参議院選挙が終わって…

2013-07-29 22:45:11 | 雑感

 参議院選挙が終わった。仙台市長選挙も行われている最中なので、感慨に浸っている余裕はないが、個人的な思いを若干書き綴っておきたいと思う。

 日本共産党は、全国で比例票515万、5議席を獲得し、東京、大阪、京都の選挙区で勝ち抜いて、3議席から8議席に大躍進した。宮城県でも、比例で79787票、得票率8.53%を獲得。全国からみればもっと票を出したかった思いもあるが、半年前の状況を考えれば、まずは「ヨシ」としたい。私自身は、前回と前々回の参院選挙の宮城選挙区候補であり、09年の総選挙の比例候補でもあった。前回の参院宮城選挙区では70年代以降最低の得票数・率、歴史的敗北だった。「共産党は、いいことをいっているのに何故伸びないのか」「応援しているのに、どうしていつも負けてばかりなのか」-この言葉をどれだけ多くの有権者や支持者から言われ続けたことだろうか。多くの党員や支援者も同じ思いだったろう。正しいことを言い続けても報われず、一方で、「世渡り上手な」人間が選挙で勝って喜ぶ姿を何度も見せつけられ、人間不信になりかねないことも何度もあった。だが、歴史は、国民を騙し続けてきた政党・政治家に遂に審判を下したのだ。(まだ部分的だが)。いま、この躍進の日を迎えて、私たちを応援してくれた多くの人々のことが目に浮かぶ。目頭が熱くなる。TPPや憲法改悪など、たたかいはこれからだ。身が引き締まる思いがする。私が候補者として、表舞台に立つことはもうないだろうが、若い世代を育て、今後候補者となる方が安心してたたかえるよう、縁の下の力持ちとして(力があるかどうかは別として)、しっかりと支えていきたいと思う。そのためにも、私の経験もまんざら無駄にはなるまい。ただいまは、この仙台市長選挙が終わったら、ひたすら学びたい、本が読みたいということだ。また、息子との時間をたっぷりつくりたい。(夏休みの宿題が山のようにあるので。中学校の宿題がこんなにあるとはびっくりした。「強制しないと子どもは勉強しない」といういまの文科省の考え方そのものだ)

 

 

 

 

 


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