ワールドのアイスダンスFDをやっと観ました。
観終えた感想として、とにかく20組全てを楽しめました。
感動の滑りあり、哀しい結果あり(個人的にブルザに対して)。
とにかくアイスダンスは本当に素晴らしい!
改めてそう思えた大会でした。
FDの解説は滝野薫(たきのかおる)さん。
東野さんペアと同期に闘っていた姉弟ペアの選手でした。
(アイスダンスのペアという意味です。)
滝野さんは解説であらかじめ原稿を用意したようで棒読みの感想を述べるシーンが多々ありました。
もちろんその上で「すばらしい!」と感嘆することもたくさん。
それではいつものように勝手な感想を書きたいです。
あまりにも感動したので画像も多く、長くなります。
イタリア組の男性マルコ・ファブリ、衣装がとってもオシャレ。
フランス組の女性ペルネル・キャロンの髪型ステキ! 滝野さんも絶賛。
イギリス組、ダンススピンがノーバリュー・・・
何かあったと思ったら女性のペニー・クームズが過呼吸になってしまったとか。
それではまずはキャシーとクリスのFD「ビートルズ・メドレー」です。
枠取りのプレッシャーがかかる中、滑走スタート。
今シーズン何度か書きましたが、キャシーの衣装がすてき。
確かママのデザインだったかな。
カーブリフトとローテーショナルリフトはとても良かった。 レベル4。
ツイヅルはクリスがいつもミスしてしまう・・・
ステップもバランスを崩す。
最後のコリオグラフィック(ダンス)リフトは素敵でした。
「一番滑走で慎重になりすぎたか音楽に乗れなかった。」
「シニアデビューの時の輝きが戻ってきた。」と滝野さん。
FDは75.99点、トータルで129.94点、最終順位は20位でした。
後にキャシーがブログでコメント。
枠を獲れなかった今の辛い哀しい気持ちを吐露していました。
まだまだ、これからも頑張れ~ 応援しています。
続いてはアゼルバイジャンのカップル。
ズロビナ/シトニコフ組、23歳と26歳。
このカップル、ユーロの時から気になっていました。
ズーリンのプロってとても個性的!
なかなか面白いリフトをします。
最後のダンスリフトも「良いのか?これは。」と思うリフトなんだけど。
とにかくコミカルでスピーディー、いろんな意味で印象に残るカップルです。
FDは83.64点、トータルで141.44点、16位でした。
キス・クラのズーリンを見て・・・
「貫禄がお付きになって・・・」と千鶴さん。
そうすると「あの頃は王子様のように素敵だった~。」と滝野さん。
またまた女子会のようなコメントしてる。
続いてはリトアニアのイザベラ・トビアス/デイビダス・スタグニウス組、21歳と27歳。
このカップル観たかったのです。
男性が背中を痛めていて、今季初の国際試合とか。
だから観られなかったのね。
ラフマニノフの「ピアノコンチェルト第2番」♪
ローテーショナルリフトはスピードがある回転で良かった。
カーブリフトも美しい~
最後まで一気に惹きこまれたまま終わりました。
「ピアノコンチェルトで大人の演技が見られるなんて。素晴らしかったです。」と滝野さん。
「これこそシニアのアイスダンス!」ともコメント。
女性はまだ若いのに大人の雰囲気があって以前から気になっていましたが、素敵なプログラムで
感動しました。
第一グループからレベルが高い・・・
やっぱりシュピルバンド組なのね。
FDは84.25点、トータルで141.64点、15位でした。
女性はアメリカ出身ですがリトアニアの国籍を希望するもなかなか許可が下りないとか。
と言う訳でソチは無理そうですが、これからも期待します。
続いてお気に入りのペア、お気に入りのプロ。
ドイツのジガンシナ/ガシ組、25歳と28歳。
こちらは女性がドイツ国籍を取得できたのでソチが楽しみ。
FDは超個性的な「ゾンビーズ」♪
