masumiノート

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何でも書こう!

バカ

2015年10月21日 | ひとり言

他のお店はどうされているんでしょうね・・・?

当市の郵便局(本局)の近くのガソリンスタンドでは郵便局の単車への給油をしているのを見たことがありますが、当時は掛け取引だったはずです。

車への給油やオイル交換などのメンテもあってのことならば、掛けであれば逆ザヤにならないように単価設定もできますが、FCカードではそれも出来ません。

規制緩和以前がそうであったように、余裕のある黒字経営のなかでのコトであれば“ボランティア”感覚でしてあげることは可能でしょうけど・・・

規制緩和以降出現したPBやセルフでは単車は8-10円増しで販売しているところもあります。

そのような時代です。

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前記事のaさんのコメントに、こう返事を書いたら 止まらなくなってしまいました。

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フルからセルフに改装された地場店は「小口配達を切り捨てる努力をしました」と言われます。

私はこれに対して眉をひそめることはできません。
厳しい競争下で、不採算だと知りながら小口配達を行っている地場業者がバカなんです。

小口は切り捨てるくせに、仕切価格の優位性を利用して地場業者から大口顧客を奪っていく2者店。
普段は安値のセルフで給油し、タイヤの空気圧を見てほしい時だけ、窓を拭いてほしい時だけ、1000円分や10リッターで地場フル店に来る消費者。

ピーク時の半数近くまで減少し、なお1日4軒ペースで減少し続けているガソリンスタンド。
不採算な“小口”を引き受けている地場3者店が疲弊の末に廃業に至るのは必然ではないでしょうか。



でもね、
バカを承知でバカをやる地場3者店はしぶとい。
そのバカな地場3者店のお蔭で行政は助かっている。

なのにその行政は東日本大震災での教訓も忘れて、一般競争入札により(ガソリンスタンド減少の原因の1つである)発券店値付けカードなどでの燃料調達を再開し始めている。
しかしこれは財政事情による賢明な選択だ。


規制緩和後、水は低きに流れると言って業転玉による安値販売を実現した同業者は系列高業転安の続く中で利益を得て来た。
業転玉選択は賢明な判断だったのでしょう。



そして今、
絶大なるスケールメリットを享受しようとするコストコの出現。

中小業者が全量業転玉を仕入れたとしてもコストコの出す115円看板を真似ることは不可能だ。



15 17年程前、「水は低きに流れる」「業転玉を仕入れない経営者は無能」と一部の同業者たちに言われながらも、正規ルートでの全量仕入れを貫いた地場3者店は今、
高値であっても利用して下さる“低きに流されない”優良顧客のお蔭で、
そしてまた店頭が混んでいるときには「こっちはいいから向こうの車を先にしてあげて」と言って下さるお客様のご厚情を糧に、
こうして営業を続けさせてもらっています。


だから、
何回でも書こう。

当市にもコストコ併設セルフが出店すれば良いのに!!