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masumiノート

何を書こうかな?
何でも書こう!

不採算な小口配達を切り捨てる努力と続ける努力をしています。

2015年11月02日 | ガソリンスタンドでの出来事

とうとう当店も1斗缶2つの小口配達をお断りしました。
そして、常連さんではない方のお宅へ灯油のポリ容器2つを配達しました。

はい、1斗缶もポリ容器も容量は同じです。
では何故か・・・
え?masumiさんの好き嫌いで?って?
いいえ、違います。
法人か個人かです。というか、足があるかないかです。


冷淡なmasumiさんは個人の方からの配達依頼も「いつも行っている所だけです」と断ろうとしたのですが、こうちゃんが「明日で良かったら近所へ行くから」、と、引き受けました。

「これから寒くなるのに、大きなタンクもあるけどって言いながらポリ2つやで。うちは巡回業者が回るようになったらそこで買うまでの繋ぎに使われるんやで」と言うmasumiさんにこうちゃんは「一人暮らしで足(車)がないんやから、行ってやらなしゃーないやろ」と言いました。


当店の掛け取引の法人さんはこちらの「店頭まで来てください」というお願いに快く応じて下さいました。
来店され、「やっぱり、こういう配達はきついですか」、とおっしゃるので、簡単に業界の状況をお話しすると「今まで甘えててすみませんでした」とおっしゃって下さいました。


・・・

ポリ容器2つ配達したお宅では「取っておいて」と配達代として500円余分に手渡してくれたそうです。

・・・

masumiさん以外は皆よい人です。



過当競争は弱者切り捨て


11月5日 追記

大手特約店の直営店では、高齢の女性から灯油の配達を依頼され「当店ではそういった配達は行っていない」とお断りしたところ、激昂したその女性に「店に火をつけてやる」と言われ、警察を呼んだことがあるそうです。
(何か月か前の月間ガソリンスタンドに載っていました)


目的があるから、「業転安」なんでしょう。

2015年11月02日 | メモ(GS業界紙より)


10月30日 ぜんせき

PB攻勢、広がる価格差
 業転安に募る系列の不満

近畿地方一円のプライベートブランド量販SSの攻勢に、市場は混沌とし始めた。
系列SSは値上げに積極的な姿勢が目立つものの、広域PB業者のSSが各地でレギュラー110円台の価格表示を続け、結果的に価格差は拡大する傾向が強まっている。
系列業者は「業転が安いため」と需給バランスの不均衡を問題視し、元売の姿勢を批判している。

(PBと系列では同じセルフでも10円格差が生じた地域もあるらしく)
系列SSからは「業転が大量に安く横行しているのは確実」との声もあがる。

京都市内の系列大手業者は「需給調整が全くできていないのではないか。元売は業転ばかり安くする」と憤りを隠さない。
大阪市の系列SSの担当者も「自社では今週からガソリンを4円値上げしたが、競合するPBはそのまま。これでは格差は拡大するばかり」と訴える。

業転安を背景に攻勢をかけるPBSSに、「その価格で儲かるなら、元売は我々にも仕切りで競争力をつけさせるべき。それがすべての前提条件」と、仕切り値下げ要求が高まる気配になりつつある。


***(以下、masumi)

思惑というか、目的があるから、業転安なんでしょ?

でも、何度でも書きます。

系列3者店への仕切高、それは即ち、系列3者店を利用している消費者への差別行為です。


今現在、当店の灯油の値段はホームセンターと同じです。

2015年11月02日 | ガソリンスタンドでの出来事

割安感強める店頭灯油

11月2日 燃料油脂新聞


日曜日は猫の餌を買いにホームセンターへ行く。
いつもホームセンターに掲示されている灯油の値段を見ては「安いなぁ」とため息をつく。
昨日も「灯油18リッター1,384円」の掲示を見て「安いなぁ・・・ん?」

以下、夫婦の会話
「あれ?ちょっと待って、うちの店今いくらやっけ?」
「77円や」
「18リッターでいくら?」
「計算しぃや、18掛ける77や、ほれっ(^皿^)」
「暗算なんかできるわけないやろ~!!」

masumiさんはガラケーを取り出し、四苦八苦しながら電卓機能で何とか計算(汗)。

「1,386円、ほとんど一緒やん」
「年に何回かはこういうことがあるな」
「うん・・・でも、値段が同じになったからって一旦ホームセンターとかセルフで買うようになった人はもううちに買いに来てくれへん。・・・まぁ、人(スタッフ)もおらへんようになったから買いに来てくれても困るけどな(苦笑)」
「心配せんでも大丈夫や。うち(値段の)看板出してへんから、常連さん以外は買いにこーへん」
「それもそやな」
アハハハハ(笑)


*****

既存の地場店では5円差では留まってくれた顧客も10円差になると離れ、顧客流出による減販で体力を削ぎ落した。
一旦離れてしまった顧客は、価格差が5円に戻っても、もう戻っては来ない。
(体力を削ぎ落してしまっているので、戻って来られても以前のようなサービスの提供はおろか受け入れ態勢にすらない)


新規出店したセルフ等は、最初に安値集客で取り込むだけ取り込んでしまった後は、重点を粗利に移せば良いー。
(量販により力をつけた彼らの次の手は、サービスの提供や、法人客への触手)

※予想通りの展開です。

*****

はい!
気を取り直して(お天気は雨だけどね^^;)

今朝、楽しくて嬉しいことがあったよ♪

出勤すると店頭ではこうちゃんが給油作業をしていて、その横にお客さんが立っていた。

うちの計量機は、1番レギュラー2番レギュラー3番ハイオク4番レギュラー 少し離れて5番軽油6番高速軽油、その先に洗車機というふうに並んでいる。

こうちゃんが給油していたのは4番。

洗車機の手前にもう1台乗用車が停まってた。

4番の給油ももうすぐ終わりそうだったのでmasumiさんは静観しようとしたら、そのお客さん(4番の)が停まっている乗用車に向かって「オーライ!オーライ!」「オッケー!」


最初、お連れさんかな?と思って見ていたのですが、「オッケー」で車を停車させたあとドヤ顔でmasumiさんを見るお客さんに(あ、誘導をしてくれたんや)と気付きました。

「そこ、軽油やから!(笑)」、とmasumiさん。
「ええ~っ?!」とずっこけるお客さんに、思いっきり「ありがとう!!(*^^*)」と言っときました。




原付バイクで給油に来て、わざわざヘルメットを脱いで(masumiさんの代わりに)他の乗用車の送り出しをしてくれる人や、
鳴りやまない電話に出てくれる人もいる(←これはチョット困るけどね^^;)。


その時は大して何も思わなくても、ふとした時に思い出して胸が熱くなる。