ガシが最初から役柄になりきっていて可笑しい。
本当にどこをとっても可笑しいしユニークで好きです。
このプロを見納めと思うと本当に残念。
ステップは二つともレベル3で、後の要素はレベル4。
リフトも面白いし、繋ぎの動きもユニークで表情まで豊かです。
女性はガシにキスされる前からイヤな表情をしているし、楽しませてくれますね。
ストレートラインリフト、ガシの表情可笑し過ぎ。
実況、解説揃ってフフッと笑う。
「最初は何だか気味の悪い、よくわからないプログラムだと思った。後でテーマがわかり納得しました。」と滝野さん。
最後のダンスリフトもガシがネリを背負って会場も湧きます。
GOEで3.00点出すジャッジも二人いましたね。
滝野さんも「楽し過ぎ~!」と。
「ここまで楽しくパフォーマンスをしてくれたらむしろ気持ち良い。」とも。
観る人に寄ったら意見が割れそうですが、プログラムが奇異というだけで、足元もスケーティングも
ばっちり評価されているのがとても良い。
ガシがいつもミスするイメージだったけど、パーフェクトなプログラムでした。
FDは93.68点、しっかり評価されている。
トータルでは154.27点で10位でした。 (このFDだけは8位)
ネリが「このプログラムが終わりだと思うとさみしい。」とコメントしていましたが、ファンも同じ気持ちです。
しっかり保存しておこうっと。
続いてはロシアの3番手、リアザノワ/トカチェンコ組です。
女性の衣装、いつも好みです。
「ゴッドファーザー」のプロ。
最初のカーブリフトとローテーショナルリフトは美しい流れがあって良かったです。
二つ目のローテーショナルリフトはレベル1しかとれなかったのね。
「最後のリフトは曲調に合っていて良かった。」と滝野さん。
FDは90.26点、トータルで149.78点、11位でした。
う~ん、素敵なんだけどいつも同じイメージ。
何か突き抜けるものがないといつまでも3番手かな。
そしてロシアの2番手、イリニフ/カツァラポフ組。
ちなみにSDは9位となりインタビューには答えず、ノーコメントだったとか。
ユーロで評価されてもワールドは違うかも。
やっぱり何度観ても失笑しちゃう。
滝野さんは「このプログラムを評価している方もたくさんいる。」ような事も言っていましたが。
スピンでぐらつくカツァラポフ。
二つ目のローテーショナルリフトはレベル1?
「セリフの入った挑戦的なプログラム。」
「しかしフリーもダンスプログラムじゃなくてはならない。」
「少々長いセリフの部分は競技プログラムとしては好ましくないと思う。」などとコメント。
「最初は、ビートは?メロディーは?ステップはどこ?」と思ったとも
あとはジャッジがどう評価するか・・・と言う事でしたが。
今大会ではすべての部分でふるわず・・・
FDは91.45点、トータルでは157.52点、9位に終わりました。
カツァラポフ、頭を抱える・・・
次はシブタニズ。
日本人よりも「和」のムードで「SAYURI」♪
最近のシブタニ兄妹にはあまり惹きこまれなかったのですが、このFDは良かったです。
ローテーショナルリフトは素晴らしいポジション。
ツイヅルもぴったり合って拍手がいっぱい。
「すべてのリフト、ステップ、スピンの流れがとても良かった。」と滝野さん。
千鶴さんも「素晴らしかった。」と。
このプロはまさにぴったりの選曲でした。
FDは91.57点、トータルで157.71点、8位で終えました。
スコア表を見て「初めの3つの要素のGOEが低い!」と滝野さん。
続いてもアメリカのチョック/ベイツ組。
女性の衣装がプロにぴったり。
FDは「ドクトル・ジバゴ」♪
やっぱりシュピルバンド組ね。
最初のツイヅルはちょっとだけバランスを崩したかな。
独特のサーペンタインリフトが美しい~ これだけで10.29点!
