中小企業診断士 地域活性化伝道師のブログ

地域活性化を目指すプロフェッショナル人材をリンクさせイノベーションを目指す中小企業診断士、地域活性化伝道師です。 

業績が急に厳しくなると。。。

2019年09月02日 05時01分41秒 | 2019年版中小企業白書
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。

前回は2019年版「中小企業白書」131ページ「第2-1-52図 2016 年休廃業・解散企業の純利益の分布の推移」を読みましたが、今日は132ページ「第2-1-53図 2016 年休廃業・解散企業の売上高純利益率の分布の推移」を見ます。

下図から2016年休廃業・解散企業の売上高純利益率の分布の推移を見ると、2016年休廃業・解散企業について、売上高純利益率が▲5%未満である企業の割合は、2007年から2015年にかけて大きく増えていることが分かります。

この結果について白書は、休廃業・解散に至るまでに、業績が特に厳しくなった企業がいたことが分かる。他方、2016年休廃業・解散企業について、利益率が10%以上の企業の割合も、2007年に比べ、2015年の方が増えている。

2015年に10%以上であった企業は、中小企業全体(2015年)の割合よりも高い。収益状況が好調な状態で、休廃業・解散する企業も一定程度存在することが分かる。
休廃業・解散する直前の中小企業の収益状況は、二極化しているといえよう、とあります。

利益を一定以上捻出していても、それを吹き飛ばすような急激な経営環境の悪化が廃業につながっているということですね!厳しいですね。。。

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