季節の花と言葉の花束

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季節の花の紹介と言葉の花束を書いています。

季節の花「万両」

2016-01-31 04:12:09 | 暮らし
愛と励ましの言葉(渡辺和子著より)

「信じる(愛)を持っていますか」


科学、技術は、四季お冬を忘れさせ、遠ざけることは

出来るかもしれません。しかしながら、人生の冬は、

それらの手の届かないところにあります。その冬に

備えることこそが、人間の幸せに深くかかわっている

のではないでしょうか。

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1月に実をつけている樹木「万両」

万両の花は7~8月頃に咲き、
 12月頃から冬にかけて
 実が赤くなる。
 万両のなかには
 実が白い種類もある。
・正月の縁起物に使われる。


・万両と千両の名前の違い。

 千両は葉の上の方に
 実をつけるので 
 鳥に食べられやすく、
 万両は葉の下に実をつけるので
 食べられにくく、
 その分、
 実がしっかり残るから・・。

 (でも、万両の実も、
  覆いをしておかないと
  翌年の2月頃までには
  ほとんど食べられて 
  しまうようだ)。

 また、万両の実は垂れ下がり、
 千両は上向きに
 つくので、
 万両の実は重く千両の実は軽い、
 との発想からこの名になった、
 ともいわれる。

 百両や十両は、
 それらに比べ背が低く、
 実の数も少ないからことから
 こう名づけられたらしい。


・千両は、江戸時代後期までは
 「仙蓼」の字で表現された。


・百両
  葉っぱは細長く
  ギザギザがない。
  千両、万両より背が低い。
 十両
  百両よりも背が低い。
  葉っぱはギザギザ。


・百両の別名
 「唐橘(からたちばな)」。

 十両の別名
 「薮柑子(やぶこうじ)」。
   薮柑子の名は、
   薮の中に自生していて、
   葉の形などが
   柑子(こうじ)みかんに
   似ていることから。


・12月29日の誕生花
      (千両の実)
・花言葉は「富、財産」
      (千両の実)


・「吾が屋前(には)の
  花橘の いつしかも
  珠(たま)に貫(ぬ)くべく
  その実成りなむ」
   万葉集 大伴家持

 「この雪の
  消残る(けのこる)時に
  いざ行かな
  山橘の 実の照るも見む」
  (山橘=十両:薮柑子)
   万葉集 大伴家持


(季節の花300より)


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季節の花「柾(まさき)」

2016-01-30 04:05:07 | 暮らし
愛と励ましの言葉(渡辺和子著より)

「愛を込めて生きる

ただ手をこまねいてジッと待っている人はいい相手に

出逢うことは出来ない。同じように、ただ、相手と呼ぶ

得体の知れないものに全責任を持たせて、相手と合わ

せる努力をしない人は、その相手さえ失ってしまうの

も知れない。

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1月に実をつけている花「柾(まさき)」

海岸近くの林などに自生する。
・葉は革質でブ厚い。
・秋から冬にかけて
 オレンジ色の実をつける。
・庭木や生け垣によく使われる。
・「正木」とも書く。


・”斑(ふ)”入りの葉のものは
 「黄覆輪柾」
 (きふくりんまさき)という。

 葉っぱのふちや中央部に
 斑が入るものや、
 葉っぱが金色に輝くところから
 「黄金柾(おうごんまさき)」と
 呼ばれる品種もある。


(季節の花300より)


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季節の花「冬珊瑚(ふゆさんご)」

2016-01-29 04:08:16 | 暮らし
愛と励ましの言葉(渡辺)和子著より

「愛することは許されること」

倒れなければ、倒れた時の苦しさが分からないし、

起き上がった時の喜びもわからないのです。

倒れた目線で世間を見ることもできません。

人生において大切なことは倒れないことでなく、

起き上がること、そして倒れたことによって、

強くなって行くことなのです。

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1月に実をつけている花「冬珊瑚(ふゆさんご)」

ブラジル原産。明治中期に渡来。

・夏から冬にかけて
 鮮やかな色の丸い実を
 いっぱいつけるので、
 その姿を珊瑚に見立て、
 時期と合わせて
 「冬珊瑚」という名前に
 なったとのこと。

 実の色の遷移がおもしろく、
 花を咲かせたあとで
 緑色の実になり、
 それが「緑 → 黄 → 橙」の順で
 色づく。
 いろんな段階の色の実が同居して
 緑色の実、黄色の実、橙色の実が
 ほぼ同時に楽しめる。

・実はきれいだが毒があるらしく、
 食用にはならない。
・寒さに強い。


・別名
 「ビッグボーイ」
 「クリスマスチェリー」
 「玉珊瑚(たまさんご)」
   いずれも、実の形からの
   命名のようだ。

(季節の花300より)


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季節の花「黒鉄黐(くろがねもち)」

2016-01-28 04:52:44 | 暮らし
愛と励ましの言葉(渡辺)和子著より

「人間としてどう生きるか」

変えれるものは、変える勇気を願って生きて

いらっしゃい。しかしながら、変えられない

条件は、心静かに受け取って生きてださい。

そして、その両者を見分ける英知を祈り求め

ながら生きることが大切なのです。

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1月に実をつけている花「黒鉄黐(くろがねもち)」

葉は革質で光沢あり。
 若い枝は紫っぽい色。
・冬に赤いきれいな実をつける。
・「黒金黐」とも書く。

・樹皮から
 「鳥黐(とりもち)」が取れ、
 また、葉柄や枝が
 紫色っぽいところから
 「黒鉄黐」の名がついた。
  (なんか、強そうな名前・・)


(季節の花300より)


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季節の花「金柑(きんかん)

2016-01-27 04:38:01 | 暮らし
愛と励ましの言葉(渡辺)和子著より

「美しい人に」

理解されたいと願う人は、理解する人になること、

慰められて嬉しかったら、他人にも優しい言葉を

かけること、愛された喜びは他人にも分けること

が愛である。

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1月に実が付いている花「金柑(きんかん)

中国原産。
・1826年に、中国の商船が
 遠州灘(静岡県沖)で遭難し、
 漂着して清水港に寄航した際に、
 船員が、助けてくれた地元の人に
 砂糖漬けの金柑果実をプレゼントし、
 そのタネが育って、日本で広まった。

・7月頃に花が咲き、
 8月頃までに実ができる。
 実の表面はスベスベ。
 冬頃に黄色くなる。
 実のサイズは、
 みかんの小型タイプ。
 皮がついたままでも食べられる。
 (よく洗ってから食べましょう)

・柑橘(かんきつ)系のいい香り♪
・のどあめとしても使われる。

・「金」は実の色から。
 「柑」は「柑子(こうじ)」で
  みかんの古名。
・「金橘」とも書く。

・別名
 「姫橘(ひめたちばな)」


(季節の花300より)


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