安倍首相仙台に来たる。明文改憲の本音を封印し、破たんしたアベノミクスと野党攻撃に終始。

2016-06-14 22:40:14 | 国政選挙

本日、安倍首相が宮城県入り。石巻と仙台で街頭演説。私も、現職総理の演説を直接聞いたのは今日が初めてです。

自民党の総理総裁が来仙するとあって、大企業の関係者などが数千人動員されました。熱烈に拍手をしているのは、限られた人だけだったようなので、仕方なしに付き合いで来た人も大勢いたのでしょう。先週の小池晃書記局長が来仙した街頭演説は800名でしたが、そちらの方が熱気はあったと思います。

さて、安倍首相の演説ですが、他県での演説と内容はほぼ同じでしょうが、宿願である憲法の明文改憲については、一言もなし。もっぱら、破たんしたアベノミクスを「まだ途上」と毎回毎回言い続けているだけ。数字も、都合のいいものの羅列。GDPが伸びたとか、税収が増えたとか、雇用が増えたとか、いったいどこの世界の話でしょうか。あまりにも庶民の生活実感とかけ離れた威勢のいい話ばかり。自民党の総理大臣というのは、大企業や大金持ちのみなさんとしか、普段つきあいがないから、こんな一般庶民とは別世界の話ばかりをしたがるのだなあと妙に感心。安倍首相の前座をつとめた県選出の国会議員のみなさんも、同じような話ばかり。マニュアル通りの話をする人たちですね。野党批判だけは、一生懸命。自分の政策に国民に誇れる展望がないから、ネガティブキャンペーンで選挙を乗り越えようとする。この首相が主導する政党、政府に未来はありません。まずは、目前の選挙で結果を出しましょう。

 安倍首相は、「民進党と共産党が一緒になってどんな経済政策ができるのか、対案を聞いたことがない」などといっていますがとんでもない話です。先の国会でも野党で15本の法案を共同で提案し、選挙の共通政策として確認しています。日々、野党共通の経済政策も進化しています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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