先週末のお客さんとの会話です。
その1
(※店頭現金は値下げしているのですが、この方は発券店値付けカードの方なので、その契約単価が値下げされていないのだと思われます)
お客さん、「ガソリン、いっこも安くならへんなぁ、何でや?」
masumi、「元売が赤字になりそうやからやねんて~」
お客さん、「やっぱりそうか!」
(※タイトルの「>メーカー(元売)のフトコロ具合が悪くなったから」は前記事の中の「系列業者の実情察して」より)
その2
原付バイクの若者、「クレジットカード使えます?」
masumi、「車は使って貰っても良いけど、(計量機に貼ってある紙を指さして)「原付バイクは現金でお願いします」「今ガソリンスタンドは1日に4軒が店を閉めて行ってる状況で、何でかって言ったら仕入れ値に格差がある中での価格競争が原因やねん。1リッター当たりのマージンが少ないのにクレジットカード使われたら手数料引かれて逆ザヤやねん。 だから、ごめんな」
横で聞いていたこうちゃん、「よぉけ言うたな(呆)、俺やったら『使えへん』の一言で終わりや」
masumi、 (● ̄▽ ̄●;)ゞぽりぽり
10月21日 追記
出光、中間決算で初の赤字転落へ…原油価格下落
入っても、3リットル。(。>д
当市の郵便局(本局)の近くのガソリンスタンドでは郵便局の単車への給油をしているのを見たことがありますが、当時は掛け取引だったはずです。
車への給油やオイル交換などのメンテもあってのことならば、掛けであれば逆ザヤにならないように単価設定もできますが、FCカードではそれも出来ません。
規制緩和以前がそうであったように、余裕のある黒字経営のなかでのコトであれば“ボランティア”感覚でしてあげることは可能でしょうけど・・・
規制緩和以降出現したPBやセルフでは単車は8-10円増しで販売しているところもあります。
そのような時代です。
拒否ったSSも聞きますが・・
ただ、サインもらったりするんでしたら、手間賃にもならないと思いますが。
軽とかの車両も来るから、受けてるのもあるんじゃないかなと思います。
従業員側いないとこならまだしも
人件費出して続けるのは
もはや商売じゃ無くて
趣味の域ですねー。
バイクへのFC給油をしているのは1割の方の販売店なんでしょう。
もしそうでないのなら、いくら組合内で改善を訴えても、外に向かって意思表示しなければ、絶対に変わらないと思います。
趣味じゃなくても、葛藤しながらも、やらなきゃいけないってこともあるのですよ。
夫婦2人とかなら理解できるけど
若者のバイトなんかがいたら
やはりそういった姿勢は間違っていると思います。
そしてそれでいいなら
FCカードより安くしてあげるべきですよ
田舎の人の損得感情じゃない商売だと言うならば
ここでおしえてもらうまで
発券店カードの1%の手数料知らなかったんです。 7円・5円の20パーセントですよ実際。 こないだまで経営者だったうちのオヤジなんて説明してってわかんないで
タンクに入れたのが早く減れば
それで喜んでいたんですから、
似たような状況で
「こんだけ走り回ってるのになんで貧乏なんだろう?』ってオヤジさん少なく無いんじゃないでしょうか?
>「こんだけ走り回ってるのになんで貧乏なんだろう?』
当店が低マージンでの経営を余儀なくされたのは規制緩和直後からです。
当時は社員・フリーター・学生アルバイト合わせて6人程の人員があり、毎年何百万もの赤字が続いていました。
「他所はどうしてやっているのか?」
特約店担当者は「業転を取っているんでしょう」と言いました。
そうであった店もあったでしょうし、うちと同じように「他所はどうしてやっているのか?」と思いながらやっていた店もあったでしょう。
http://blog.goo.ne.jp/m128-i/e/5ff481cabfe04d990a980843f57d1f39
「リッター5円の粗利では採算割れになる“証拠”」
今は従業員もおらず、店頭で私一人でのこういう状況下では、給油作業のみですが、
昔(年に何百万も赤字だった頃)、店頭給油がこのような状態の時でも人員がありましたから窓拭きゴミ捨て空気圧チェック等を行っていました。
粗利<人件費だったわけです。
馬鹿としか言いようがないですよね。
でも、このカードの仕組みを知ったからと言って、すぐに「発券店値付けカードは給油のみ」としたわけではありません。
長い間葛藤を抱えながらそれまでと同様の無料サービスの提供を続けてきました。
既存の常連さんにこれまでやってきたサービスの提供を止めるというのは簡単に出来ることではありません。
それが例え発券店値付けカードのお客さんであっても。
「発券店値付けカードは給油拒否」を断行された多牌さんも、それを決断されるまでは悩み苦しんだでしょう?
PS
“損得感情じゃない商売”とは言っていません。
“損得勘定だけではない”、です。
発券店値付けカードの扱いをどうするのか、
それを決めるのはその店の経営者だと思います。
話が戻るのですが
よく精査して経営者が判断してるのか
怪しいところもあるんじゃないでしょうか? 繰り返しになりますが
7円、5円まるまるもらえるってくらいの感覚のオヤジさん少なくない気がするんですよ、 そしてビジネスやアソックでタイヤなんか販売したら下手すりゃ逆ザヤっていうこのシステムを。 今の時点で生き残ってるとこでもそんなとこあるんじゃないでしょうか? 7円、5円じゃなくて 本当は
5円、3円みたいなもんだということ
これは結構大きいとおもうんです。
わかっててあえてバイクに給油するのは
まさしく経営者のはんだん
バイクの若者はそのうち車にのるパターンもまだあるでしょうから、そういった戦略は理解できます。