4つのリフトがとても独創的で加点もたくさん。
「感動的~」と滝野さんも絶賛。
FDは97.19点、トータルでは163.93点、7位でした。
四大陸と同じにシブタニズの上に来ましたよ。
ここで一番のお気に入りカップル登場。
ケガ明けでもSDを頑張ったウィーバー/ポジェ組。
FDは「Humanity in Motion」♪
彫像に恋するピグマリオンがテーマです。
(画像多過ぎ・・・)
昨シーズンのプロ、特にFDの「灰色の途」(病の果てに)が素晴らし過ぎたから今季はどうかと心配していましたが・・・(ファンの勝手な心理)
このピグマリオン、とっても感動しました。
最初のカーブリフト、スムーズ過ぎ。
その後のストレートラインリフトもサーキュラーステップもフットワーク、ユニゾンともに素晴らしい。
狭いリンクでポジェがうまくかわしてステップしていました。
そうなるとツイヅルだってもうミスしない。
「ダンススピン(CoSp)は出場選手の中で一番きれい。」と滝野さん。
最後のリフトまで釘づけでした。
このプロ、本当にステキ~。
実況、解説それぞれ「素晴らしい!」と連呼。
「まだ終わって欲しくない。もっと見ていたい。」とも。
滝野さんは「ケガの影響はまったく感じない。」
「必須要素もトランジッションも全てが美しい。心が洗われるよう。」ともコメント。
やはり滝野さんにも昨シーズンのFDプロは高評価だったようで
「感情表現が胸にせまるものがあり、ある大会のジャッジ席にいて目頭が熱くなったこともありました。」との事でした。
だからこそ・・・ケイトリン、ガッツポーズは余韻を味わってから出してね(笑)
それから衣装のデザインも(白タイツ含めて)難しい着こなしがケイトリンにばっちり似合ってます。
そして髪型がステキだな~
今季はSDもFDも髪型が美しいです。
(彼女が髪を振り乱すのは昨シーズンのFDプロ限定ですね)
FDは98.66点、トータルでは166.20点で5位でした。
昨年のワールド4位からは順位を下げたものの、大感動の滑り、最高でした。
本当に素敵プロ!
この試合に間に合ってくれて嬉しかったです。
最終グループに入ります。
まずはバーチュー/モイヤー組。
カルメン勝負ですよ。
とにかくスコットの気迫が凄かった~
「ツイヅルで最後のポーズを決めて欲しかった。」と滝野さん。
惜しかったのはそれくらいでやっぱり彼らは強いな。
今まで観た「カルメン」とは違った別物のよう。
ワールドとなるとさすがに気合いが入っていました。
「パーフェクト! 振り付け師に脱帽です。」と滝野さんも大興奮。
FDは111.17点、トータルで185.04点、2位でした。
10点満点が15個ですか。
会場にはロシェットとチャンが。
カルメン対決、次はカッペリーニ/ラノッテ組。
今季、特にこのプログラムは滑りこんでいますよ。
ツイヅルはパーフェクト。
音に動きがぴったりです。
彼らの得意のストレートラインリフトも、ローテーショナルリフトのスプリットポジションも素敵。
曲調が変わるところのステップも好きだな。
「このカルメンも素敵でしたね~。」と千鶴さん。
「素晴らしい。 全然違う作品ですね。」と滝野さん。
やっぱりシュピルバンド組は味があるプログラムを作りますね。
FDは100.11点! 100点越えた~ FDだけでは3位ですよ。
トータルでは168.04点、4位となりました。
昨年のワールドは6位だったから大躍進です。
次はデービス/ホワイト組。
「ノートルダム・ド・パリ」♪
何度も観ているこのプロですが、もう圧巻でした。
アイスダンスはスポーツなんだ!と感じさせてくれる彼らの滑り。
どんどん盛り上がって最後の渾身のリフト3連発。
男性が滑り終えて力尽きるような姿を見る度に、改めてまた凄さを感じます。
「言葉がないです。」
「最高。 クリーンでシャープで完璧。」言葉が見つからない滝野さん。
「この二人がケガをしたというのを聞いた事がないです。 それは集中力とメンタル力、バランス力が
あるからでしょう。」と。
FDは112.44点、トータルで189.56点で文句なしの1位。
10点満点が19個! 凄過ぎです。
結果的にも完全優勝でした。
そしてロシアのボブロワ/ソノビエフ組。
ズーリンの元で開花した彼らの個性的なプログラム。
