昨日、震災で延期になっていた自治体の選挙がおこなわれました。岩手県の知事選挙、県議選挙、宮城県では塩釜市、多賀城市、利府町などでの議員選挙と塩釜市長選挙です。
おとなりの岩手県では、日本共産党が県議選で初の2議席を獲得しました。盛岡市以外で県議を獲得したのは、もちろん初めて。宮城県も11月13日投票で県議選がおこなわれますので、岩手に続いて躍進をしたい!
さて、昨日の宮城県の選挙。
塩釜市長選挙では、宮城民医連の事務局長の天下みゆきさんが挑戦。当選には至りませんでしたが、4人の候補者の中で2番目の得票数。天下さんが「高すぎる塩釜市の国保税を引き下げるべき」「下水道料金も引き下げよ」と明快に主張すると、現職市長も「国保税は引き下げます」「下水道料金も引き下げます」といいはじめ、選挙戦の中をどんどんリードしました。
今度の地方選挙には、全国から有名人の応援が相次ぎました。
塩釜市長選挙・市議選挙には、小池晃政策委員長も応援にかけつけ、いつもながらのユーモアたっぷりの切れ味鋭い演説でした。
元兵庫県南光町の山田兼三さんも駆けつけました。私もお会いするのは初めてでしたが、共産党員の町長として25年間、全国に誇れる数々の実績をあげた方です。厚生省からも宮内庁からも表彰をうけたという山田さん。「共産党員町長だと国からの補助金が来ない」どころか、それまでの保守町政時代よりもはるかにたくさんの補助金が国からきたことなど、かつて民放テレビで「夢のようなおとぎの国」とまでいわれた南光町の実績の一端を紹介していただきました。
写真は、利府町で40歳の新人で立候補、見事に当選を果たした安田ともみ候補の第一声。
その1週間前に仙台市議選で初当選した庄司あかりさんもかけつけ、堂々たる応援の訴えを行ないました。
今回の選挙では、一部に残念な結果もありましたが、全体としては被災地から前進の流れをつくりしつつあると思います。この流れを11月の県議選につなげていきたいと思います。
選挙、選挙で、私もかなり疲れ気味。週末は、家族3人で花山の温泉に行く予定です。