明日は、被災地に行ってきます

2011-03-28 22:53:19 | 日々のこと

明日、29日は、日本共産党が全国で集めた義援金をもって(目録だけですが)、被災地である東松島市、石巻市、女川町、南三陸町、気仙沼市に出向いて、首長さんにお渡しし、政府への要望を伺ってきます。

それにつけても、ガソリンがなくてはどうしようもない。昨日は決意をして、一般車両も通行できるようになった高速道路の給油所で給油しようと、朝5時半から並びました。前日は、600リットルのタンクローリーが午前と午後と2回来たという情報でしたが、朝からいくらまってもタンクローリーは来ず。私の前には約60台、私の後ろには、ざっと200台近くの自動車が列をなしました。

お昼になって、「給油開始時刻は、午後3時から4時くらいです」とのアナウンスが。結局、20リットル限定で給油できたのは、夕方5時をまわっていました。11時間30分の給油待ちでした。震災の初めての休日は、こうして給油待ちで終わりました。ほかの国なら暴動が起きそうな状況ですが、みなさん、じっと耐えてひたすらタンクローリーを待っていました。

地震と津波は、自然災害ですが、原発事故とガソリン不足は、人災です。ガソリン不足については、規制緩和の影響で、全国の石油精製所がこの15年間に44ヶ所から27ヶ所に減らされ、東北では一つだけになり、そこが使えなくなったこと、油槽所も600ヶ所が190ヶ所に激減したこと、タンクローリーもこの4年間に3割も削減されたことが背景にあります。経済効率一辺倒の日本社会の脆弱さが、一気に露呈した感があります。この本当につらい経験を私たちは脳裏に刻んで、日本の社会を変えていく力にしなければなりません。

昨日夜は、「3年B組金八先生」のファイナルでした。妻が、こんなカードを書きました。私も、ファンの一人だったので、さびしい限りです。

 

 


最新の画像もっと見る