デジカメ一眼買うんだ!
初めての一眼なんだ!
一眼の意味もよく分からないけど(汗)
取り敢えず、買うんだ!!
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5月29日 ぜんせき (※青系文字がmasumi)
系列SS安値に「差別対価」の声 需要減退から顧客囲い込みか
大阪府内のガソリン市場は一般的なセルフで139円。
これに対し系列量販店は130円を下回る。
価格格差は業転仕入れのPB-SS以上に開いている。
激戦地の地場業者は
「これでは業転が悪いとは言えない。一部の系列仕入れが業転以下ということを示しているようなもの」と怒りを通り越し呆れている。
大手業者も
かつての事後調整より悪質化する仕入れ格差問題に「業界として悪癖を質す必要がある」と怒りをあらわにしている。
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仕入れ値の格差という理不尽さ。
3者店の赤字経営を嗤っていた2者店は、我が身に降りかかってみて初めて解ったことでしょう。
「使命は理解している。だが赤字では苦しい」
そう、地場業者には使命感があるから。
だから、
筋書きのようには、減らなかった。
(※元売には「ガソリンスタンド2万店計画」という筋書きがあったらしいです)
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規制緩和で自由競争に・・・・ならなかったのです。
系列の、特に3者店にとっては、
規制はそのままで、何もかもそのままで、単に規制緩和によって価格競争だけが始まった。
それも、「自店の仕入れ値では参加することすら不可能な、価格競争が」、です。
「なんであの値段で売れるのか?」という安値店の出現です。
「SS減らし」=(3者店の駆逐)
その理由が明らかになっても、
将来の需要減が分かっていても、
赤字経営を余儀なくされても、
消費者に誤解されても、
「うちが店を畳んだら、では誰が○○へ燃料を届けてくれるのだ」
2者店などの大手は、効率化の為に補助金を利用してセルフ化し、小口配達は切り捨てておきながら、3者店の仕入れ値では真似のできない安値営業で同業他社(3者店)から大口需要家を奪っていきました。
そのくせ、採算が合わなくなると簡単に撤退していくのです。
「SS減らし(3者店の駆逐)」という筋書きは、3者店の使命感によって狂いました。
3者店のしぶとさは、まさに計算外だったことでしょう。
しかし、SS過疎地や灯油難民が社会問題化した今、その3者店のしぶとさが行政を救っています。
東日本大震災を経験し、これ以上のガソリンスタンドの減少には危機感を抱いたことでしょう。
だがしかし、長すぎました。
あまりにも長年に渡る不毛な価格競争の巻き添えで、多くの3者店は疲弊してしまいました。
そして自由競争は続きます。
もし今後議員立法化等により3者店が業転を仕入れる自由をほんとうに手に入れたとしても、
既に疲弊した上で、そして「差別対価」が存在するなかでの自由競争です。
体力のあるときには系列の枠の中に閉じ込めて置いて、体力がなくなってから自由を与えられても、もう戦えません。
SS数の減少は、筋書き通りには止まらないと思います。
需要減や赤字経営はどうにもできなくても、消費者の誤解は解くことができます。
それによって、減少は止まらなくても、減少のスピードを遅くすることは出来るのではないでしょうか。
下の玉が5つあるよ。
それから・・・
このソロバンを使うと、親指と人差し指を鍛えられそうだね(笑)
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5月29日 燃料油脂新聞 (※青系文字がmasumi)
流通証明書 厳格化に賛否両論
(中小販売店生かすためvs業転市場の縮小懸念も)
「流通証明書は、現在考えられる方法でもっとも現実的。中小販売店を生かすために厳格化を進めるべき」
「仕入れ条件が同じになれば、土俵が元売子会社と同じになる」
流通証明書の厳格化は主に系列仕切りと業転との価格差縮小、系列内差別対価解消が狙い。
ある業者は「同じ製油所でつくられた製品に価格差がある場合、流通証明書を差別対価の証拠として提示できる」と話す。
一方、流通証明書の厳格化で業転市場が縮小すると指摘する声がある。
流通証明書運用開始から1年が経過したが、元売が最終届け先を把握し、一部SSへの配送を禁止したケースがあるという。
厳格化により元売が業転流通を制限すると、業転卸業者や販売業者の経営が一層厳しくなる可能性が高い。
また業転取引量が減少した分を系列内(※)でさばくため、元売子会社や大手特約店SSが価格攻勢を強める可能性があるとの指摘がある。
同地区では、業転市場でも元売子会社の売り攻勢が強いとの指摘がある。
ある業転業者は「元売子会社の業転価格は、他社に比べて常に安い。卸マージン分高く販売する商社に比べて、元売精製マージンは大きく、業転を安くできるのだろう。厳格化でさらに元売優位が強くなる」と話す。
加えて、「商社は、厳格後に異業種への販売を強化せざるを得ないだろう」と指摘している。
流通証明書は運用面で問題があるとの指摘もある。
ある業者は「厳格化によりSSで出荷地証明の表示が義務化されると、他系列製油所の燃料油を販売していることを明示し(明示することになり)、元売ブランドを低下させてしまう。
また複数製油所から購入した場合、製品がタンクの中で混ざってしまい、出荷地を証明しにくい」と話している。
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矛盾解消のための矛盾
黒を白にしようとして 見苦しいまでの滑稽さ
流通証明書、議員立法化云々はゴールまでの時間稼ぎだと思っています。
けど、
業転玉を混ぜて良いのは何割までですか?5割?それとも全量?
>「仕入れ条件が同じになれば、土俵が元売子会社と同じになる」
なりませんよね(汗)
系列玉と業転玉と両方出しているのが元売で、“差別対価”があるのですから。
そしてー
現在既に他社買いしている販売店にとって、厳格化は本当に喜べるものなのですか?
厳格化にあたっては様々なルールが必要になると思うのです。
ここで「同一の出荷元」「5割まで」と厳格に決められ、法整備もされたとしましょう。
このとき吉となるとすれば、それは既に他社買いしている販売店ではなく、これまで全量系列仕入れでやってきた販売店です。
既に今、8割を業転仕入れしている、そして特定の商社ではなくてその時々の一番安いところから仕入れている、ーという販売店には凶としかならないと思うのですが?
厳格化されると、逆に困るのではありませんか?
PS
>系列内(※)=元売子会社や大手特約店SS(※3者店は入ってないのですよ)