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旧盆はアンガマ

2008年08月15日 | 何でも

石垣に限らず関東以外?はお盆ですね。島では旧盆(ソーロン)の時にアンガマという八重山特有の行事があり、オイラは移住して来た頃からこれがとっても好きで以前にも確か新築祝いのお宅で拝見した時のを掲載した事があります。オイラ的には新川と言う地域に住んでいるので今回も新川青年会のアンガマを見ようと予定表を片手に探し回ったのですが、何せ石垣島と言う所は住所表記が無く、人に聞いても番地でこの辺と言う覚え方をしている人はあんまりいないので探しきれませんでした。

そんな時にアンガマの花笠をかぶった人達が宮鳥御嶽(方言名 メートゥルオン)の隣のみやとり幼稚園で準備しているのを発見!予定を聞いてみると「これから緑が丘保育所に行き、その後・・・」と詳しい情報も丁寧に教えて頂き、予定表と照らし合わせて見ると、いしゃなぎら(石垣)青年会のアンガマの人達と分かり付いて行く事にしました。直に出発、良いタイミングでした! 移動中も掛け声と(「うしゅま~い、うしゅま~い」と言っているようにオイラには聞こえるが多分違う(笑))サンシンと太鼓、手拍子の独特のリズムで練り歩きます。オイラはこの音が大好きで、多分島の人達もこの音を聞くと「あっ、アンガマが来た!」とワクワク(小さな子供は逃げる(笑))するんだと思います。

アンガマと言うのは、彼の世(グショー)からウシュマイ(おじぃの神?霊?)とンミー(おばぁの神?霊?)がファーマー(子孫。農家の人じゃないよ!)を引き連れて、個人宅(新築や生誕祝いの方等が多い)やホテルに御呼ばれ(青年会に申し込む)して、踊りや方言(しかも裏声)で家の人や見学者と面白可笑しく珍問答をすると言う行事です。質問する方も「ウシュマ~イ!ウシュマ~イ!」と裏声かつ方言で呼びかけなければいけなかったはず。とにかく面白いのです!

本当は石垣ならではの赤瓦のお宅で撮影したかったのですが、到着して見ると建物の中は園児、外には父兄や近所の人、途中で遭遇したり音を聞きつけた観光客まで集まって凄い人数で盛り上がったし、ウシュマイ達のあまりにも異様な形相に泣き出す子供が続出!島の小さなお子様達の可愛い表情が見れてかえって良かったです(画面外にも人だらけ!)。

この場で済ましてしまい失礼なのですが、最初に教えてくれたファーマーの方を始め、いしゃなぎら(石垣)青年会の皆さん、ありがとうございました <(_ _)>。 オイラも本当は墓参りに行かないといけないんだけどなぁ、何せ遠いいから! ちなみに地域によっては16日までやるし、エイサーや獅子舞をする地域もあるので石垣にいて興味のある方は八重山毎日新聞の8/12号をネットか紙面で見て下さい。予定表が載ってます。ホテルに泊まっている人はホテルに来る所もあるので受付で聞いてみてね。 

ちなみに、、アンガマと同じ様なお面が中国やインドでもあるそうで、ミルクの神様は弥勒(みろく)菩薩の事だし、シーサーは狛犬の前の段階(そのもっと前はスフィンクスであり古代オリエントのライオンと言うか神獣)の姿だし、ニライカナイはガンダーラかな?やっぱり繋がっているんですね。


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