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チョッとだけ

2012年02月10日 | 生き物

クワズイモの茎の付け根にチョッとだけアイフォンガーガエルの卵がありました。 産むのは知ってたけど、こんな場所で本当に育っていけるんでしょうか? ママガエルはちゃんと戻って来てご飯をくれるんでしょうか? こういう事からしても、この後書く疑問のヒントが隠されてる気がします。

最近夜な夜な撮影に出かけてるんですが、それでわかったのがどうもアイフィンガーのオスは樹洞で鳴いてメスを呼んでるだけじゃないと言う事です。 以前はいくつかの自分の縄張りの樹洞を持っていて、そこで鳴いてメスを読んで交尾して卵を産んでもらうんだと思ってたし、実際樹洞の入り口に座って鳴いてるのを何度も見てます。 ただそれだけでなく、樹洞等の近くではあるけど、樹洞の外でも鳴いてメスを読んでる、と言う事がハッキリ分りました。 むしろその方が多いかもしれません。 

もしかしたら縄張り争いで強いオスは樹洞を勝ち得てるけど、他の多くのオスはマイ樹洞を持ってないのかもしれません。 だけどマイ樹洞の無いオスは外で鳴いてメスとうまく結婚出来たとして、その後卵はどうやって産むんでしょうか? 結婚してからメスに抱きついたまま産める場所を探すのか?他のかえると違って交接みたいな事をしたらメスが単独で産むんでしょうか? オイラが見た事あるのは樹洞の中で抱きついてる姿しかなく、飼育下の記録では当然条件が揃ってるので水場で抱きついて産んでるので参考にはなりません。 沖縄、ましてや八重山の生き物ってちゃんと研究されて無いのでわからない事がいっぱいです。 逆に言えばチャンスでもあるんですけどね。 でも意外と身近な事でも世の中には解明されて無い事が沢山あるんですよ。

コメント
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