2月10日 ぜんせきより
実質6割超のガソリン石油諸税 2月1日時点で57.1%
細るマージン、膨らむ税金比率
来年4月には消費税率が10%に引き上げられる。
石油諸税と消費税を実質的に徴税するSSは低マージンでの経営が常態化している一方で、ガソリンの突出した担税力だけが際立つ状況となっており、石油業界あげての高額な石油諸税の見直しを求める声は今後一層高まっていきそうだ。
SS網維持対策急げ
組合員の減少は地域にとっては燃料確保が難しくなるのはもちろん、
組合にとっても組合活動を展開していくための財源減少にもつながるだけに・・・・・
2月12日 燃料油脂新聞より
「経営相談室」設置へ
販売業者の撤退 未然に防ぐ
※組合員の市場撤退をできるだけ防ぐのを目的に、全石連経営部会がSS事業者のための「経営相談室」を設置することを決めたそうです。
2月12日ぜんせきより
“対コストコ”手段探る
無責任な安売り商法をこれ以上させないために・・・・・・
☆販社やPBは快進撃のご様子です。
2月13日燃料油脂新聞より
都内の販社12-1月商戦 油外月間1000万円以上 直営セルフ50SS超
PB業者経営好調 マージン拡大し収益安定
とくに昨年12月と今年1月はSS平均で月間500万円近い総収益をあげている。
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一概には言えませんし、あくまでmasumiさんの個人的な意見ですが、
油外は客数に応じて売れるものだと思うし、
この業界は「高値=暴利」ではなくて、「安値集客⇒暴利」なんだと思います。
経営相談室?
答えは簡単でしょう。
マークを下ろしてPBになりなさい。
それでダメなら安値集客して油外を売りなさい。
ほら、PBや販社を見て御覧なさい、ってね。
対コストコ?
安い業転玉を仕入れて戦いなさい。
同じ“業転玉”です。仕切り交渉で安値を勝ち取りなさい。
不当廉売?
警告は出すけどねぇ・・・
自由競争ですよ。
だから、原価販売でも会費や油外で収益を上げるんだと言われれば、これはもう致し方ないですよ。
・・・・・って、
こんな感じになるしかないと思うんです。
そして、こうなるようにしたのも販売業者自身ですからね。
だって、
>無責任な安売り商法をこれ以上させないために
なんて、お笑い種ですよ。
元売子会社販社セルフ、大手特約店セルフ、
みんな小口配達は切り捨てて、
地場3者店には不可能な安値看板掲げて、
その3者店は3者店で、「正規ルートの系列玉では戦えないから」なんて、業転玉仕入れて、
安値で集客して、
「利益は油外で」、なんてやってきたじゃないですか。
販社や大手は、(そして一部の中小業者も)、
20年近くも前から、その「無責任な安売り商法」を行ってきたじゃないですか。
「利益は油外で」とか、
差別対価や事後調整や業転玉なんかで、
「経営は自己責任です」、と。
そうやって全量系列仕入れの地場3者店を見殺しにしてきたじゃないですか。
多くの同業者が、そうして業界から去っていったじゃないですか。
元売が提唱した「利益は油外で」の“油外”も、
コストコの“年会費”も、
地場3者店からしたら同じなんですよ。
***
これまで地場零細3者店をスケープゴートにして安値店として存在していた販売店が、今コストコという強烈な異業種参入に戦々恐々としている姿を、規制緩和後に早々と同じ立場に立たされた地場零細3者店は冷ややかな目で見ています。
結局のところ、しょせん他人事。より