を「ロエ」と  音読みしたものに  「蘆(ろ)」と  「薈(え:会)」の漢字を  つけたものらしい。  (「アロエ」を中国語音訳した    漢字の「蘆薈」    からきたとの説もある)     木立アロエ(キダチアロエ)   ≒ 木立ロエ   = 木立蘆薈 (キダチロカイ)  ・葉っぱの幅が広い  「アロエ・ベラ」  という種類もある。  ヨーグルト等で使われるのは  こちら。葉っぱは苦くない。 

(季節の花300より)