masumiノート

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復興道路のはずが、逆に地域の生活を壊してしまった。

2020年04月04日 | ガソリンスタンド5

4月1日ぜんせきより

復興道路の光と影
「東北復興道路」として国が建設を進めている三陸沿岸道路。
無料の高速道路とあって、宮城県の石巻、気山沼や岩手県の釜石、宮古市などを訪れる観光客の増加に寄与する一方で、並行する国道45号を走る車両は激減。
このあおりを受けた岩手県大船渡市のSSが昨年11月、ひっそりと店を閉じた。

漁業と釣り客を相手にした観光業が地域経済を支える大船渡市三陸町吉浜地区にある。
大船渡市街と釜石市街の間の45号沿いでは唯一のSSで、地域住民にとって生活の支えとなっていた。
通過車両にとっても貴重な給油場所であり、観光客にはドライブの安心を提供してきた。

大船渡~釜石間の無料高速道が全通した現在、SS前の国道45号の交通量は驚くほど少ない。
業界関係者によると、SS閉鎖直前、同店のガソリン販売量は1日わずか数百リットルにとどまる日も少なくなかったという。
閉店後、灯油配達などは釜石市内のSSが代行しているが、ガソリン給油の不便は深刻だ。

SS近くの釣具店の女性店主は「SSに加えてコンビニも閉店し、地元民はみんな不便になったと言っている。復興道路のはずが、逆に地域の生活を壊してしまった」と話す。

国直轄で建設された無料高速道にはサービスエリアもSSも設けられない決まりで、一般道に下りて給油しなければならないが、その貴重なSSがなくなった。




ハイオクレシオ 2年連続10%割れ
全石連副会長NHKに出演でSS“最後の砦”全国へ発信



新型コロナのダメージ深刻 前年比1~3割減販
各石商が緊急メッセージ 「経営維持には採算販売必要」
カナショクが実売108円 周辺は110円台で対抗 



コロナ禍には採算販売で 経営維持を最優先
2SS相次ぎオープン



コストコSS来春道内1号店開業へ 地元業者競争激化懸念の声




4月3日燃料油脂新聞より

クレカ価格設定でマージン目減り防衛
「20%の粗利益ほしい」
下げ足速める安値店 地場業者“採算販売徹底”訴える



奈良県中西部 複数SS閉鎖



和歌山市内 陥没商圏あるも価格維持派が多数


キグナス石販(広域大手)
車検ノルマは月販60台超 オイル交換客誘導

「車検に強い熱心なSS]をアピールする看板には、
6ヶ月前から予約OK ガソリン・軽油10円/L引き





3月23日ぜんせきより
愛知石商研修会  一般小売業並みの粗利益2割は必要 
実際は利益がほとんどなく経営難、後継者や人手不足など苦しい事ばかりなのに、消費者にはそれが伝わらない。
それどころか
「ガソリン価格が10~15円もの差があるのは儲け過ぎているから」
「普通の業界は集客用にポケットティッシュを配っているのに、ガソリンスタンドはボックスティッシュを大量配布するほどに経営に余裕がある」
「セルフなのに従業員がたくさんいる」など
真逆の印象を与えている。
こうしたイメージを払拭し、経営を継続させていくためには、元売に頼らず、しっかりとした理念による価格政策、マージンの確保がなにより重要となる。
https://blog.goo.ne.jp/m128-i/e/ef3fa15b64b93d65d0dee3b00fd49ad6