もう何度も観ているから違和感なんてないですね。
最後は女性がしっかり病んじゃってます。
ズーリンの頭の中にはどんだけアイディアがあるんだろう。
ダンススピンの後のトスカに入るところが好き。
滝野さんの棒読みのコメントがあったけど・・・
「このプログラムに関しては音楽のチェンジオブベースが前半の緊張感のあるパートを
ちょっと途切れさせた・・・云々」と・・・
意味がわからなかったです、はい。
FDは99.14点。
トータルでは169.19点で3位。 (ロシアに久しぶりのメダル)
最終滑走はフランス組。
ペシャラ/ブルザの「ローリング・ストーンズ・メロディー」♪
ブルザのキス・クラからの退席は2011、チャップリンの時以来・・・
LIVEで結果は知っていたけど、それでも私はワールドで観られて嬉しいよ~
ユーロ欠場のガッカリ感があったから、間に合っただけで良かった・・・
でも、やっぱりブルザの足はまだ痛かったのね・・・
最初は良かった。
滝野さんも「身体からリズムを感じる!」なんて言ってたし。
カーブリフトは斬新なんだけど、ペシャラが準備する時に多少もたつくかも。
ツイヅルで小さなミス。
後半、動きが小さくなりスピードも落ちた。
いつもの弾ける感じは出なくて残念。
「リズムが身体にしみ込んでいて良かった。」
「衣装も斬新。 スケートリンクではなくコンサート会場にいる気分。」
「パリ大会で見たSDが素晴らしかったので、早くあの調子が戻ってほしい。」と滝野さん。
FDは95.95点、トータルでは165.60点、6位でした。
そしてブルザは席を立つ・・・
最終結果はこちら。
メリルとチャーリー、おめでとう~!
その他インタビューの数々を一気に。
表彰式の様子など。
こうして終わった2013のワールド、アイスダンス。
すごく長い時間をかけて観ました。
今は2強が凄いので実質3位狙いの闘いになっていますが、4位から10位くらいも混戦。
そして10位以下にも気になるカップルがたくさんいます。
ソチ後の勢力図も楽しみかも。
今季はシュピルバンド組とズーリン組も急成長した感じ。
もちろんズエワ組とカメレンゴ組も素晴らしい。
モロゾフは・・・知らん。
素敵なアイスダンサー達、素敵な演技ありがとう。
観終えた感想として、とにかく20組全てを楽しめました。
感動の滑りあり、哀しい結果あり(個人的にブルザに対して)。
とにかくアイスダンスは本当に素晴らしい!
改めてそう思えた大会でした。
FDの解説は滝野薫(たきのかおる)さん。
東野さんペアと同期に闘っていた姉弟ペアの選手でした。
(アイスダンスのペアという意味です。)
滝野さんは解説であらかじめ原稿を用意したようで棒読みの感想を述べるシーンが多々ありました。
もちろんその上で「すばらしい!」と感嘆することもたくさん。
それではいつものように勝手な感想を書きたいです。
あまりにも感動したので画像も多く、長くなります。
イタリア組の男性マルコ・ファブリ、衣装がとってもオシャレ。
フランス組の女性ペルネル・キャロンの髪型ステキ! 滝野さんも絶賛。
イギリス組、ダンススピンがノーバリュー・・・
何かあったと思ったら女性のペニー・クームズが過呼吸になってしまったとか。
それではまずはキャシーとクリスのFD「ビートルズ・メドレー」です。
枠取りのプレッシャーがかかる中、滑走スタート。
今シーズン何度か書きましたが、キャシーの衣装がすてき。
確かママのデザインだったかな。
カーブリフトとローテーショナルリフトはとても良かった。 レベル4。
ツイヅルはクリスがいつもミスしてしまう・・・
ステップもバランスを崩す。
最後のコリオグラフィック(ダンス)リフトは素敵でした。
「一番滑走で慎重になりすぎたか音楽に乗れなかった。」
「シニアデビューの時の輝きが戻ってきた。」と滝野さん。
FDは75.99点、トータルで129.94点、最終順位は20位でした。
後にキャシーがブログでコメント。
枠を獲れなかった今の辛い哀しい気持ちを吐露していました。
まだまだ、これからも頑張れ~ 応援しています。
続いてはアゼルバイジャンのカップル。
ズロビナ/シトニコフ組、23歳と26歳。
このカップル、ユーロの時から気になっていました。
ズーリンのプロってとても個性的!
