12月9日燃料油脂新聞より(※青文字がmasumi)
エネ庁・元売別実態調査
調査(取引慣行の公正・透明化に関する実態調査)は、公正取引員会が4月にまとめたガソリンの取引に関するフォローアップ調査報告書を踏まえ、ガソリン取引の実態を把握する目的で9月末から11月初旬、民間調査機関に委託してSS事業者3000社に実施した(回収率55.9%)。
特約店向けガソリン仕切価格の事後的な調整額が最も大きい元売系列では「リットル5円超10円以内」の割合が40%近くにのぼることが、資源エネルギー庁の調べでわかった。
最大額が「10円超」も複数の系列で数%みられる。
仕切価格が「建値化」している系列ほど調整幅が大きく値引き交渉期間も長い。
仕入価格がわからない状況下で、販売業者がSS店頭価格を設定するむずかしさが浮き彫りになった。
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前記事のプラントの販売価格。
この価格で売れる“仕切り”で卸している商社(その上流の元売)があるから、ですよね。
ピーク時の約半数にまで減り、今もなお一日に3.5店舗が減少し続けているガソリンスタンド。
これが恣意的な人為的な淘汰ではないというのなら、一体何なのでしょう?
以下、http://www.sekiyu.net/page/expertpower/exportpower_111.htm より
このような不合理な商慣行が採算を半ば度外視した価格競争を生み出す原因になったり、
販売事業者間での競争をゆがめ、
本来なら淘汰されるべきSSや事業者を存続させたり、
逆に勝ち残るべきSSや事業者を追いやったりしている
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一般家庭や町工場への小口配達を担ってきた地場のガソリンスタンドが減り続けています。
12月7日ぜんせきより
SS経営改善へ実態を調査
依然7割が経営厳しく
SSの経営実態を統計的に捉えて分析する「石油製品販売業経営実態調査」。
3年前からは石油販売業者の生の声を聞く自由記述欄を設けており、今年9月、秋田県仙北市でSSを運営する経営者が過疎地の苦境を訴えた投稿は大きな反響を呼んだ。
更なる回収率向上のため組合員に一層の協力を要請する一方、あらゆる工夫を凝らして経営基盤を固め、消費者に支持される品質、価格、サービスの提供に努める必要性を訴える。
ショッピングセンターを展開するプラントが福井市内の店舗にSSを併設
レギュラー105円、灯油49円 “異次元安値”で大混乱
以下masumi
自由記述欄が設けられたのは3年前の「経営実態調査」
・・・始まったのは何年前でしたっけ?
「これまでは仕事の合間を縫って調査への協力をしてきたけど、何時まで経ってもちっとも変わらないし、これからはそんなことより稼ぐ方が先決や」byこうちゃん
プラントもコストコと同じようなやり方のようですね。