masumiノート

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再投資可能な利益はいくらか

2018年08月30日 | ガソリンスタンド4

8月29日ぜんせきより

「論説」再投資可能な利益はいくらか


災害時の最後の砦とされ、公共インフラとしての社会的評価が高まる一方、平時においては自由競争の中、小売業として自助努力によって経営継続させなければならないという二面性を持つSS。

災害時対応を踏まえると、SSはネットワークで残らないと使命を果たせない。
廉売による量販で低コスト化を実現した競争力があるSSが少数残っても、社会的な価値は低い。

それぞれのSSが次世代へと経営をつなぐため、いくらの収益=再投資可能な収益が必要なのかー


平成25年11月、「ガソリンスタンドが消える!ガソリンスタンド2月危機」とマスコミが報道した地下タンク改正消防法。
2年前、市内のガソリンスタンドが閉鎖した理由も「地下タンクへの投資(回収)不能」でした。

昭和のモータリゼーションの波に乗って年々増加したガソリンスタンド、
つまり地下タンクの期限を迎えるガソリンスタンドは、毎年あるということです。

そしてそこに改正割賦販売法によるPOS問題が加わります。

地下タンクに数百万から数千万
POSにも数百万から数千万

安値量販店に客足が流れ、販売数量が半減し月50㎘しかなくなった地場零細店も多い。
1リッター10円の粗利で黒字経営(生計)は可能だとしても、そこに再投資するためのマージンを上乗せするとすると・・・

{{{{( ▽|||)}}}}ぞぉ~~~~~

近隣セルフより1リッター30円? いや、需要減も勘案すると50円以上高値で売らなきゃならないかも!?






なのに未だにこんなことやってる ↓


140円割れで系列同士が対抗 周囲静観も募る不安感

※系列店同士といっても、県外の系列量販店と元売販売子会社。
周辺の販売店社長は「市場規模が大きくない地域なのに、どうして乱売が起きるのか」と首を傾げる。




8月30日燃料油脂新聞より

週仕切り改定 4週ぶり値上げ
JXTG・出光2円、昭和シェル2円50銭





存続こそ地域貢献 非効率SS閉鎖加速懸念



元売が非効率SSだとする地場の零細店こそ、ポリ容器数個という小口配達(地域への燃料供給)を担ってきたのです!
不採算を承知で、です。




東海地区業者 ローリー配車困難化で灯油仕入れに不安示す
「PB系の今冬灯油はローリー不足で玉繰りに窮する場面があり得る」





群馬銀行 両替カード廃止 手数料増額でコストアップ
「燃油価格に転嫁必須」





欠減補助に不満の声