なかなか面白いリフトをします。
最後のダンスリフトも「良いのか?これは。」と思うリフトなんだけど。
とにかくコミカルでスピーディー、いろんな意味で印象に残るカップルです。
FDは83.64点、トータルで141.44点、16位でした。
キス・クラのズーリンを見て・・・
「貫禄がお付きになって・・・」と千鶴さん。
そうすると「あの頃は王子様のように素敵だった~。」と滝野さん。
またまた女子会のようなコメントしてる。
続いてはリトアニアのイザベラ・トビアス/デイビダス・スタグニウス組、21歳と27歳。
このカップル観たかったのです。
男性が背中を痛めていて、今季初の国際試合とか。
だから観られなかったのね。
ラフマニノフの「ピアノコンチェルト第2番」♪
ローテーショナルリフトはスピードがある回転で良かった。
カーブリフトも美しい~
最後まで一気に惹きこまれたまま終わりました。
「ピアノコンチェルトで大人の演技が見られるなんて。素晴らしかったです。」と滝野さん。
「これこそシニアのアイスダンス!」ともコメント。
女性はまだ若いのに大人の雰囲気があって以前から気になっていましたが、素敵なプログラムで
感動しました。
第一グループからレベルが高い・・・
やっぱりシュピルバンド組なのね。
FDは84.25点、トータルで141.64点、15位でした。
女性はアメリカ出身ですがリトアニアの国籍を希望するもなかなか許可が下りないとか。
と言う訳でソチは無理そうですが、これからも期待します。
続いてお気に入りのペア、お気に入りのプロ。
ドイツのジガンシナ/ガシ組、25歳と28歳。
こちらは女性がドイツ国籍を取得できたのでソチが楽しみ。
FDは超個性的な「ゾンビーズ」♪
ガシが最初から役柄になりきっていて可笑しい。
本当にどこをとっても可笑しいしユニークで好きです。
このプロを見納めと思うと本当に残念。
ステップは二つともレベル3で、後の要素はレベル4。
リフトも面白いし、繋ぎの動きもユニークで表情まで豊かです。
女性はガシにキスされる前からイヤな表情をしているし、楽しませてくれますね。
ストレートラインリフト、ガシの表情可笑し過ぎ。
実況、解説揃ってフフッと笑う。
「最初は何だか気味の悪い、よくわからないプログラムだと思った。後でテーマがわかり納得しました。」と滝野さん。
最後のダンスリフトもガシがネリを背負って会場も湧きます。
GOEで3.00点出すジャッジも二人いましたね。
滝野さんも「楽し過ぎ~!」と。
「ここまで楽しくパフォーマンスをしてくれたらむしろ気持ち良い。」とも。
観る人に寄ったら意見が割れそうですが、プログラムが奇異というだけで、足元もスケーティングも
ばっちり評価されているのがとても良い。
ガシがいつもミスするイメージだったけど、パーフェクトなプログラムでした。
FDは93.68点、しっかり評価されている。
トータルでは154.27点で10位でした。 (このFDだけは8位)
ネリが「このプログラムが終わりだと思うとさみしい。」とコメントしていましたが、ファンも同じ気持ちです。
しっかり保存しておこうっと。
続いてはロシアの3番手、リアザノワ/トカチェンコ組です。
女性の衣装、いつも好みです。
「ゴッドファーザー」のプロ。
最初のカーブリフトとローテーショナルリフトは美しい流れがあって良かったです。
二つ目のローテーショナルリフトはレベル1しかとれなかったのね。
「最後のリフトは曲調に合っていて良かった。」と滝野さん。
FDは90.26点、トータルで149.78点、11位でした。
う~ん、素敵なんだけどいつも同じイメージ。
何か突き抜けるものがないといつまでも3番手かな。
そしてロシアの2番手、イリニフ/カツァラポフ組。
ちなみにSDは9位となりインタビューには答えず、ノーコメントだったとか。
ユーロで評価されてもワールドは違うかも。
やっぱり何度観ても失笑しちゃう。
滝野さんは「このプログラムを評価している方もたくさんいる。」ような事も言っていましたが。
スピンでぐらつくカツァラポフ。
二つ目のローテーショナルリフトはレベル1?
