Linkman#41  乱読の後始末

-乱読、精読、積読-

書籍に触発されて「思考と空想」は、知の荒野を駆け巡るのか…

異論正論  石破 茂(新潮新書)

2024年01月11日 | 
Hitorigaten

 パーティ券問題で支持率の低下を余儀なくされる岸田内閣。元旦から相次ぐ天災・人災に目を奪われているが、秋には自民党総裁選が待ち構えておりその後の国会運営も不透明か…
 永田町での人気は?だが、国民から押す声は!である者の著書からは、冷静で、理路整然とした言の葉が窺い知れて来るのだが…


○あなたの言っていることは正しいよ、私もそう思う。でも、世の中の人にそれは通じない。話してもわかってもらえない
○海上保安庁法の改正と装備の向上、自衛隊法も見直すべき
○日本の病院の八割を民間病院が占めている-法的根拠を見直すべき
○日本が抱えている多くの問題を批判しても、その解を示してはいません
○このままゆけば間違いなく国は滅びる。我々のように満喫とは言わないまでも国の繁栄を味わった世代はまだよいが、今の子供たちはあまりに可哀想というものだ
○勇気を持って自由闊達に真実を語り、協議し、決断する
○多様な組織と対話・調整し、国会を公正に運営し、政府を謙虚に機能させる
○努力するものが報われ、努力する機会と能力に恵まれぬものを皆で支える社会。その条件整備に力を注ぐ政府
○医療崩壊の本質は、医療は公的インフラである―医療法から丁寧に見直し
○国主導の金融政策、財政出動のみで地方が甦ることはない。地方が甦ることなくして、日本が甦ることはない
○本気で日本を甦らせるためには、新しい動きを地方から起こさなくてはならない。地方から革命を起こさずして日本が変わることはない
○「政治家の仕事は勇気と真心をもって真実を語ることだ」:渡辺美智雄
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