著者は尾久彰三氏。
写真もたくさんあるし平易な文章なんだけど、とても楽しく読んだかと言うとそうでもなくて、などと思うことってよくあるよね?
でも、‘骨董’と‘民藝’の違いについて超簡単に書いてあってスッキリします。
幸田露伴の『骨董』という文章から、
‘古ければなんでも「骨董」’と断じ、
柳宗悦の著書『民藝とは何か』から、
‘不断使いにするもの、誰でも日々用いるもの、毎日の衣食住に直接必要な品々。そういうものを民藝品と呼ぶ’という一文を紹介しています。
この柳の文章で、民藝に惹かれる私のユニクロ・無印良品好きにも説明がつくというものです。なーんて
そうそう。この本のまえがきに、著者がNHK教育テレビの『知るを楽しむ』という番組で共演した樹木希林さんに言われた言葉が出てくるんだけど、面白いので引用。
樹木希林さんが、我が家を訪ねてくるなり、「先生、ガンという字はどう書くか知ってる?」と聞くのでキョトンとしていると「あのね、ガンはやまいだれに、品の山と書くでしょう」。「癌になったらどうすんのよ!!先生」と言った
それほどモノをたくさん持っているそうです。
しかし樹木希林、おそるべし。なんてうまいこと言うんだろう~
その番組見てたんだけど、番組中に言ったのかなぁ?
やっぱりがんになったら品の山を崩していかないとダメなんだわ。
写真もたくさんあるし平易な文章なんだけど、とても楽しく読んだかと言うとそうでもなくて、などと思うことってよくあるよね?
でも、‘骨董’と‘民藝’の違いについて超簡単に書いてあってスッキリします。
幸田露伴の『骨董』という文章から、
‘古ければなんでも「骨董」’と断じ、
柳宗悦の著書『民藝とは何か』から、
‘不断使いにするもの、誰でも日々用いるもの、毎日の衣食住に直接必要な品々。そういうものを民藝品と呼ぶ’という一文を紹介しています。
この柳の文章で、民藝に惹かれる私のユニクロ・無印良品好きにも説明がつくというものです。なーんて
そうそう。この本のまえがきに、著者がNHK教育テレビの『知るを楽しむ』という番組で共演した樹木希林さんに言われた言葉が出てくるんだけど、面白いので引用。
樹木希林さんが、我が家を訪ねてくるなり、「先生、ガンという字はどう書くか知ってる?」と聞くのでキョトンとしていると「あのね、ガンはやまいだれに、品の山と書くでしょう」。「癌になったらどうすんのよ!!先生」と言った
それほどモノをたくさん持っているそうです。
しかし樹木希林、おそるべし。なんてうまいこと言うんだろう~
その番組見てたんだけど、番組中に言ったのかなぁ?
やっぱりがんになったら品の山を崩していかないとダメなんだわ。
民藝の藝って芸と同じなの?
毎日必要な品々が芸術、ってことかしらね~。
癌の字のやまいだれの中身は岩の異字体だそうですよ。岩みたいに固くなるから、ということで。
品物が多すぎるからって癌になることはないと思うけど、少なくすっきりして芸術的なものに囲まれた生活をした方が、健康にはいいんだろうね。
なるほどねー、そうだわ。
つまり、ゴルぴょんさんの生活に必要なものを提供してくれるアーティスト‘嵐’も民藝なんだろうか。
広義ではそう言えると思うわ
心地よい音楽。
目には見えないものだけど、音楽や香りも暮しの中の道具あるいは芸術品だよね。
示唆に富むコメントをありがとう。