事業承継を検討していますか？？

おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション　中小企業診断士　地域活性化伝道師の長岡つとむ　です。

昨日は2020年版「中小企業白書」の140ページ「 第 1-3-32 図　事業を承継した社長の先代経営者との関係」を読みましたが、今日は141ページ「第 1-3-33 図　事業承継の意向別の割合」を見ます。

下図から中小企業における事業承継の意向について見ると、「今はまだ事業承継について考えていない」と回答した企業の割合が最も多く、次いで「現在の事業を継続するつもりはない」、「親族内承継を考えている」となっており、また、経営者が60代以上の企業について見ると、約4分の1に当たる企業において、「今はまだ事業承継について考えていない」となっていることが分かります。

この結果について白書は、2017年版中小企業白書によると、後継者の選定を始めてから後継者の了承を得るまでにかかった時間は「3年超」とした割合が37％に上っている。2019年版中小企業白書では、後継者を決定して実際に引き継ぐまでの期間として、約半数が1年以上の時間をかけていることが示されている。

このように、事業承継は長い期間を要する取組であり、経営者が高齢になるほど時間的な猶予は限られるため、早めに検討を始めることが重要である、とあります。

3年経過して残り時間も3年短くなったということですね。残り時間僅かという感じですね！！

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