業歴が10年を過ぎれば経営は安定してくる･･･

おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション　中小企業診断士　地域活性化伝道師の長岡つとむ　です。

昨日は2020年版「中小企業白書」の136ページ「第 1-3-27 図　休廃業・解散企業の代表者年齢の構成比」を読みましたが、今日は137ページ「第 1-3-28 図　休廃業・解散企業の業歴別構成比」を見ます。

下図から休廃業・解散企業における業歴別の構成比を見ると、業歴「5年未満」が15.5％となっており、比較的業歴の短い企業の休廃業・解散も生じていることが確認されます。

この結果について白書は、企業のライフサイクル初期に経営が軌道に乗らず、休廃業・解散に至ったものと推測される。また、業歴「10～19年」を頂点に業歴が長いほど、休廃業・解散の構成比が総じて小さくなっていることも分かる、とあります。

こういう結果を見ると、今回のコロナショックで事業を畳むことになった業歴の長い経営者の悔しさはひとしおでしょうね！！

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