「セリフの入った挑戦的なプログラム。」
「しかしフリーもダンスプログラムじゃなくてはならない。」
「少々長いセリフの部分は競技プログラムとしては好ましくないと思う。」などとコメント。
「最初は、ビートは?メロディーは?ステップはどこ?」と思ったとも
あとはジャッジがどう評価するか・・・と言う事でしたが。
今大会ではすべての部分でふるわず・・・
FDは91.45点、トータルでは157.52点、9位に終わりました。
カツァラポフ、頭を抱える・・・
次はシブタニズ。
日本人よりも「和」のムードで「SAYURI」♪
最近のシブタニ兄妹にはあまり惹きこまれなかったのですが、このFDは良かったです。
ローテーショナルリフトは素晴らしいポジション。
ツイヅルもぴったり合って拍手がいっぱい。
「すべてのリフト、ステップ、スピンの流れがとても良かった。」と滝野さん。
千鶴さんも「素晴らしかった。」と。
このプロはまさにぴったりの選曲でした。
FDは91.57点、トータルで157.71点、8位で終えました。
スコア表を見て「初めの3つの要素のGOEが低い!」と滝野さん。
続いてもアメリカのチョック/ベイツ組。
女性の衣装がプロにぴったり。
FDは「ドクトル・ジバゴ」♪
やっぱりシュピルバンド組ね。
最初のツイヅルはちょっとだけバランスを崩したかな。
独特のサーペンタインリフトが美しい~ これだけで10.29点!
4つのリフトがとても独創的で加点もたくさん。
「感動的~」と滝野さんも絶賛。
FDは97.19点、トータルでは163.93点、7位でした。
四大陸と同じにシブタニズの上に来ましたよ。
ここで一番のお気に入りカップル登場。
ケガ明けでもSDを頑張ったウィーバー/ポジェ組。
FDは「Humanity in Motion」♪
彫像に恋するピグマリオンがテーマです。
(画像多過ぎ・・・)
昨シーズンのプロ、特にFDの「灰色の途」(病の果てに)が素晴らし過ぎたから今季はどうかと心配していましたが・・・(ファンの勝手な心理)
このピグマリオン、とっても感動しました。
最初のカーブリフト、スムーズ過ぎ。
その後のストレートラインリフトもサーキュラーステップもフットワーク、ユニゾンともに素晴らしい。
狭いリンクでポジェがうまくかわしてステップしていました。
そうなるとツイヅルだってもうミスしない。
「ダンススピン(CoSp)は出場選手の中で一番きれい。」と滝野さん。
最後のリフトまで釘づけでした。
このプロ、本当にステキ~。
実況、解説それぞれ「素晴らしい!」と連呼。
「まだ終わって欲しくない。もっと見ていたい。」とも。
滝野さんは「ケガの影響はまったく感じない。」
「必須要素もトランジッションも全てが美しい。心が洗われるよう。」ともコメント。
やはり滝野さんにも昨シーズンのFDプロは高評価だったようで
「感情表現が胸にせまるものがあり、ある大会のジャッジ席にいて目頭が熱くなったこともありました。」との事でした。
だからこそ・・・ケイトリン、ガッツポーズは余韻を味わってから出してね(笑)
それから衣装のデザインも(白タイツ含めて)難しい着こなしがケイトリンにばっちり似合ってます。
そして髪型がステキだな~
今季はSDもFDも髪型が美しいです。
(彼女が髪を振り乱すのは昨シーズンのFDプロ限定ですね)
FDは98.66点、トータルでは166.20点で5位でした。
昨年のワールド4位からは順位を下げたものの、大感動の滑り、最高でした。
本当に素敵プロ!
