先日、すばらしい夕焼け空。妻が思わず、シャッターをきりました。
毎日、猛暑です。
沿岸部でのボランティアのみなさんも大変だと思います。
日本共産党の震災ボランティアは、全国から8600人をこえました。この暑い中、泥出しや訪問活動に奮闘しています。本当に、ありがたいことです。
一方、震災延期選挙の日程も、県議選や一部の自治体をのぞいて確定。候補者のみなさんを先頭に、こちらも猛暑の中、活動のテンポをあげています。
3・11の大震災を契機に、人生観が変わった、政治を見る目が変わったという方々がたくさんいらっしゃいます。こうした方たちとの交流に力をいれていきたい。
私自身が震災で変わったこと。それは、自分がいかに自然や人間社会を知らなかったのか、自覚したということでしょうか。津波や地震、原発のことだけではありません。日本の歴史、とくに近現代史を表面的にしか理解していなかったこと。この間、「象徴の設計」(松本清張)、「元始、女性は太陽だった」(平塚らいてう)に続いて、「巨怪伝」(佐野眞一)を読み始めています。後日、感想を述べてみたいと思いますが、日本の近現代史の闇の部分を正力松太郎氏の生涯を通じて、リアルに描かれています。戦前、日本共産党の弾圧の先頭に立った人物が、戦後、マスコミを牛耳り、プロ野球を通じて大衆の欲望を操作し、日本で初めての原発を導入する。あの長嶋茂雄のサヨナラホームランで歴史に残る天覧試合を演出したのも、この人物です。地震、津波、原発から出発し、日本史の闇の部分にどんどん引き込まれ、新しい発見の毎日です。