背中の傷が治ってないのに水晶を取りに行ったら、途中で森の小人・リュウキュウツチトリモチ(ツチトリモチ科)が頭を出していました。可愛いですね、冬ですね。甘い汁を出すのでアリンコがいっぱい集まっています。 オスメス同株で真ん中の丸い卵型のが雌花、周りを囲ってる白っぽい小さいのが雄花で、アリンコが媒介者か?と言われてますが、ハッキリとはわかりません。 石灰岩のある土壌が好きで、クロヨナやリュウキュウガキ以外にも、色々な植物に寄生するそうです。
リュウキュウは沖縄以南(他のツチトリモチの仲間は秋田・岩手以南)に生えると言う事なので内地の方で見た事ある人は少ないでしょうね。 特にこの時期の物なので余計でしょう。 ところで師匠も良く言ってますが、オイラ達がもっと見たい(探してる)のがキイレツチトリモチです。名前の通り色が黄色っぽく、雌花である卵の部分がもうチョッと細長くて雄花がもっと大きいそうです。花びらもリュウキュウが4枚に対して3枚、時期も一ヶ月ほど早いとの事。いずれも絶滅危惧種なので、見かけた方は写真以外は取らないでね! 他の内地のツチトリモチの仲間も全部絶滅危惧種ですよ!
近々、この日の本来の目的である、水晶探しの話を書きますね!