強い憤り

ここ数日のニュースで知った「特急列車内の女性暴行事件」ですが、考えれば考えるほど残忍でひどい事件です。

それも昨年８月？
この時に犯人を逮捕できていれば、その後の暴行事件の被害者も生まずに済んだのに・・・。
本当になんとも言葉がでないほど痛ましい事件です。

言葉や態度で脅かされて、声も出なかったのでしょう。
女性は一人旅の途中だったと言われていますが、突然の恐怖にどうしようもなかったと思います。

報道によると、検札に訪れた車掌も「ただの痴話げんかだと思った」・・・
乗車券も特急券もない加害者の「あとでお金を持ってくる人がいる」という言葉を信じるなんて！

女性が脅されている様子に気付いた人もいるはず。
４０名ほどの乗客が本当に何もできなかったのでしょうか？
「まさか列車内ではそんな事はないだろう・・・」とか
「あの北陸線は電波が悪いから携帯のＳＯＳも通じにくいはず・・・」とか
いろいろ報道されていますが、何か手段がなかったのでしょうか？

何も見ぬふりをしていた人ばかりではなかったかもしれませんが、結果はそのまま変わりません・・・。

昼間のニュースでは連行される容疑者が映っていましたが、メガネをかけた、ただのふてぶてしい男でした。
知人がインタビューで言っていた「見るからに威圧感があり、怖い男だ」という印象とは違うように思います。
中国ではレイプ犯は死刑にもなるけれど、日本では無理。
でもこんな男が世の中にいるなんて許せません。

今思うことは、被害にあってしまった女性が、強く、そして自分を否定しないで生きて行って欲しいです。
ただそれだけです・・・。