この試合に間に合ってくれて嬉しかったです。
最終グループに入ります。
まずはバーチュー/モイヤー組。
カルメン勝負ですよ。
とにかくスコットの気迫が凄かった~
「ツイヅルで最後のポーズを決めて欲しかった。」と滝野さん。
惜しかったのはそれくらいでやっぱり彼らは強いな。
今まで観た「カルメン」とは違った別物のよう。
ワールドとなるとさすがに気合いが入っていました。
「パーフェクト! 振り付け師に脱帽です。」と滝野さんも大興奮。
FDは111.17点、トータルで185.04点、2位でした。
10点満点が15個ですか。
会場にはロシェットとチャンが。
カルメン対決、次はカッペリーニ/ラノッテ組。
今季、特にこのプログラムは滑りこんでいますよ。
ツイヅルはパーフェクト。
音に動きがぴったりです。
彼らの得意のストレートラインリフトも、ローテーショナルリフトのスプリットポジションも素敵。
曲調が変わるところのステップも好きだな。
「このカルメンも素敵でしたね~。」と千鶴さん。
「素晴らしい。 全然違う作品ですね。」と滝野さん。
やっぱりシュピルバンド組は味があるプログラムを作りますね。
FDは100.11点! 100点越えた~ FDだけでは3位ですよ。
トータルでは168.04点、4位となりました。
昨年のワールドは6位だったから大躍進です。
次はデービス/ホワイト組。
「ノートルダム・ド・パリ」♪
何度も観ているこのプロですが、もう圧巻でした。
アイスダンスはスポーツなんだ!と感じさせてくれる彼らの滑り。
どんどん盛り上がって最後の渾身のリフト3連発。
男性が滑り終えて力尽きるような姿を見る度に、改めてまた凄さを感じます。
「言葉がないです。」
「最高。 クリーンでシャープで完璧。」言葉が見つからない滝野さん。
「この二人がケガをしたというのを聞いた事がないです。 それは集中力とメンタル力、バランス力が
あるからでしょう。」と。
FDは112.44点、トータルで189.56点で文句なしの1位。
10点満点が19個! 凄過ぎです。
結果的にも完全優勝でした。
そしてロシアのボブロワ/ソノビエフ組。
ズーリンの元で開花した彼らの個性的なプログラム。
もう何度も観ているから違和感なんてないですね。
最後は女性がしっかり病んじゃってます。
ズーリンの頭の中にはどんだけアイディアがあるんだろう。
ダンススピンの後のトスカに入るところが好き。
滝野さんの棒読みのコメントがあったけど・・・
「このプログラムに関しては音楽のチェンジオブベースが前半の緊張感のあるパートを
ちょっと途切れさせた・・・云々」と・・・
意味がわからなかったです、はい。
FDは99.14点。
トータルでは169.19点で3位。 (ロシアに久しぶりのメダル)
最終滑走はフランス組。
ペシャラ/ブルザの「ローリング・ストーンズ・メロディー」♪
ブルザのキス・クラからの退席は2011、チャップリンの時以来・・・
LIVEで結果は知っていたけど、それでも私はワールドで観られて嬉しいよ~
ユーロ欠場のガッカリ感があったから、間に合っただけで良かった・・・
でも、やっぱりブルザの足はまだ痛かったのね・・・
最初は良かった。
滝野さんも「身体からリズムを感じる!」なんて言ってたし。
カーブリフトは斬新なんだけど、ペシャラが準備する時に多少もたつくかも。
ツイヅルで小さなミス。
後半、動きが小さくなりスピードも落ちた。
いつもの弾ける感じは出なくて残念。
「リズムが身体にしみ込んでいて良かった。」
「衣装も斬新。 スケートリンクではなくコンサート会場にいる気分。」
「パリ大会で見たSDが素晴らしかったので、早くあの調子が戻ってほしい。」と滝野さん。
FDは95.95点、トータルでは165.60点、6位でした。
そしてブルザは席を立つ・・・
最終結果はこちら。
メリルとチャーリー、おめでとう~!
その他インタビューの数々を一気に。
表彰式の様子など。
こうして終わった2013のワールド、アイスダンス。
すごく長い時間をかけて観ました。
今は2強が凄いので実質3位狙いの闘いになっていますが、4位から10位くらいも混戦。
そして10位以下にも気になるカップルがたくさんいます。
ソチ後の勢力図も楽しみかも。
今季はシュピルバンド組とズーリン組も急成長した感じ。
もちろんズエワ組とカメレンゴ組も素晴らしい。
モロゾフは・・・知らん。
素敵なアイスダンサー達、素敵な演技ありがとう。