おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。
昨日は小規模企業白書(2015年版)の78ページ「事業が最も好調だった時期、不調だった時期」をみましたが、今日は79ページ「事業が好調だった要因」をみます。
下図から事業が好調だったとする要因を見ると、順に47.5%の経営者が「経済全体が右肩上がりに成長していた」、44.8%が「消費者の購買意欲が旺盛だった」などを挙げており、他方、事業が不調だったとする要因としては、順に59.3%が「経済全体が停滞・悪化している」、38.8%が「消費者の購買意欲が減退した」などを挙げていることが分かります。

この結果について白書は、外部環境である経済全体のマクロ的な好調・不調の動向に自らの事業の好調・不調も左右されるという、他律的な経営となる傾向が強く見られる。
他方、個々の事業者の創意工夫・努力によって解決を図ることが可能なものであり、他律的な経営から脱するためにも、もう一度、消費者や取引相手のニーズや期待に応えた事業になっているかどうか、見つめ直すことが極めて重要であるといえる、としています。
これほど景気対策や金融緩和を行っているのに経済成長は依然として起こらないことを踏まえると、他律的な経営から脱することがより求められているというなのでしょうね!
昨日は小規模企業白書(2015年版)の78ページ「事業が最も好調だった時期、不調だった時期」をみましたが、今日は79ページ「事業が好調だった要因」をみます。
下図から事業が好調だったとする要因を見ると、順に47.5%の経営者が「経済全体が右肩上がりに成長していた」、44.8%が「消費者の購買意欲が旺盛だった」などを挙げており、他方、事業が不調だったとする要因としては、順に59.3%が「経済全体が停滞・悪化している」、38.8%が「消費者の購買意欲が減退した」などを挙げていることが分かります。

この結果について白書は、外部環境である経済全体のマクロ的な好調・不調の動向に自らの事業の好調・不調も左右されるという、他律的な経営となる傾向が強く見られる。
他方、個々の事業者の創意工夫・努力によって解決を図ることが可能なものであり、他律的な経営から脱するためにも、もう一度、消費者や取引相手のニーズや期待に応えた事業になっているかどうか、見つめ直すことが極めて重要であるといえる、としています。
これほど景気対策や金融緩和を行っているのに経済成長は依然として起こらないことを踏まえると、他律的な経営から脱することがより求められているというなのでしょうね!